都心臨海部以外で初となる横浜市・創造界隈拠点。文化芸術と循環の融合

神奈川県・横浜市において循環都市移行プラットフォーム「Circular Yokohama」を運営するアーティクル株式会社(東京都港区、代表取締役:加藤佑、有福英幸、筧 大日朗)とクリエイター向けコワーキングスペース「PILE」を運営する合同会社Route Design(長野県富士見町、代表:津田賀央)は、両社の協働組織体「Creative Circular Ctiy Collective(クリエイティブ・サーキュラーシティ・コレクティブ)」として横浜市、相模鉄道株式会社、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメントと連携し、8月24日(月)より新たに循環文化創造拠点「Sta.R(ステーション・アール)」をオープンしますので、お知らせいたします。
循環文化創造拠点「Sta.R(ステーション・アール)」とは?
Sta.R(ステーション・アール)は、横浜市・保土ケ谷区にある相鉄本線「星川」駅構内に誕生する、Creativity(創造)、Circularity(循環)、Culture(文化)を コンセプトとする循環文化創造拠点です。同拠点は横浜市が創造都市(クリエイティブ・シティ)政策の一環として展開する創造界隈拠点の一つに位置付けられ、都心臨海部以外では初の拠点となります。
拠点開設の背景
気候危機や生物多様性の喪失、資源制約をめぐる紛争などの様々な環境・社会課題が顕在化するなか、人口約370万人を抱える大消費地・横浜は、産業や技術革新を超えて文化レベルからより持続可能なライフスタイルに根差した循環都市(サーキュラーシティ)への移行が求められています。一方で、これらの複雑に絡まりあう課題に対処し、より持続可能な都市の未来を実現するうえで、市民一人ひとりが持つ創造性(クリエイティビティ)や地域のつながり、人々に新たな視点をもたらす芸術は、変革に向けた大きな原動力となります。そこで、Creative Circular City Collectiveでは、創造都市と循環都市の交差点となる「創造循環都市」をビジョンに掲げ、横浜のまちに関わる一人ひとりが自らの創造性を活かして優しさとワクワクをめぐらせることで、どんな人も資源も大切にされる文化をつくりたいと考え、そのコンセプトを体現する拠点として「Sta.R」の開設にいたりました。
「Sta.R(ステーション・アール)」という名前には、循環の象徴となる「R(Respect・Repair・Remake・Recylce など)」を通じて駅の価値を「利便性(Convenience)」の高い通過点から「にぎわい(Conviviality)」のある目的地へと再定義し、星川の「星(Star)」のように市民の一人ひとりが持つ創造力に光を照らす場所をつくりたいという想いが込められています。
Sta.R が提供する3つの機能
Sta.Rでは、地域の廃材や循環型素材を集めた「Material Library(マテリアルライブラリー)」、 循環をテーマとする芸術作品を鑑賞・発表できるギャラリー「Я gallery(アールギャラリー)」、地域の循環グッズやアイテム、作品が並ぶショップ「Re:store(リストア)」の3つを常設します。また、今後は循環やサステナビリティ、文化芸術、デザイン、創造性などをテーマとするトークイベントやスクールプログラム、廃材のアップサイクルやリペアなどを楽しめるワークショップ、芸術祭などを実施していきます。

Material Library(マテリアルライブラリー)
Material Library(マテリアル・ライブラリー)は、地域から出た廃材やバイオ由来・再生材などの循環型素材を集めた素材の図書館です。アップサイクルや工作、自由研究などに活用いただけるユニークな素材を集めています。ごみと資源の境目が曖昧になり、思わず創作意欲を掻き立てられる素材との出会いを通じ、地域の中に新たな資源とワクワクの循環を生み出します。
Я gallery(アールギャラリー)
Я galleryは、Material libraryが掲げるReuse、Remake、Recycle、Respect、Regenerateといった、循環を生み出す“R”の実践に対し、Rethink、Research、Respond、React、Revealなど、「物事を捉え直す」ための視点を提示するギャラリーです。逆さまの“R”である「Я」には、既存の価値観や社会の仕組み、素材との関係性をあらためて見つめ直し、新たな可能性を発見するという意味を込めています。循環型社会を実現するためには、実際に資源を循環させると同時に、その前提となる考え方や価値観を問い直すことも必要です。Я galleryでは、アートやデザイン、リサーチを通じて既存の概念を批評的に捉え、社会に新たな視点や対話を生み出す企画を展開していきます。
Re:store(リストア)
横浜市内を中心に、様々な地域で作られた循環型のグッズやアップサイクルプロダクト、作品などが並びます。循環型のライフスタイルを楽しく日常に取り入れていただける創造的なアイテムをご用意しています。
Sta.R 拠点概要
・拠点名:Sta.R(ステーション・アール)
・開設日:2026年8月24日(月)
・開館時間:平日:11:00-20:00、土日:10:00-19:00
・定休日:祝日・毎週火曜日、年末年始(開館時間・定休日はイベントや展示スケジュールなどにより変動する可能性があります。お越しになる際は必ず事前に公式サイトをご確認ください)
・住所:神奈川県横浜市保土ケ谷区星川1-1-1 星天qlayBゾーン 2階 qlaytion gallery向かい
・アクセス:相鉄本線「星川駅」直結(改札口から徒歩約1分)
・運営団体:Creativty Circular City Collective(アーティクル株式会社・合同会社Route Design)
・公式サイト:https://stationr.yokohama
・公式 Instagram:https://www.instagram.com/station_r_hoshikawa/
・連携:横浜市、相模鉄道株式会社、株式会社相鉄アーバンクリエイツ、株式会社相鉄ビルマネジメント
Sta.R の空間
循環・文化・創造をテーマとする「Sta.R」の空間は、横浜市内外の様々なコラボレーションパートナーの皆様との協力により実現しました。空間や什器の設計・施工にあたっては、地域内外から集まった廃材やデッドストック品、DIYなどを組み合わせることで、できる限り環境負荷を低減しながら循環性を高めた空間づくりに取り組んでいます。
設計:オンデザインパートナーズ(横浜市中区)
施工:株式会社フクザワ(横浜市旭区)
什器・空間デザイン:松田 裕多(クリエイティブ・ディレクター)
サーキュラー・コラボレーション・パートナー:
・横浜市:体育館床材アップサイクル「REYO」ほか
・株式会社清水商工(横浜市都筑区):消防ホースのアップサイクルカーテン
・株式会社湘南貿易(横浜市西区):ペットボトルキャップのアップサイクル什器
・武松商事株式会社(横浜市中区):リユース什器
・一般社団法人似て非works(横浜市中区):モノやバのアップサイクルアート
・Well99株式会社(横浜市港北区):手すり・木材のリユース
・自続可能な諏訪資源循環研究会(長野県諏訪市):リユースガラス(アールギャラリー)
・ELAB/株式会社fog(東京都台東区):リユース什器
・ニッコー株式会社(石川県白山市):デットストックタイル
・株式会社グリーンフラッグ(兵庫県西宮市):廃棄繊維を原料とした再生繊維フェルトボード
Sta.R 開設にあたってのコメント
アーティクル株式会社 代表取締役・加藤佑
「このたび、横浜市、相模鉄道をはじめとする多くの皆様に支えられ、天王町『PILE』を拠点に横浜の新しいクリエイティブ・シーンを創造している Route Design の皆様とともに『Sta.R』を開設できたことをとても嬉しく思っております。どんな資源も人も大切にされる循環型社会を実現する上では、物事の見方を変え、すでにあるもので何とか現実をよりよい方向へと変えていく一人ひとりの創造力、多様な人々が交わり、お互いの価値を再発見できるようなつながりが生まれる場所、そしてそれらの価値が経済合理性を超えて広がっていく文化の力が重要だと感じ、これまで活動してきました。その意味で、創造・循環・文化をコンセプトとするSta.Rは、まさに私たちが実現したい未来を具現化する場所であります。これから、芸術やアップサイクルなどを通じて人と人、人と自然、今と未来とがつながり、優しさやワクワクが循環していく場や地域、都市を地域内外の皆様と共に創り上げていけることを心より楽しみにしています」
Route Design合同会社 代表・津田賀央
「星天qlay・天王町駅側でクリエイター向けコワーキングスペース「PILE」を立ち上げたのが2023年。オープン以降、横浜を中心とするアーティストやクリエイターが集い、日々試行錯誤を重ねるなかで、数多くの創造的なプロジェクトやコミュニティが育まれてきました。
そして今回、隣の星川駅において、Artiqlの皆様とともに、創造力を刺激する素材やプロダクトと出会える「Material library」、そして作品やアイデアを発信する「Я gallery」を備えた新たな施設「Sta.R」を実現できたことは、二つの駅をつなぐ線に、新たな創造の流れという新しい意味を添えることができたと感じています。
PILE、そしてSta.Rが、クリエイターにとって新たな表現や出会いのきっかけとなるだけでなく、市民の皆様にとっても、素材やプロダクト、アートとの出会いを通じて、日々の暮らしに新しい視点や発見をもたらす「創造の発着点」のような場へと育っていくことを目指していきたいと思います」
株式会社オンデザインパートナーズ 代表・西田司氏
「横浜の海側と内陸部をつなぐ相鉄線沿線「星天qlay」にできるSta.Rは、これからの循環型社会を考える拠点。ステーションと名付けられたこの場所は、交流も、学びも、展示も、制作も、出会いも包含し、実装・実験する複合型施設だ。社会の循環を紐解き、横浜の海と郊外を結び、新しいクリエーションを創発するクロスポイント、Sta.Rのこれからを共につくっていきたい」
オープン記念イベントのお知らせ
Sta.R では、8月24日(月)の拠点オープン以降、複数回にわたって記念イベントを開催します。ぜひお越しください。
8月29日(土)11:00-16:00:Sta.R オープン記念・什器づくりワークショップ
Sta.R のオープンを記念して、地域や市民の皆様と一緒に廃材を活用して拠点の什器をつくるアップサイクル・ワークショップを開催します。
※8月10日以降、イベント申込ページをPeatixにて公開予定です。
9月1日(火)15:00-21:00:Sta.R オープン記念・トークイベント
Sta.R のオープンを記念して、新拠点のご紹介および、本拠点の開設に関わって下さった皆様への感謝を込めたトークイベントを開催します。
※8月10日以降、イベント申込ページをPeatixにて公開予定です。
9月19日(土):Sta.R Fes & Я gallery 1st Exhibition
9月19日には、”Sta.R Fes”と題し、Sta.Rで取り扱うプロダクトや循環素材を作り手と共に解説していくイベント&ワークショップのほか、Я Gallery 初となるアーティスト作品の展覧会を開催します。
Я gallery 1st Exhibition “circle to circle” by Mikiko Kamada
⼤阪・関⻄万博ではシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」での展示も成功させたMikiko Kamadaが、GREEN EXPOを来年に控える中で展開する、物質循環のプロセスを表現した作品展”circle to circle”。EXPO to EXPO(大阪→横浜)の中継点となる2026年にオープンするЯ galleryの記念すべき初展示を飾ります。
– ARTIST PROFILE –
Mikiko Kamada
アーティスト・プランツディレクター・博⼠(農学)
ロッカクケイLLC.代表
Official:https://mikikokamada.com/
Instagram:https://www.instagram.com/mikiko_kamada/

千葉⼤学⼤学院園芸学研究科博⼠課程修了。⽣命科学系のバックグラウンドからメーカー
開発職を経て、アカデミックな側⾯を⽣かしプランツディレクターとしての活動を開始。
2015年に室内緑化ツールとして、多⾁植物の魅⼒を再現したクッション【Tanicushion.】
とクッションで祝い花を表現した【Iwai-bana】を発表。現在は「植物とヒトの関係性」の
再構築、都市における⼟と植物の重要性を研究しながら、ネイチャーポジティブな都市環
境の構築を⽬指し活動している。
同時に検証の⼀環でもある表現活動を継続的に⾏っている。2019年に開催されたアートフ
ェア「GRADATION 代官⼭」ではオフィスを植物による植物のための空間とした展
⽰”officce utopia”が⼤きな話題となった。2020年には初個展”(in)visible forest”を銀座のギャラリーArt for Thoughtにて開催。⽬に⾒えない⽣命たちを可視化する試みを実現した。
2021年にはTRUNK( HOTEL)で、参加者に地球の循環のルールや循環に対する意識をイ
ンストールするための、参加型展⽰「flower compost展」を開催。また、六本⽊ANB
Tokyoにて開催された「END展 死Å~テクノロジーÅ~未来=?」にてTIMELESS⇄flower
compostを展⽰。この作品は花が微⽣物によって分解されていく循環のステップを可視化
する作品とともに、前向きな変化を続ける⽣命体である鑑賞者が必ず写り込んでしまうよ
うに設計された空間作品である。
2025年に開催された⼤阪・関⻄万博ではシグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」で
は地球上の⽣命(いのち)同⼠のつながりや物質循環のプロセスを表現した“無限メタモル
フォーゼ”を展⽰し、多くの来場者から好評を得た。
Creative Circular City Collective とは?
Creative Circular City Collective(クリエイティブ・サーキュラーシティ・コレクティブ)は、アーティクル株式会社とRoute Design合同会社による協働体。横浜市の連携事業者として、都心臨海部以外における初の創造界隈拠点となる「Sta.R(ステーション・アール)」を運営。
アーティクル株式会社について
アーティクル株式会社(Artiql Inc.)は、メディア事業( IDEAS FOR GOOD、Circular Ecnomy Hub、Zenbird など )、未来デザイン事業( Futures Design Lab )、プレイス事業( Sta.R の運営)の3事業を展開する未来デザインカンパニー(B Corp)。日本全国および世界中のパートナーの皆様と連携しながら、サステナビリティ・ソーシャルイノベーション領域における情報発信・デザイン・共創プログラムを展開。横浜では、2020年より循環都市移行メディア・プラットフォーム「Circular Yokohama」を展開。2025年に横浜市・第31回横浜環境活動賞・企業の部「大賞」受賞。2026年に神奈川県「第2回 かながわ脱炭素大賞」を受賞。横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs” Superior 取得。
会社概要
商号:アーティクル株式会社(Artiql Inc.)
本店所在地:東京都港区元赤坂1-7-18 元赤坂イースト3階 302号室
代表取締役:加藤 佑/有福 英幸/筧 大日朗
公式URL:https://artiql.jp
Route Design合同会社について
長野県 八ヶ岳エリア/神奈川県 横浜の二拠点で活動するプロジェクト・デザインチーム。「これまでの慣習や常識に囚われない、“別のルート”を描き示す」ことを社会的存在意義と位置づけ、地域から都市、個人から企業まで、それぞれが抱える様々な課題と向き合い、解決の道標となるようなビジョン策定からサービス開発・クリエイティブデザインまでを
総合的に手掛ける。
コワーキングスペース「富士見 森のオフィス」(長野県富士見町)、「PILE -a collaborative studio- 」(神奈川県横浜市)の運営を通じて集まるスキルある人々とチームを組みながら、様々なプロジェクトを創造。クライアントワークだけでなく、働き方や健康、環境問題など、未来のために必要とされる様々なテーマに対して行動を起こすプロジェクトを多数実践している。
公式URL:https://routedesign.net/
PILE -a collaborative studio- URL:https://pile.yokohama/
会社概要
社名:Route Design合同会社(Route Design Limited Company)
代表:津田 賀央
所在地:長野県諏訪郡富士見町富士見3785-3 富士見 森のオフィス
本リリースに関するお問い合わせ
mail: contact-hub@stationr.yokohama
