日本橋本町三井ビルディング &forest 現代美術作家・平子雄一氏の大型立体作品を初の常設展示

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日本橋本町三井ビルディング &forest 現代美術作家・平子雄一氏の大型立体作品を初の常設展示のメイン画像

三井不動産グループ保有林の木材を使用した新作3点を展示

本リリースのポイント

●国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビル「日本橋本町三井ビルディング &forest」に、現代美術作家・平子雄一氏による新作3点を常設展示。高さ約3.5mの大型立体作品の常設展示は初の取り組み。

●作品の一部に、本物件の構造材や内装・仕上げ材にも活用されている三井不動産グループ保有林の木材を使用。

●建設中の仮囲いから、制作過程の公開、竣工後の常設まで、アートが街の一部になっていく過程を継続的に発信。

 三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「当社」)は、2027年1月6日に竣工を予定している「日本橋本町三井ビルディング &forest」(東京都中央区、以下「本物件」)のエントランスホールに、現代美術作家・平子雄一氏によるアート作品を常設展示することを決定しましたので、お知らせいたします。

 平子氏は植物や自然と人間の共存、その関係性の中に生じる曖昧さや疑問をテーマに、絵画、彫刻、インスタレーションなど多様な手法で作品を発表しているアーティストです。人間社会と自然の関係を問い続ける平子氏の作品と、木を主要な構造材として都市に取り入れる本物件の考え方が共鳴し、平子氏の大型立体作品として初の常設展示に至りました。

 本物件では三井不動産グループ保有林を含む1,100㎥超の国産木材を構造材に使用しており、国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルとなります。また、三井不動産グループの新たな木造建築ブランド「&forest」におけるオフィスビル第1号物件として開発を進めています。今回の平子氏の作品にも三井不動産グループ保有林の木材を使用しており、建築とアートが一体となった象徴的なエントランス空間を創出します。

 さらに、工事中の仮囲いでの作品掲出から、東京ミッドタウン日比谷での制作中作品の展示、竣工後の常設展示まで、継続的なアートの取り組みを展開します。作品が建物や街の一部となっていく過程を発信することで、日本橋の文化的な魅力向上を目指します。

「日本橋本町三井ビルディング &forest」外観イメージ
「日本橋本町三井ビルディング &forest」アートイメージ ※本パースはイメージであり、作品の設置位置、色彩等を正確に表現したものではなく、実際の作品および設置状況とは異なります。

■高さ約3.5mの立体作品を含む、本物件のための新作3点を常設展示

 今回設置するのは、高さ約3.5mに及ぶ立体作品を含む、本物件のために制作される新作3点です。作品には木を素材として用い、その一部には、本物件にも使用している三井不動産グループ保有林の木材を提供します。建物と作品が同じ木材を介してつながります。

 これらの作品は、「森の入り口」をコンセプトとするエントランスホールに設置します。スケール感のある作品と、木の温もりを感じる建築空間が呼応することで、それぞれの魅力を高め合い、本物件を象徴する空間を創出します。

■工事中の仮囲いから、東京ミッドタウン日比谷での展覧会、竣工後のエントランスへ

 本物件では、建設工事中の2026年4月より、工事用仮囲いを活用し、平子氏による作品「イケガキ」を掲出しました。「イケガキ」は、木造建築が完成へと向かう過程を街の人々と共有し、竣工後の建物がもたらす木の温もりや心地よさを先行して感じていただくことを意図した作品です。工事用仮囲いをアート表現の場として活用することで、木造建築への期待感を高めるとともに、工事期間中の街の賑わい創出につなげてまいりました。

 また、東京ミッドタウン日比谷では、2026年9月5日(土)から10月18日(日)まで、新たなイベント発信拠点「東京ミッドタウン日比谷 ホール」のこけら落とし第一弾として、現代美術作家・平子雄一氏による展覧会「HUMAN AND NATURE」を開催いたします。初公開となる新シリーズを含む絵画や立体作品など約300点を通じて、自然と都市、あるいは管理と共生の境界にあるものを表現する大規模な展覧会であり、日本橋本町三井ビルディング &forestへの常設に向けて制作を進めている作品も、そのプロセスがご覧いただけるよう一部展示します。

 仮囲いでの作品掲出から、展覧会での紹介、竣工後の常設展示へと一連の取り組みを展開することで、作品が生まれ、建物や街の一部となっていく過程も発信してまいります。

■ アーティストプロフィール

平子 雄一(ひらこ・ゆういち)

1982 年岡山生まれ、東京を拠点に活動。

2006 年にイギリスのウィンブルドン・カレッジ・オブ・アートの絵画専攻を卒業する。植物や自然と人間の共存について、また、その関係性の中で浮上する曖昧さや疑問をテーマに制作を行う。観葉植物や街路樹、公園に植えられた植物など、人によってコントロールされた植物を「自然」と定義することへの違和感をきっかけに、現代社会における自然と人間との境界線を、作品制作を通して追求している。ペインティングを中心に、ドローイングや彫刻、インスタレーション、サウンドパフォーマンスなど、表現手法は多岐にわたる。韓国、台湾、イギリス、アメリカなど、国外でも精力的に作品を発表している。

<コメント>

「あなたにとっての自然とは?」——本作品は、そんな問いから思考をスタートさせる装置です。単なる空間の装飾ではなく、100年先を見据えた都市と自然の新たな共生に、可能性を広げるアクセントとして存在します。人々よりも大きなモチーフを配置することにより自然の持つ力強さを象徴的に表現しています。見上げるような立体作品は、木トラスで構成された天井造形と対比し、空間に心地よい緊張感を与えます。植物が長い時間をかけて豊かな森を形成するように、この場所で生まれる文化やビジネスが種子となり、次の世代へ記憶と未来を繋いでいく。そのような願いを込めて、来訪者を迎えます。

■ 三井不動産の日本橋におけるアートの取り組みについて

 江戸時代の日本橋は五街道の起点として全国の人・もの・ことが行き交い、新たな文化や産業を生み出したイノベーティブな街でした。そのような中心性のある街で、三井不動産は「日本橋再生計画」(※1)に基づき、日本橋が今後も未来に向けた新たな価値を世界へと発信する起点となる街を目指した街づくりに取り組んでいます。都市の創造性を育む文化・芸術の力は、これを実現するための重要な基盤であると考え、パブリックアートの設置をはじめ、様々な日本橋ならではのアートプログラムを実施しています。アートの取り組みを通して、社会の持続可能性への貢献や日本橋に「働く・住まう・楽しむ・訪れる」人々への感動体験を創出することで、長期的に日本橋エリアの価値を高めてまいります。

 本物件における平子氏の作品の常設も、こうした街づくりの一環として、日本橋で働く人や訪れる人が日常的に文化・芸術に触れられる機会を創出し、街のさらなる魅力向上につなげてまいります。

(※1) 「日本橋再生計画」プレスリリース:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2019/0829_02/

■木造賃貸オフィスビル「日本橋本町三井ビルディング &forest」について

 2027年1月に竣工予定の「日本橋本町三井ビルディング &forest」は、地上18階・高さ約84メートル・延べ床面積28,000㎡の国内最大・最高層の木造賃貸オフィスビルです。木造と鉄骨造を組み合わせたハイブリッド構造を採用し、構造材としてグループ保有林約100㎥を含む約1,100㎥の国産木材を使用しています。一般的な鉄骨造オフィスビルと比較して、躯体部分における建設時のCO₂排出量を約30%削減する効果を想定しています。また、内装や仕上げにも木材を積極的に取り入れることで、木ならではのやすらぎとぬくもりを五感で感じられる空間を創出し、木造オフィスだからこそ実現できる「行きたくなるオフィス」を目指しています。

参考:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2024/0111_01/

■現代美術作家・平子雄一氏による展覧会「HUMAN AND NATURE」 開催概要

【タイトル】「HUMAN AND NATURE」

【会期】2026年9月5日(土)~10月18日(日) ※会期中、休館日なし

【会場】東京ミッドタウン日比谷 ホール 6階

【入場料】オンライン券一般:2,000円/大学生・専門学生1,500円/中高生1,000円/小学生以下無料

【主催】三井不動産株式会社

【監修・企画】秋元雄史、Yuichi Hirako Studio

【連携】ARTE(東京国際文化芸術祭)パートナープログラム

【公式サイト】https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/humanandnature.yuichihirako/

■三井不動産グループのサステナビリティについて

 三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。

 2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1. 産業競争力への貢献」、「2. 環境との共生」、「3. 健やか・活力」、「4. 安全・安心」、「5. ダイバーシティ&インクルージョン」、「6. コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。

【参考】

・「グループ長期経営方針」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/

・「グループマテリアリティ」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/

・「& EARTH for Nature」 https://www.mitsuifudosan.co.jp/business/development/earth/for-nature/

 また、2025年4月に、街づくりにおける環境との共生宣言「& EARTH for Nature」を策定し、「環境」を自然と人・地域が一体となったものと捉え、豊かな「環境」を広げ、未来の世代へつなぐ街づくりを推進しています。 本宣言における重点課題として、「緑を守り育む」「水の魅力を生かす」「生態系を豊かにする」「地域の想いをつなぐ」「自然資源を循環させる」の5つを定めています。本リリースの取り組みは、「& EARTH for Nature」における重点課題の3つに貢献しています。