木曜日, 9月 29, 2022
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カタールのシンボル、イスラム美術館今秋リニューアル オープン

新収蔵品や初公開作品を含む1,000点以上の美術品を展示、アクセシビリティの向上とラーニングプログラムの充実 一2022年10月5日より一般公開一

 

カタールのシンボル、イスラム美術館今秋リニューアル オープンのサブ画像1

カタール博物館(Qatar Museums:カタール ドーハ市)は、この度、イスラム美術館(Museum of Islamic Art: MIA)の施設改良、常設展示室の一新と再展示が完了し、今年10月5日に一般公開を再開することを発表しました。世界有数のイスラム芸術の殿堂であるMIAは、2022年FIFAワールドカップ・カタールの開催に合わせてリニューアルオープンします。常設展示室では、既存作品に加え、新たに収集された作品を含む1,000点以上の展示品が公開されます。

リニューアルオープン後間もなく、企画展『Baghdad: Eye’s Delight』(2022年10月26日~2023年2月25日)を開催します。この企画展は、アッバース朝(750-1258年)の首都であったバグダッドの伝統的遺産、また20世紀以降再び芸術、文化、商業の中心地として栄えた同都市の後世に残すべき遺産を紹介します。

今回のMIAのリニューアルオープンは、カタールの多様な文化活動を監修、促進、奨励し、カタールのクリエイティブ産業と国内外のオーディエンスを結び付ける、国家的な文化活動プロジェクト「カタール・クリエイツ(Qatar Creates)」の一環です。

2008年に開館したMIAは、世界的に名高いプリツカー賞受賞の建築家I.M.ペイ氏が設計し、カタール博物館議長 シェイカ・アル=マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・ハリーファ・アル=サーニー(Sheikha Al Mayassa bint Hamad bin Khalifa Al Thani) のリーダーシップの下にオープンした最初の施設です。ペイ氏の選定によりドーハのコーニッシュの埋立て人工島に建てられた同美術館は、イスラム芸術の道標であると同時に、過去と現在、東洋と西洋をつなぐ、国際的な対話と交流の場でもあります。

一新したコレクション ギャラリーでは、わかりやすいガイドツアーや、展示作品の説明資料の他、家族連れや若年層の来館者のアクセシビリティ向上のため、新たにモバイル機器や子ども向けの資料を導入します。各ギャラリーは、歴史的・文化的テーマ、時代、地域ごとに構成され、伝統的なイスラム工芸を展示します。また新たに「東南アジアのイスラム」に関するスペースを設け、イスラム世界とそれ以外の世界の商品取引や思想の交流に関する展示を通じて、異文化のつながりに焦点を当てています。

シェイカ・アル=マヤッサ・アル=サーニーは、次のように述べています。「イスラム美術館の開館はカタールにとって変革の瞬間であり、新しい世界的な文化の発信地としてのカタールの存在感を示すとともに、この地域に大規模な博物館や美術館、文化施設の設立への道を拓くものでした。カタールの国民に当美術館を再発見してもらう機会を創出できたことを大変嬉しく感じていると同時に、ワールドカップの観戦にいらっしゃる旅行者の皆様にも、私たちの伝統と文化を表現するこの美術館を体験していただきたいと思います。」

MIA館長のジュリア・ゴンネッラ(Julia Gonnella)博士は、次のように述べています。「この素晴らしい施設を次の章へと導いていけることを光栄に思います。今回の大規模な改装により、今後来館される皆様により有意義な体験を提供できるとともに、他に類を見ない卓越したコレクションを通じて、イスラム世界の豊かで遠大な歴史を感じていただくことができるでしょう。」

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イスラム美術館(MIA: Museum of Islamic Art)について

2008年に設立されたイスラム美術館は、カタール博物館による最初のプロジェクトの1つです。中国系米国人の著名な建築家I.M.ペイ氏が設計し、ドーハ コーニッシュのウォーターフロントを一望できる場所に建つMIAは、世界的に高く評価されている美術館です。同美術館では、カタールが保有する約1,400年にわたるイスラム美術のコレクションが展示されています。7世紀から20世紀までのイスラム芸術のあらゆる分野を代表するMIAコレクションには、さまざまな手稿や陶磁器、金属、ガラス、象牙、織物、木材、宝石などが含まれています。これらの作品は中東諸国は元より、はるかスペイン、中国など、3つの大陸から収集したものです。イスラム世界の遺産を紹介する展示を随時開催しているほか、学校の生徒や家族向けの教育活動も充実させており、地域社会になくてはならない美術館としての役割を果たしています。毎年数十万人の来場者を迎えるMIAは中東のみならず国際的にも高い人気を誇る美術館で、2017年からジュリア・ゴンネッラ博士が館長を務めています。

カタール博物館(Qatar Museums: QM)について

カタール博物館はカタールの芸術文化機関として、博物館、遺跡、フェスティバル、パブリックアート設営や各種プログラムといったネットワークを通じて、刺激的で本物ならではの文化体験を提供しています。また国内の文化財や史跡の保存、復元、拡大を行い、カタールおよびMENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域の文化を世界と共有し、市民、住民、観光客の豊かなライフスタイルづくりを支援しています。

カタール首長シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アル=サーニー(Sheikh Tamim bin Hamad Al Thani)殿下の後援、また議長であるシェイカ・アル=マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー閣下主導の下、カタールは中東およびさらに幅広い地域の芸術、文化、教育の活気あふれる中心地となっています。カタール博物館は、革新的で多様性に満ちた進歩的な国の発展に寄与し、人と人とをつないで新たな考えを生み出すとともに重要な文化的会話を促し、環境に対する責任と持続可能な行動の周知と奨励に努め、カタールの人々の声を増大させるという目標になくてはならない存在となっています。

2005年の創立以来、カタール博物館はイスラム美術館(MIA)とMIA Park、マトハフ:アラブ近代美術館、カタール国立博物館(National Museum of Qatar: NMOQ)、3-2-1カタール オリンピック・アンド・スポーツ博物館、カタール博物館ギャラリー・アル・リワク、カタール博物館ギャラリー・カタラ、またタスウィア・カタール・フォトフェスティバルといった博物館・美術館およびフェスティバルの開発を監督しています。今後のプロジェクトには、Daduこどものための美術館(Dadu Children's Museum of Qatar)、アート・ミル美術館、カタール自動車博物館、ルサイル美術館などが控えています。カタールは、世界最大規模の野心的な数々のパブリックアート プログラムも行っています。カタール博物館は考古学部門を通じて、カタールの史跡や建造物の保存と修復のためのさまざまな取り組みを先頭に立って推進しています。また、カタール博物館は芸術的な才能を育成し、堅固で持続可能な文化的基盤を構築する機会を生み出すクリエイティブ ハブの設立・支援も行っています。 これにはファイヤー・ステーション・アーティスト・イン・レジデンス、M7(ファッション・デザイン支援センター)、リワン・デザイン スタジオ・ラボなどがあります。 詳細は https://qm.org.qaをご覧ください。

Years of Culture(文化年)について

文化は、人と人との関係をより緊密にし、対話を促し、国家間の理解を深めるための最も効果的な手段の1つです。 議長のシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アール=サーニー閣下のリーダーシップの下、カタール博物館(QM)は年間プログラム「Years of Culture」を立ち上げました。国と国および人と人との理解を深める国際文化交流の場となる「Years of Culture」の公式期間は1年間ですが、この期間を通じて形成された友情の絆は長期にわたり続いていきます。

今年で晴れて10周年を迎える「2022 Year of Culture」は、MENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域が対象となり、「Qatar-MENASA Year of Culture 2022」に参加する国およびコミュニティは以下のとおりです ― アフガニスタン、アルジェリア、バングラデシュ、バーレーン、ブータン、エジプト、インド、イラク、イラン、ヨルダン、クウェート、リビア、モルディブ、モロッコ、ネパール、オマーン、パキスタン、パレスチナ、サウジアラビア、スーダン、スリランカ、スリランカ、チュニジア、UAE(アラブ首長国連邦)、イエメン。

Qatar-MENASA Year of Culture 2022は、ドーハに大使館を置く参加各国の支援とともに、ドーハ映画協会、エデュケーション・アバブ・オール財団 (EAA)、カタラ文化村、商工省、文化省、外務省、カタール・チャリティ、カタールサッカー協会、カタール財団、カタール博物館、カタール国立図書館、カタール観光局、カタール・オリンピック委員会、伝送と遺産の最高委員会をはじめとするカタール国内トップの企業や組織の協力をもとに構築されましたています。また、カタール航空の後援を受けています。

これまでの「Years of Culture」は以下のとおりです ― Qatar-Japan 2012、Qatar-UK 2013、Qatar-Brazil 2014、Qatar-Turkey 2015、Qatar-China 2016、Qatar-Germany 2017、Qatar-Russia 2018、Qatar-India 2019、Qatar-France 2020、and Qatar-USA 2021。

「カタール・クリエイツ(Qatar Creates)」について

カタール・クリエイツは、カタール国内の文化活動を監修、奨励、促進するプロジェクトです。カタールの博物館・美術館、映画、ファッション、ホスピタリティ、文化遺産、舞台芸術、民間部門のパートナーとの協力を基盤に、Qatar Createsはプラットフォームとしてカタールのクリエイティブ産業の声を広く届け、観客とイベントを直接結び付けます。

Image Credit: Museum of Islamic Art, reflected in the waters of the Arabian Gulf. Courtesy of the Museum of Islamic Art.

カタール博物館 (Qatar Museums)
Twitter: @Qatar_Museums | Instagram: @Qatar_Museums | Facebook: @QatarMuseums

 

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