スペイン出身のデザイナー2名が、長崎県波佐見町に滞在。波佐見焼産地の職人や事業者との共創を通じ、「SUKI」オリジナル商品第2弾を開発予定。
株式会社丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩)は、海外の人々が「好き」と感じる日本の魅力を発掘・発信する新規事業「SUKI」を展開しています。
2026年5月、丸井グループは、長崎県波佐見町と包括連携協定を締結し、地域文化の魅力発信を通じた観光振興および地域産業の活性化に取り組んでいます。このたび2026年9月よりその具体的な取り組みとして、スペイン・カタルーニャを拠点とするデザイン振興協会「ADI-FAD」、波佐見町、地元の窯業関係者「西海陶器株式会社」ほか、そして「SUKI」が連携し、地域とデザイナーをつなぐ“クリエイティブ・レジデンシー”プログラムを開始します。

■“クリエイティブ・レジデンシー”プログラムとは
「SUKI」は、日本各地の伝統工芸や地域文化を未来につなぎ、その魅力を世界へ届ける取り組みの一環として、本プログラムを実施します。
「ADI-FAD」から選抜された2名のデザイナーが約2カ月間波佐見町に滞在し、地域での生活やリサーチを通じて波佐見焼産地への理解を深めながら、職人や事業者との対話と共創による商品開発に取り組みます。
開発された作品は、「SUKI」オリジナル商品の第2弾としての展開を予定しており、異なる文化や感性が出会うことで生まれる新たなものづくりを通じて、波佐見焼の新たな魅力を国内外へ発信していきます。
“クリエイティブ・レジデンシー”プログラム概要
開催日:2026年9月1日(火)〜10月31日(土)
開催場所:長崎県波佐見町
「ADI-FAD」について
「ADI-FAD(Asociació de Disseny Industrial)」は、スペイン・カタルーニャ州バルセロナを拠点とする産業デザイン分野のデザイン振興協会です。
1960年の設立以来、デザインの普及・振興を目的に活動しており、スペインを代表するデザイン賞「Delta Awards(デルタ賞)」の運営や展覧会、国際交流プログラムなどを通じて、デザイン文化の発展に貢献しています。
https://www.fad.cat/adi-fad/en


デザイナー紹介

ルイス・デルガド・アロヨ
バルセロナを拠点とするプロダクトデザイナー兼エンジニア。セラミックや家具、照明を手がけ、概念から生産までを支える。ミラノデザインウィーク2026で発表した「Estel」のように、廃材の不完全さを味として活かす制作が特徴。特に素材を通じた光の表情変化に魅了されている。現在は照明ブランド「Vibia」のプロダクトエンジニアとして新製品開発に従事。

ヌリア・カラスカル・コルベラ
バルセロナを拠点に活動する陶芸家・デザイナー。磁器を中心に、都市環境や日常の品から着想を得て素材と光、体験の関係を探求する。粘土の可能性に導かれる実験的なアプローチを取り、Disseny Hub Barcelonaなどの企画展に参加。デザイナー活動の傍ら、陶芸工房の管理や技術者として働き、教育活動やワークショップの運営にも携わる。
波佐見町について
長崎県中央部に位置し、約400年の歴史を持つ「波佐見焼」の産地として名高い町。分業制による高い生産力を誇り、手頃で機能美にあふれた日用の器づくりで、全国から注目を集めています。
https://www.town.hasami.lg.jp/


西海陶器株式会社について
長崎県波佐見町を拠点とする陶磁器商社。波佐見焼の技術や伝統を活かし、テーブルウェアブランド「Common」(デザイナー:角田陽太)をはじめ現代のライフスタイルに寄り添うテーブルウェアを企画・開発し、国内外へ広く発信しています。


■「SUKI」がめざすこと

「SUKI」は、“アイコニックな職人ブランドを創る”をビジョンに掲げる文化エージェンシーです。
日本各地に受け継がれる工芸や地域文化には、世界に誇るべき技術や物語が存在する一方で、その価値が十分に海外へ届いていない地域も少なくありません。
この課題を解決するために、国内外のクリエイターや企業との共創を通じて、地域文化を現代のライフスタイルや国際市場につなげる仕組みづくりに取り組んでいます。
今回の“クリエイティブ・レジデンシー”もその挑戦のひとつです。波佐見焼産地と世界で活躍するデザイナーとの協働を通じて、新たな商品やストーリーを創出し、日本の地域文化の価値向上と持続的な発展をめざします。
■SUKI公式サイト
■SUKIプロジェクト公式SNS
https://www.instagram.com/suki_project_official/
