【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映

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【MAX賞3冠・日本初演】スペイン舞踊の未来を切り拓くLaVENIDERA『NO』、東京で2公演――映画『ラ・アルヘンティーナ』は入場無料で上映のメイン画像

大野一雄の『ラ・アルヘンチーナ頌』の原点となったラ・アルヘンティーナの1929年来日から約100年。映画で生涯をたどり、世界的振付家マルコス・モラウが芸術監修する『NO』で現代の革新を目撃する2日間。

『NO』LaVANIDERA来日公演 写真(C)Alba Muriel

DESEADO(デセアード)は、スペイン国立バレエ団出身のイレネ・テナとアルベルツ・エルナンデスによるダンスカンパニーLa VENIDERA(ラ・ベニデラ)を招聘し、舞台作品『NO』の日本初演を、2026年9月18日(金)・19日(土)、東京・セシオン杉並ホールで開催します。

『NO』は、二人がスペイン国立バレエ団を離れて初めて発表した本格的な舞台作品です。振付・演出はラ・ベニデラ。芸術監修には、世界的振付家マルコス・モラウを迎えました。

ラ・ベニデラは2025年、スペイン国営放送RNEの「Ojo Crítico(批評家の目)」賞を受賞。『NO』は2026年のMAX賞で、最優秀ダンス作品賞、最優秀振付賞、最優秀女性ダンサー賞の3部門を受賞する快挙を達成しました。

2025年10月の初演以来、スペイン国内外で上演を重ねてきた本作が、いよいよ日本初演を迎えます。

また、9月19日(土)12時からは、同会場でベニデラの二人が出演するドキュメンタリー映画『ラ・アルヘンティーナ』を、日本語字幕付きで無料上映します。

【B席完売/S席・A席販売中】
『NO』公演チケット/映画『ラ・アルヘンティーナ』申込

DESEADO公式サイト

 


『NO』スペイン舞踊の、その先へ

LaVENIDERA(ラ・ベニデラ)とは

LaVENIDERAⒸMaria Alperi

「La VENIDERA」には、スペイン語で「来たるもの」「まだ見ぬもの」「未来に現れるもの」という意味があります。

バルセロナ出身、スペイン国立バレエ団出身のイレネ・テナとアルベルツ・エルナンデスは、スペイン舞踊をベースに、フラメンコ、コンテンポラリーダンスなどを自在に横断し、伝統に深く根差しながらも、現代を生きる若い世代ならでは視点で、スペイン舞踊の枠を大きく広げようとしています。スペインのダンス界で、現在もっとも将来を嘱望されるカンパニーの一つです。

La VENIDERA
公式web: https://lavenidera.com/

instagram: https://www.instagram.com/lavenidera/

NOから始まる

スペイン国立バレエ団で、イレネ・テナはソリスト、アルベルツ・エルナンデスは第一舞踊手(プリンシパル相当)として活躍しました。確かな地位を築いた二人がそこを離れ、新たな出発点として生み出した作品が『NO』です。

作品概要には、二人自身による詩的なテキストが添えられています。(文末に掲載)

「NO」は否定や拒絶を表す言葉ですが、彼らはそれを終わりではなく、始まりととらえている。自分たちは何者なのか。これまでの歩みを形づくったものは何か。そして、ここからどこへ向かうのか。そこには、二人自身の問いと決意が映し出されています。

スペイン舞踊をベースに、フラメンコ、コンテンポラリーダンス、演劇的表現を自在に横断する本作は、既存のジャンルには収まりません。デレク・バン・デン・ブルケが生み出す電子音響と生演奏は、二人の身体と呼応し、舞台上に緊張感と熱を生み出します。

一方で、木、土、炎、煙といった原初的な素材や、手仕事の痕跡、「静寂」と「間」も、作品を形づくる重要な要素です。

フラメンコやスペイン舞踊を知る人にとっては、伝統が解体され、再構築される瞬間を。初めて触れる人には、二人の身体が放つエネルギーと、音、光、舞台美術が生み出す濃密な劇場空間を、それぞれの感覚で体験していただけます。

スペイン舞踊の、その先へ。まだ見ぬ未来を切り拓こうとする二人の現在を、ぜひ劇場で目撃してください。

 

写真(C)Alba Muriel
写真(C)Alba Muriel

芸術監修は世界的振付家マルコス・モラウ

『NO』の芸術監修を務めるのは、世界各地で作品を発表する振付家マルコス・モラウです。

ベニデラの二人は、スペイン国立バレエ団在籍中、マルコスが振付・演出を手がけた『Afanador』で主演をつとめ、大きな注目を集めました。

独立後初の作品となる『NO』で、ベニデラはマルコス・モラウと再びタッグを組みました。しかし振付と演出はベニデラ自身。マルコス・モラウは芸術監修として作品に関わり、二人の新たな旅路の第一歩に寄り添いました。

また、フラメンコ音楽のアドバイザーとして、舞踊家・振付家のマルコ・フローレスが参加。舞台美術、照明、衣装などにも国際的に活躍するスタッフを迎え、二人の新たな出発を支えています。

写真(C)Alba Muriel
写真(C)Alba Muriel
写真(C)Alba Muriel

来日関連企画――100年の時をつなぐ映画『ラ・アルヘンティーナ』

『ラ・アルヘンティーナ』フライヤー

20世紀スペイン舞踊の革新者、アントニア・メルセ――通称「ラ・アルヘンティーナ」。

彼女が来日したのは1929年。東京・帝国劇場でその舞台を見た大野一雄は、深い衝撃を約半世紀にわたって抱き続け、1977年、代表作『ラ・アルヘンチーナ頌』として昇華させました。大野はこの作品で世界に羽ばたき、舞踏(Butoh)が世界で知られるきっかけにもなりました。

また、アルヘンティーナの来日は、日本にスペイン舞踊への扉を開きました。彼女の来日以降、スペインのアーティストたちが続けて来日し、後に、日本からもスペインへ渡る日本人アーティストが出てきました。この100年に及ぶ芸術家の往来が、今日の日本における豊かなフラメンコ文化を築きました。

今回上映する映画『ラ・アルヘンティーナ』は、彼女の記録を数多く所蔵するフアン・マルク財団の企画により制作されました。パトリシア・メディナ監督は、イレネ・テナを案内役に、アルヘンティーナの生涯と芸術を、貴重な記録映像とともに綴ります。

当時の映像からアルヘンティーナの踊りを再現しようとするシーンでは、ベニデラの創作過程を少しだけ覗くこともできます。ただ動きをコピーするのではなく、自由な改革の精神が、彼らの身体を通じて現代に浮かび上がります。

20世紀スペイン舞踊の革新者アルヘンティーナと、今まさに、新たな未来を切り拓こうとするベニデラ。100年の時を超え、アルヘンティーナが、ベニデラとともに日本に戻ってきます。

そして舞台『NO』では、現在進行形の革新を目の当たりにするでしょう。

日本とスペインのあいだに続いてきた壮大な舞踊の歴史と、その先に生まれる未来を体験する2日間です。

映画『ラ・アルヘンティーナ』より アルヘンチーナ来日の際の写真
映画『ラ・アルヘンティーナ』より ラ・ベニデラのダンスシーン

開催概要

『NO』公演フライヤー

『NO』La VENIDERA来日公演
【B席完売/S席・A席販売中】

■公演日時

2026年9月18日(金)19:30開演
2026年9月19日(土)17:00開演

※開場は各公演の30分前
※演出の都合上、客席への案内は開演15分前から
※上演時間:約60分

■会場

セシオン杉並 ホール
東京都杉並区梅里1丁目22番32号

東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩5分

■料金

全席指定・税込

S席 12,500円
A席 9,800円
B席 7,000円(完売)
親子席 4,000円
車いす席・配慮席 4,000円

※未就学児は防音の親子室のみご入場いただけます
※車いす席・配慮席は公演事務局へお申し込みください

■チケット

DESEADO公式サイト
https://www.deseado.tokyo/

他、カンフェティイープラス等でも販売中
■主催・制作

DESEADO

■後援

駐日スペイン大使館
インスティトゥト・セルバンテス東京
一般社団法人日本フラメンコ協会
公益財団法人スペイン舞踊振興MARUWA財団

■助成

杉並区文化芸術活動助成事業

■出演者・スタッフ

振付・演出・出演:La VENIDERA
(イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデス)
音楽・出演:デレク・バン・デン・ブルケ
芸術監修:マルコス・モラウ


映画『ラ・アルヘンティーナ』フライヤー

関連企画
映画『ラ・アルヘンティーナ』

■上映日時

2026年9月19日(土)12:00上映開始
11:30開場

■会場

セシオン杉並 ホール
東京都杉並区梅里1丁目22番32号

東京メトロ丸ノ内線「東高円寺駅」徒歩5分

■作品情報

企画:フアン・マルク財団
監督:パトリシア・メディナ
制作:マキナ・デ・ルス

出演:イレネ・テナ、アルベルツ・エルナンデスほか
上映時間:約75分
言語:スペイン語/日本語字幕

■料金

入場無料・全席自由

※『NO』公演チケットをお持ちの方から優先入場
※未就学児は防音の親子室のみご入場いただけます
※車いす席・配慮席は公演事務局へお申し込みください

■申込

DESEADO公式サイト
https://www.deseado.tokyo/


『NO』作品概要

LaVENIDERA 写真(C)Maria Alperi

 テキスト:LaVENIDERA

NO、それは私たちが属する未知の場所。

NO、それはまだ見ぬ世界へと駆り立てる選択。

否定したあと、私たちは人生という夜のなかで、眠りを許さないあらゆる問いを探す。

NO、それは燃えさかる焚き火の光景。

すでに形づくられたものすべてを、その炎で焼き尽くす。

私たちは他者の残骸、私たちは炭と化した木、私たちは塵。

NO、それは焚き火に残る熾火。

NO、それは私たちが向き合う未知のものすべて。

否定は、私たちを前に進ませ、反対側に立つよう誘う。

NOは語る。隠すこと、削ぎ落とすこと、形を失うこと、ついには消え去ることを。

否定は、閉ざし、口を封じ、沈黙させ、存在しないことを示し、私たちをその反対側へと誘う。

NOは、象徴的なものに火を灯し、その力を増幅させる。

けれどNOは、来たるものすべてでもある。

空になったものは、必ずまた満たされる。

情報を集め、それを疑い、行く先を自らに問う。

疑うことを、答えを探すための力に変える。

未知へと踏み出す危険を引き受ける。

 

NO、それは私たちを前へと進ませる起爆剤

NO、それは、私たちの創造性に火をともし、花開かせる、再生のための本能的なエネルギー。

否定によって、私たちは炎が消費する酸素を見つけ、炎は創造の糧となる。

{…}

公演詳細・チケット

DESEADO公式サイト
https://www.deseado.tokyo/


DESEADOについて

DESEADOは、フラメンコの今を見つめ、本場スペインで生まれている同時代のフラメンコ・スペイン舞踊作品を厳選し日本に紹介している。

2023年 ヘスス・カルモナ『THE GAME』
2025年 フロレンシア・オス『ANTÍPODAS』

公式サイト
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本件に関するお問い合わせ

DESEADO公演事務局
メール:info@deseado.tokyo
ウェブサイト:https://www.deseado.tokyo/