グローバル刃物メーカーの貝印株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:遠藤 浩彰)は、NPO法人ウォールアートプロジェクト(代表:おおくにあきこ)が主催する植樹とアートを融合したアートプロジェクト「フォレストアートフェスティバル in ラダック2026」に協賛し、本プロジェクトのキックオフイベントを、貝印本社 イベントスペース「Kai House」にて、4月22日(水)に開催しました。

ウォールアートプロジェクトは、インド農村部の地域コミュニティと協働し学校を舞台にしたアートプロジェクトや国際カンファレンスを開催してきました。2023年、2024年はラダックで開催し、日本人アーティストによる壁画制作デモンストレーションを子どもたちの目前で行いつつ、音楽家や映像作家、ダンサーによるワークショップにも取り組んできました。
伝統が大切にされてきたラダックですが、気候変動や貨幣経済の浸透により変化せざるを得ない状況にあり、文化の力によって新しい局面を見据える視点がもたらされることが望まれています。
貝印はインド・ラジャスタン州に自社工場を構えており、2017年8月にはインド国内で初めてとなる直営店「kai shop」をオープンするなど、インドと深い関わりがあることから、初年度より本プロジェクトのサポートを続けており、今後もより豊かな社会の実現に寄与してまいります。
■イベント名称 :「フォレストアートフェスティバル in ラダック2026」
キックオフイベント「芽吹きの宴 再び!」
■日時 :2026年4月22日(水)15:00~20:30
■場所 :貝印本社 イベントスペース「Kai House」
■主催 :NPO法人ウォールアートプロジェクト(http://wallartproject.net)
■協力 :貝印株式会社
■登壇者アーティスト :安土早紀子(音楽家)・おぐりちはや(漫画家)・富松篤(彫刻家)・
花田千絵子(コンテンポラリーダンサー)
オンライン:淺井裕介(美術家)・ジャミャング・ナムギャル(美術家)・
チェマット・ドルジェイ(美術家)・ツェリング・ユードル(美術家)ほか
■内容: フォレストアートフェスティバル参加作家展覧会
おぐりちはやライブイベント
トークイベント
安土早紀子、花田千絵子の即興ライブパフォーマンス
当日の様子
イベントにはプロジェクトに興味を持つ来場者約100人が集まりました。トークイベント前には、漫画家のおぐりちはやさんのライブペイントが行われました。おぐりさんは「ワイルドローズ」の木や幹を描き、貝印社員や参加者がステンシルの手法で花を咲かせました。この「ワイルドローズ」は、2017年におぐりさんがラダックの公立学校で生徒たちと完成させた壁画で、9年ぶりの修復を予定しています。また、同じ壁面には次々と不思議な生き物が遊泳するように描かれ、ラダックの芸術祭の様子を彷彿させました。インドのスパイスを効かせたチャイやラダックの伝統食の春雨カレー「ピン」を楽しみながらの鑑賞となりました。
トークタイムになると来場者が着席。はじめに17年に渡ってウォールアートプロジェクトへ協賛している貝印についての説明や、協賛することとなった経緯などを貝印株式会社の平岩暢より伝えました。次にNPO法人ウォールアートプロジェクトよりフォレストアートフェスティバルのドキュメンタリー映像を上映し、内容を説明しました。2026年に招聘されるアーティストたちからは、ラダックで予定しているワークショップや制作への抱負が語られました。ラダックともオンラインで繋ぎ、ラダックの人々やアーティストたちがこのプロジェクトへ寄せる期待や、これからも日本とインド、ラダックが共に手を取り、協働していく決意を伝えました。



トークイベント第二部では、音楽家の安土早紀子さんとコンテンポラリーダンサーの花田千絵子さんの即興パフォーマンスが披露され、参加いただいた皆さま同士で、アートや音楽、食を通してコミュニケーションを取り、有意義な時間を過ごすことができました。
その他にも、会場ではフォレストアートフェスティバル参加作家の作品展示・販売や、インドの手仕事ブランド「ツォモリリ」のブロックプリントや手刺繍の布が披露され、販売も行われました。来場された方々は作品を見たり、手に取ったりと楽しんでいました。


フォレストアートフェスティバル
北インド、ヒマラヤの山々に抱かれるラダック地方。標高3,800メートルに位置するマトー村は、マトー山頂に積もる雪が地下に深くもぐり、そこかしこに小川となって湧き出ている美しい緑のオアシスです。その村名の語源は、ラダック語で、まさに「たくさんの幸福」を意味しています。この村で2017年から学校を舞台にした芸術祭を開催し、アートの力を伝えてきたNPO法人ウォールアートプロジェクトが、植樹とアートを融合した新しいアートプロジェクトをスタートします。
木は植えて終わりではなく、最低でも2年間は最初の生長を見守る必要があります。同時に、人智を超えた森の尊さを想い、森の恩恵を慈しむ「場」をつくることが本プロジェクトの試みです。私たち人間にできることは少ないかもしれません。しかし、外から来た人と現地の人が協同し、全力でこしらえるアートをその場に出現させ大地とアースし、関わってみる。フォレストアートフェスティバルは、「社会彫刻」としての新しい芸術祭です。
2024年は、ラダックのアーティストたちとともに、地上絵、流木の彫刻、絵画などを制作し、訪れる海外からの観光客の注目を集めています。2026年はラダック現地の子どもたちを対象に、ワークショップや作品の公開作品などのアートプロジェクトの展開を予定しています。
「フォレストアートフェスティバル in ラダック 2026」開催概要
■一般公開日:2026年6月6日(土)・6月7日(日)
■滞在日程 :2026年5月23日(土)~6月9日(火)
■会場 :インド ラダック連邦直轄領 レー マトー村
■主催 :特定非営利活動法人ウォールアートプロジェクト
■共催 :Ladakh Arts and Media Organisation (LAMO)
■助成 :独立行政法人国際交流基金
■協賛 :⾙印株式会社、KAI INDIA、長照寺、NEST OKABE、ポーラスター株式会社、
BLUE BEAR Inc.、ツォモリリ⽂庫
■協力 :KOKUYO CAMLIN
NPO法人 ウォールアートプロジェクト概要
2009年に任意団体として設立。2011年に法人格取得。設立以来インド農村部及び日本の学校を舞台にした国際的芸術祭を18回開催。加えて、2023年にForest Art Festival としてアーティストの滞在制作作品及びワークショップで完成した作品を屋外に展示する事業をスタートしました。日本、インド、ドイツ、フランスのアーティストを招聘し、これまでに壁画を中心とする絵画70、インスタレーション25、映像8、パフォーマンス6が生み出されてきました。制作過程は公開され、ワークショップを介して子どもたちや一般の人々を巻き込み制作された作品も多数あります。その活動の目的はアートの力を伝え、アートを媒介にした交流を生み出し、アイデンティティ深化や国際理解に寄与することです。
貝印株式会社
1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。カミソリやツメキリなどの身だしなみを整えるツールやビューティーツール、包丁をはじめとする調理器具や製菓用品、医療用刃物など、生活に密着した刃物を中心に1万アイテムにもおよぶ商品を展開。商品の企画、開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。
本社:東京都千代田区岩本町3-9-5
代表取締役社長兼COO 遠藤 浩彰
本件に関する読者の皆様からのお問い合わせ先
貝印株式会社 お客様相談室
〒101-8586 東京都千代田区岩本町3-9-5
TEL:0120-016-410 (フリーアクセス・ひかりワイド)
