[白沙村荘造営110年特別企画 日本画家 定家亜由子による個展「定家亜由子の花まんだら ―京都と手しごと展―」を開催。

0
6
[白沙村荘造営110年特別企画 日本画家 定家亜由子による個展「定家亜由子の花まんだら ―京都と手しごと展―」を開催。のメイン画像

白沙村荘 橋本関雪記念館では、白沙村荘造営110年を記念する特別企画として、2026年5月2日(土)から5月24日(日)まで、日本画家 定家亜由子の個展「定家亜由子の花まんだら ― 京都と手しごと展―」を開催いたします。花びら一枚一枚に宿る物語が重なり、やがて曼荼羅のようにひらいていく——。定家亜由子が描く「花まんだら」の世界を、ぜひご高覧ください。

▼日本画家 定家亜由子オフィシャルサイト
https://www.sadaieayuko.com/

▼日本画家 定家亜由子 公式Instagram
Instagram: 
@ayuko_sadaie

▼白沙村荘 橋本関雪記念館公式サイト
https://www.hakusasonso.jp/

展覧会概要

・展覧会名:「定家亜由子の花まんだらー京都の手しごと展―」

・アーティスト:日本画家 定家亜由子

・会期:2026年5月2日(土)〜5月24日(日)10時ー17時[最終入館受付16時まで]

・会場:白沙村荘 橋本関雪記念館

・所在地:〒606-8406 京都府京都市左京区浄土寺石橋町37

・料金:一般 1300円/学生 500円/高校生以下無料

・主催:白沙村荘 橋本関雪記念館

 協力:宮崎家具・淡交社・宮脇賣扇庵

展覧会について

本展は、日本画家 定家亜由子による新作日本画を中心に、京都を拠点とする老舗企業や職人との協働作品をあわせて紹介する展覧会です。自然・建築・美術が一体となった白沙村荘の空間において、「花」を起点に、日本画家 定家亜由子の創作を通して京都の手仕事と精神文化がどのように現代へと受け継がれているのかを問いかけます

見どころ

本展の見どころのひとつは、京指物の伝統を守る老舗家具・宮崎家具との協働による四季飾り棚「祥雲の花」の展示です。1856年創業の宮崎家具が掲げる「再興」の精神のもと、京指物の系譜と日本画の伝統技法を現代において結び直すことを目指して制作されました。桜材を用いた飾り棚に、日本画による花の扉絵、夜光貝による螺鈿、青金と黄金の純金砂子による雲の表現など、絵画・工芸・家具の領域を横断する一作です。吉兆の象徴である雲にちなみ、「祥雲の花」と名付けられました。

この作品は、2025年11月に開催された京都の歴史ある展示会「洛趣会」にて初披露され、多くの来場者を迎えました。本展では、その思想と背景をあらためてひもときながら、白沙村荘という特別な空間にてご覧いただきます。

他にも、令和八年度祇園祭・菊水鉾に奉納予定の扇子および手ぬぐいの原画、さらに裏千家茶道月刊誌『淡交』にて一年を通して描き下ろされた十二か月の扉絵原画を六曲一双の屏風として構成した作品など、個人の制作にとどまらず、祭礼や茶の湯といった京都の文化と深く結びつき、町や人々のもとへと開かれていく美術のかたちをご紹介します。

展示作品一部ご紹介

宮崎家具 四季飾り棚「祥雲の花」
宮崎家具 四季飾り棚「祥雲の花」部分
上御霊神社 絵馬「花 来福午」
賀茂御祖神社(下鴨神社)「守護矢」
祇園祭菊水鉾 「菊水えびす扇」
                           宮脇賣扇庵 四季扇子 「ひだまりの薫 ‐ふゆ‐」
月刊茶道誌「淡交」四月号扉絵
月刊茶道誌「淡交」五月号扉絵
月刊茶道誌「淡交」八月号扉絵
月刊茶道誌「淡交」十一月号扉絵

▼日本画家 定家亜由子プロフィール

京都市立芸術大学大学院修了。高野山開創1200年となる2015年に高野山準別格本山恵光院に襖絵を奉納、2018年に高野山大本山寶壽院に襖絵奉納など創作を重ねる。百貨店 美術館等で定期的に個展を開催する一方、2024年賀茂御祖神社(下鴨神社)屏風絵奉納、裏千家茶道月刊誌『淡交』扉絵の描き下ろしとエッセイ連載、2025年上御霊神社への屏風絵奉納など、京都の土地と深く関わりながら制作を続けてきました。花や水、木々と向き合う写生を制作の根幹とし、「絵は個人のものではなく、土地や人、自然との関係性の中で生まれるもの」という思想のもと、作品を生み出しています。

▼白沙村荘 橋本関雪記念館について

白沙村荘 展示空間から東山山麓を望む           
白沙村荘の庭園で写生を行う定家亜由子

慈照寺(銀閣寺)の山道へと向かう大文字の麓、哲学の道の入り口近くに位置します。石庭美術の傑作としても名高い白沙村荘は、大正から昭和にかけて活躍した日本画壇の巨匠・橋本関雪が約30年の歳月をかけて造営した自然と美術が共鳴する場所です。一般公開されている庭園では、東山意ヶ岳の山麓を借景に四季折々の風景を楽しむことができます。造営110年という節目に開催される本展は、従来の個展という枠を超え、京都の土地、手仕事、人の営みが織りなす精神文化を、未来へと手渡すための試みでもあります。

【定家亜由子の花まんだらー京都の手しごと展―についてのお問い合わせ先】

白沙村荘 橋本関雪記念館

E-mail : info@hakusasonso.jp

tel : 075-751-0446

開館時間 10時00分〜17時00分(季節などにより変更される場合があります)