月曜日, 12月 5, 2022
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カタール・日本外交関係樹立50周年記念「紙の対話:カタール・日本文化年の遺産」展覧会開催

カタールのアーティスト ヨセフ・アハマド氏、「Years of Culture」の一環として、書に着想を得た新たな芸術作品を紹介

カタールを代表するアーティストの一人であるヨセフ・アハマド氏による展覧会が、2022年6月10日から6月30日まで、東京・千代田区の「3331 Arts Chiyoda」で開催されます。「紙の対話 (Dialogue on Paper): カタール・日本文化年の遺産」と題した同展覧会では、ヨセフ・アハマド氏と日本人アーティスト西垣肇也樹氏の作品28点が展示される予定です。 

カタールにおけるモダンアートのムーブメントのパイオニアであるアハマド氏は、創作を通じて芸術、歴史、社会を融合します。アハマド氏と西垣氏は、今回のヤシ製の紙に描かれた一連の書画を通して、日本とカタールが共有する歴史と共通の芸術解釈を想起させる独特な視覚的表現を創造しました。

本展覧会は、カタールと日本の外交関係樹立50周年記念行事の一環として行われます。日本はカタールが10年前に「Years of Culture」を立ち上げた際の最初のパートナー国でもありました。「Years of Culture」は、カタールと世界との相互の理解と認識、感謝を促進することを目的に、カタール博物館(Qatar Museums) 議長のシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー(Sheikha Al Mayassa bint Hamad bin Khalifa Al Thani)氏によって立ち上げられたプログラムです。

カタール博物館の文化外交担当ディレクター、アイシャ・ガネム・アル・アッティヤ(Aisha Ghanem Al Attiya)氏は次のように述べています。「Years of Cultureの正に初年度のパートナー国である日本と長期にわたる関係を築けたことを、私たちはとても光栄に思います。この10年間、両国の関係は深まる一方です。伝統を尊重し育みながら新しいものを受け入れるという私たちの感性は、日本の方々と相通ずるものです。これからもYears of Cultureと日本の文化機関の間で、より活発に多くの文化交流を進めていくことを楽しみにしています」

最近では京都銭湯芸術祭を企画運営したり、「ゴジラ」をモチーフにした和紙と墨による作品などで知られる西垣氏とアハマド氏は、カタールと日本の書を美的要素として紙の上に繰り広げ、数々のユニークな作品を生み出しました。

ヨセフ・アハマド氏は次のように述べています。「人類の歴史において紙は重要な役割を果たしてきました。そして日本は、書とあわせて紙づくりの技法を世界に紹介する最前線に立っています。書は単に文字や言葉を書くだけではなく、より奥深いものです。真の書を生み出すために大切なことは、作品に魂と心を込め、雑念のない状態で筆を運ぶことです。私は、そのようにして作品を送り出してきました。私が目指したのは、カタールと日本の間で、紙づくりと書において似通っている文化的習慣を浮き彫りにすることです。」

紙に対するアハマド氏の強いこだわりの原点は、紙飛行機でよく遊んでいた幼少時にまでさかのぼります。 その後日本をはじめタイやネパール、インドなどを旅行で訪れた際は毎回各国で手作りの紙を探し回るようになり、「紙に夢中」(本人談)になりました。そして、多種多様な媒体による実験を何度も重ねた結果、同氏はカタール国産ヤシを原料とするユニークなヤシの葉紙を生み出しました。

西垣氏は、墨で記録を残すというプロセスを通じたコミュニケーションへの欲求を探求してきました。アハマド氏とのコラボレーションに際し、西垣氏は日本の和紙の原料を持ち込み、ヤシの葉を混合した新しい混合紙を媒体として作り出しました。

今回の会場となる「3331 Arts Chiyoda」は、千代田区立の中学校を改修して誕生した民設民営のアートセンターです。2010年の開館以来、創作活動を求める市民のアートハブであると同時に、地域社会のためにリラックスできるオープン スペースを提供しています。
 

「Years of Culture」(文化年)について

文化は、人と人との関係をより緊密にし、対話を促し、国家間の理解を深めるための最も効果的な手段の1つです。

議長のシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー閣下のリーダーシップの下、カタール博物館は国と国および人と人との理解を深める国際文化交流の場として、1年にわたる「Years of Culture」プログラムを立ち上げました。プログラムの公式期間は1年だけですが、この期間を通じて形成され、より強くなった友情の絆は長期にわたり続いていきます。

今年で晴れて10周年を迎える2022 Year of Cultureでは、MENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域からのプログラムをお届けします。

Qatar-MENASA Year of Culture 2022に参加する国および地域は以下のとおりです(英語国名のアルファベット順): アフガニスタン、アルジェリア、バングラデシュ、バーレーン、ブータン、エジプト、インド、イラク、イラン、ヨルダン、クウェート、リビア、モルディブ、モロッコ、ネパール、オマーン、パキスタン、パレスチナ、サウジアラビア、スーダン、スリランカ、スリランカ、チュニジア、UAE(アラブ首長国連邦)、イエメン。

Qatar-MENASA Year of Culture 2022は、ドーハに大使館を置く参加各国の支援とともに、ドーハ映画協会、エデュケーション・アバブ・オール財団 (EAA)、カタラ文化村、商工省、文化省、外務省、カタール・チャリティ、カタールサッカー協会、カタール財団、カタール博物館、カタール国立図書館、カタール観光局、カタール・オリンピック委員会、伝送と遺産の最高委員会をはじめとするカタール国内トップの企業や組織の協力をもとに構築されています。

また、Qatar-MENASA 2022 Year of Cultureは、カタール航空の後援を受けています。

これまでのYears of Culture開催地は以下のとおりです: Qatar-Japan 2012、Qatar-UK 2013、Qatar-Brazil 2014、Qatar-Turkey 2015、Qatar-China 2016、Qatar-Germany 2017、Qatar-Russia 2018、Qatar-India 2019、Qatar-France 2020、Qatar-USA 2021。また、過去のスポンサー企業は以下のとおりです: Vodafone、Qatar Gas、Shell、Ooredoo、Shangri-La Hotel and Resorts、Lulu Group International、Qatar Financial Centre、Qatar Petroleum、ExxonMobil

 
カタール博物館(Qatar Museums: QM)について

カタール博物館は国内有数の芸術文化機関として、博物館、遺跡、フェスティバル、パブリックアート設営や各種プログラムといったネットワークを通じて、刺激的で本物ならではの文化体験を提供しています。また国内の文化財や史跡の保存、復元、拡大を行い、カタールおよびMENASA(中東、北アフリカ、南アジア)地域の文化を世界と共有し、市民、住民、観光客の豊かなライフスタイルづくりを支援しています。

カタール首長シェイク・タミーム・ビン・ハマド・アル=サーニー(Sheikh Tamim bin Hamad Al Thani)殿下の後援、また議長であるシェイカ・アル・マヤッサ・ビント・ハマド・ビン・カリファ・アル=サーニー閣下主導の下、カタールは中東およびさらに幅広い地域の芸術、文化、教育の活気あふれる中心地となっています。カタール博物館は、革新的で多様性に満ちた進歩的な国の発展に寄与し、人と人とをつないで新たな考えを生み出すとともに重要な文化的会話を促し、環境に対する責任と持続可能な行動の周知と奨励に努め、カタールの人々の声を増大させるという目標になくてはならない存在となっています。 2005年の創立以来、カタール博物館はイスラム美術館 (MIA)とMIA Park、マトハフ:アラブ近代美術館 (Mathaf: Arab Museum of Modern Art)、カタール国立博物館(National Museum of Qatar)、カタール・ミュージアム・ギャラリー・アル・リワク (QM Gallery Al Riwaq)、カタール・ギャラリー・カタラ (QM Gallery Katara)、3-2-1カタール オリンピック・アンド・スポーツ・ミュージアム (3-2-1 Qatar Olympic and Sports Museum)、また現在建築中のDadu (Children's Museum of Qatar、カタール子ども博物館) を監督しています。

また新たに作ったクリエイティブ ハブ(Creative Hub)を通じて、カタール博物館はFire Station Artist in ResidenceやTasweer Qatar Photo Festival、イノベーション、ファッション、デザインのクリエイティブ ハブM7など、芸術的才能を育みながら強力で持続可能な文化基盤を構築する機会を生み出すさまざまなプロジェクトの立ち上げおよび支援を行っています。

カタール博物館が行っているすべての活動を活発にすることは、カタールとその遺産との真のつながりの確立、包摂性(インクルーシビティ)とアクセス性に対する確固たるコミットメント、そして創造を通じて価値を生み出すという信念につながります。

 
カタール博物館 (Qatar Museums)
Twitter: @Qatar_Museums | Instagram: @Qatar_Museums | Facebook: @QatarMuseums
 

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