日本国内では「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 12年」を11月中旬より発売予定

ブラウンフォーマンジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小泉達也)が日本における正規販売代理店として展開する、伝統的な職人技によるクラフツマンシップを貫くシングルモルトウイスキー「ザ・バルヴェニー」は、ウイスキー史上最も長い熟成期間を誇る「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 88年」を発表しました。※本商品は日本国内での発売予定はございません。
1931年に蒸溜され、2019年にモルトマスターのケルシー・マッケニーによってボトリングされたこの「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 88年」は、「1931コレクション」の核となる逸品です。本コレクションには、他に二つの卓越した限定品「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 12年」および「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 15年」もラインナップされています。「同12年」は、すべて自社でのフロアモルティング(100%自家製麦)で丁寧に仕上げた大麦麦芽のみを使用。「同15年」は、100%自家栽培の大麦をすべて自社のフロアモルティングで製麦した、希少な大麦麦芽のみを使用して生み出されています。
また、「ザ・バルヴェニー」はアーティストのダニエル・アーシャムとコラボレーションし、「同88年」のために、彼のシグネチャースタイルである「time-worn relic(経年変化した遺物)」をモチーフにした彫刻作品を制作しました。
ザ・バルヴェニー モルトマスター ケルシー・マッケニーは、次のように述べています。
「これは、ザ・バルヴェニーの歴史における極めて重要な瞬間です。史上最長熟成のウイスキーを発表できることを誇りに思います。『ザ・バルヴェニー 1931コレクション 88年』は、100%自家栽培・自家製麦の『同15年』と、100%自家製麦の『同12年』という二つの優れた限定ボトルとともに『1931コレクション』を構成します。2019年のある朝、私は完璧に熟成されたウイスキーに出会いました。その中身、そして存在意義において格別なそのウイスキーを、私はボトリングし、厳重に保管するよう静かに指示しました。1931年に職人たちの手によって蒸溜され、ヘレス産のシェリー樽に詰められたこのウイスキーは、私たちの熟成庫で88年という驚くべき歳月を静かに過ごしてきました。この貴重なウイスキーを世界にお届けできるモルトマスターであることを、非常に光栄に感じています」。
1931年は、ザ・バルヴェニーにとって決定的な年でした。世界恐慌やアメリカの禁酒法によりウイスキー業界が混乱する中、ザ・バルヴェニーは静かな決意を持って未来を見据えていました。この年、自社の蒸溜所に建設されたモルティングフロアが稼働し、今日まで続くブランドの継続的な成功の礎となったのです。モルトマンたちによる手作業での製麦という日々のリズムこそが、ザ・バルヴェニーの特徴である甘く蜂蜜のようなフレーバーの源泉であり、現在の革新的な限定品を生み出すきっかけとなっています。
当時の手書きの記録によると、1931年3月5日、スペイン・ヘレスで調達されたヨーロピアンオークのシェリー樽(カスクNo.239)に原酒が詰められたと記されています。このウイスキーは熟成庫で88年もの歳月を静かに眠り続け、歴代のモルトマスターや職人たちの手によって世代を超えて守り継がれてきました。2019年、現モルトマスターのケルシー・マッケニーは、時が来たことを確信しボトリングを指示。この「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 88年」は、わずか17本のみの限定生産です。
ケルシー・マッケニーは、このウイスキーを「常緑樹の森の静寂を想起させる感覚的な体験」と表現し、ウイスキーという枠を超えた独立した存在であると述べています。まさに、ザ・バルヴェニーの夜明けを捉えたタイムカプセルです。その香りは「ザ・バルヴェニーの息吹。象徴的な蜂蜜の香りに、ほのかなミントの葉、バターファッジが、かすかな土の香りと絡み合い、フローラルなヘザー、湿ったワラビ、使い込まれたレザーのニュアンスが漂います。長い年月が醸し出す、静かな気品をたたえた香りです」。味わいについては「リッチでアロマティックなオークが、クリーミーなトフィー、ベルベットのような蜂蜜、温かみのあるスパイスへと流れ込み、ヘザーや森のシダの深みがゆっくりと現れます。長年の忍耐と努力がもたらす静かなご褒美です」と評しています。そのフィニッシュは、長くドライです。
ザ・バルヴェニーのグローバルアンバサダー、チャールズ・メトカーフはこう語ります。
「時に、スコッチウイスキーの未来さえも切り拓くほどの類まれなウイスキーが生まれることがあります。この樽が歳月に耐え抜いただけでなく、その存在そのものが卓越したものとなったことは、蒸溜所の職人たちの献身的な情熱、グラント家による誇り高き継承、そしてすべての樽へ注がれる敬意と丁寧な姿勢の証です」
■1931コレクション
ザ・バルヴェニー蒸溜所は、創業当初から「5つの稀少なクラフツマンシップ」を実践してきました。それは「大麦の自家栽培」「伝統的なフロアモルティング」「樽職人(クーパー)の技術」「銅職人(コッパースミス)の芸術」「モルトマスターの直感」です。これらの技術が遺産となり、今日のブランドの礎となっています。
この継続的な職人技と極めて稀少な88年熟成のウイスキーにインスパイアされ、ケルシー・マッケニーは、より多くの方に体験いただけるよう「12年熟成」と「15年熟成」の限定品を生み出しました。
「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 12年」は、「同88年」と同様の手法で製造。100%自家製麦の大麦を使用し、アメリカンオーク樽で熟成後、オリジナルカスクNo.239と同じヘレス産のシェリー樽で仕上げました。ザ・バルヴェニーのクラシックなハウススタイルを稀少な形で表現した、洗練された味わいです。蜂蜜と繊細なスパイスが重なり合い、リッチで滑らかな仕上がりです。
「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 15年」は、100%自家栽培・自家製麦された大麦のみを使用。「同12年」と同様にアメリカンオーク樽で熟成後、ヘレス産シェリー樽で仕上げました。ベルベットのようにリッチな蜂蜜のノートが広がり、甘く長い余韻が楽しめます。ザ・バルヴェニーのシグネチャースタイルを、よりバランスよく洗練された形で表現しました。
「ザ・バルヴェニー 1931 コレクション 88年」は、限られたプライベートクライアントおよびコレクター向けに提供予定です(日本国内での販売予定はございません)。「同15年」は9月より世界中の免税店限定で販売。「同12年」は一部の国でのみ販売され、日本国内では11月中旬の発売を予定しております。
■アーティスト ダニエル・アーシャムによる解釈

「1931コレクション」の誕生を記念し、構造的な実験と歴史的な探求を融合させるアーティスト、ダニエル・アーシャムとの歴史的なコラボレーションが実現しました。アーシャムは「ザ・バルヴェニー 1931コレクション 88年」のために、彼の代名詞である「time-worn relic(経年変化した遺物)」のスタイルで彫刻的なフォルムをデザイン。それぞれ10年の時を表現する8つの流れるような層で構成され、蒸溜所で見られる質感や色、そして時とともに銅に自然発生する酸化を反映した、手作業による古色仕上げ(パティナ)を施したブロンズで作られています。裏面は88年を象徴する88層のオーク材を使用。中央には役目を終えた蒸溜器から作られた銅の円盤が埋め込まれ、ザ・バルヴェニーの歴史という物理的な断片が組み込まれています。
ダニエル・アーシャムは今回のコラボレーションについて次のように語っています。「蒸溜所を訪れた際、自らの原点と深く結びつきながら、世代を超えて技術を守り磨き続けてきた人々の職人魂に心を打たれました。私の作品の多くは時間や物質の変容、物に刻まれた歴史を探求するもので、このプロジェクトではそうしたテーマが自然な形で融合しました。古代の趣と現代的な感覚をあわせ持ち、時の経過を形として感じられるようなものを目指しました」。
「同88年」は、特別に用意された手吹きのクリスタルデキャンタに収められています。蒸溜器の独特な形状である「バルヴェニー・ボール」からインスピレーションを受けたデキャンタは、アーシャムの彫刻作品の中央にまるで発掘されたかのように鎮座し、18金で精密に彫刻・研磨されています。
「同12年」と「同15年」のパッケージデザインも、「同88年」の彫刻と本質的に結びついています。深い凹凸のある外装には、彫刻に見られる緑青(ヴェルディグリ)のパティナを反映させ、銅色から緑の色合いが浮かび上がります。内側には蒸溜所内の素材感を彷彿とさせる、質感のある銅色の基層が現れます。
【ザ・バルヴェニーについて】
ザ・バルヴェニーは、モルトマスターであるケルシー・マッケニーのもとで造られる、ユニークなシングルモルトスコッチウイスキーです。多彩なラインナップでそれぞれ独自の風味を誇りながらも、ブランドを象徴する蜂蜜のような美しいキャラクターを共通の基調として備えています。スコットランドのハイランド地域に位置するザ・バルヴェニー蒸溜所は、「5つの稀少なクラフツマンシップ」を今なお誇りをもって守り続けています。自家栽培の大麦から、伝統的なフロアモルティングの実践、さらには専属の銅職人や樽職人の常駐に至るまで、手作業によるモノづくりを貫く数少ない蒸溜所の一つであり、その姿勢は時代を超えた真の職人技を物語っています。クラフトマンシップへのたゆまぬ追求は、絶え間ない革新と挑戦の礎となってきました。1980年代には「カスクフィニッシュ(後熟)」を発明し、今日に至るまでウイスキーに深みと豊かな広がりのある味わいをもたらし続けています。1887年にウィリアム・グラントによって創業されたザ・バルヴェニー蒸溜所は、現在もその直系子孫が経営を行う独立系の家族経営企業、ウィリアム・グラント&サンズ社によって製造されており、数々の名誉ある賞を受賞しています。
【アーティスト ダニエル・アーシャムについて】
ダニエル・アーシャムは、ニューヨークを拠点とするアーティストであり、時間、記憶、物質の実験によって形作られた独自の視点において、彫刻、建築、パフォーマンス、デザインを融合させる作品で知られています。未来から発掘されたかのように描かれた人工物という、彼の代名詞ともいえる「侵食された(eroded)」美学は、無常、ノスタルジア、変容を物語る象徴的な視覚言語となっています。クリーブランドで生まれ、マイアミで育ったアーシャムの作品は、世界で最も高く評価されている美術館に収蔵されており、これまでにも主要なブランドとのコラボレーションを手がけてきました。
【ブラウンフォーマン社について】
155年以上の歴史を誇るグローバルスピリッツ企業、ブラウンフォーマン社は、「市場にこれ以上のものはない」という創業者の揺るぎない信念のもと、世界中で愛される数多くのブランドを生み出してきました。アメリカ・ケンタッキー州ルイビルに本社を置き、ジャックダニエル、ジェントルマンジャック、ウッドフォードリザーブ、グレンドロナック、ベンリアック、グレングラッサ、エラドゥーラ、エルヒマドール、シャンボール、ジンマーレ、ディプロマティコなど、多様なプレミアムブランドを展開しています。世界中に約5,000名の従業員を擁し、170を超える国と地域で、最高品質のスピリッツへの情熱と誇りを持って販売しています。
飲酒は20歳を過ぎてから。お酒は適量で。妊娠中や授乳期の飲酒はやめましょう。
飲酒運転は法律で禁止されています。のんだあとはリサイクル。
