【小中学生が使っているAIツールランキング】パパ・ママ460人アンケート調査

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小中学生が使っているAIツールに関する意識調査

オンラインイラスト教室を運営する株式会社アタム(本社:東京都港区、代表取締役:宮澤惇、以下 アタムアカデミー)は、小中学生のお子様がいる460人を対象に「小中学生が使っているAIツールに関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

生成AIの普及に伴い、学校でもAI活用事例が出てくるなど、子どもたちがAIに触れる機会も増えています。

AIによって学習を進めやすくなると言われる一方で、「どのAIツールをどう使えばいいのか」「悪い影響はないのか」が気になる人も多いのではないでしょうか。

今回、オンラインイラスト教室を運営するアタムアカデミー( https://atam-academy.com/ )は、小中学生のお子様がいる460人に「小中学生が使っているAIツール」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、家庭教育協会「子育ち親育ち」代表の田宮由美氏よりご考察いただいております。

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、必ず「アタムアカデミー」のURL( https://atam-academy.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:小中学生のお子様がいる人

調査期間:2026年6月30日~7月10日

調査機関:自社調査

調査方法:インターネットによる任意回答

有効回答数:460人(女性347人/男性113人)

回答者の年代:20代 4.8%/30代 38.7%/40代 48.5%/50代以上 8.0%

【調査結果サマリー】

・小中学生が使っているAIツール1位は「Gemini」

・AIは子どもの成長に良い影響があると思う親は70.9%

・AIが子どもの成長に良い影響があると思う理由1位は「効率が良くなる」

・AIが子どもの成長に悪い影響があると思う理由1位は「思考力が低下する」

・AIを使いこなすスキルは「読み書きレベルで必要」と考える親が27.8%

小中学生が使っているAIツール1位は「Gemini」

小中学生のお子様がいる460人に「お子様が使っているAIツール」を聞いたところ、1位は「Gemini(42.6%)」、僅差の2位は「ChatGPT(40.9%)」でした。どちらもよく知られている対話型のAIツールです。

一方「Alexa」や「Siri」といった、音声メインで使うツールも一定数利用されていました。スマホやスマートスピーカーに話しかけてAIを活用しているお子様も多いことがうかがえます。

<1位 Gemini>

・読書感想文の構成を出してもらっている(20代 女性)

・イラストを生成したり、日常の中でわからない言葉があったときなどに使用しています。驚いた使い方としては、普段楽器などやらない息子が音楽を作っていたことがあります。自分の想像するものを形にするため、文章でAIに伝えて作成していたことにはとても驚きました(30代 女性)

・小学校4年生男子です。宿題とは別に自習学習の課題があり、何をやるかの相談や、歴史上の出来事や人物を調べるのに使用しています(40代 男性)

GeminiはGoogleが提供する生成AIです。Google検索と連携しながら利用されているので、ネットを使うお子様にとっては身近なAIのひとつだと考えられます。

具体的な活用方法としては、「読書感想文の構成づくり」「調べもの」「学習内容の相談」といった学習支援が挙がっています。

またイラストや音楽の生成など、創作活動にも活用されていて、保護者を驚かせていました。生成AIを使うことで、お子様の趣味の範囲が広がった例と言えます。

Geminiは対話型なので、文章でAIとやり取りしながら、「調べる」「考える」「作る」といった多くの作業をすべてGemini上で行えるのも特徴です。

<2位 ChatGPT>

・学校の宿題でわからないことがあれば、解き方や問題を出してもらっている(20代 男性)

・1日の生活票の内容や、野球の練習のメニューなどを、一緒に相談しながら考えて作っています。勉強は自分の力で何とかするので、部活の練習メニューを考えるのに使っています(30代 女性)

・好きなキャラクターと会話しています(50代以上 男性)

ChatGPTはOpenAIが提供する対話型AIで、「AIと言えばChatGPT」というイメージを持つ人も多い、有名なツールです。

お子様の活用方法としては「宿題の解き方を教わる」「部活動の練習メニューを一緒に考える」などが挙がっています。好きなキャラクターとの会話を楽しむなど、学習補助だけにとどまらない使われ方をしていることがわかりました。

対話型の生成AIが、単なる検索ツールではなく、相談相手や遊び相手としての役割を果たしていることがわかります。

<3位 Alexa>

・ほとんどは、家電の音声操作。少しだけ音楽をかけている(40代 男性)

・Alexaには、宿題の調べもののときに「漢字の読み方」や「意味」を聞いたり、自由研究のテーマ探しで質問したりしています(50代以上 女性)

AlexaはAmazonが提供する音声型のAIアシスタントです。「Amazon Echo」などのスマートスピーカーと組み合わせて使い、音声だけで操作できる点が大きな特徴です。

お子様の使い方としては、「天気予報の確認」「音楽の再生」「家電の操作」など、日常生活のちょっとした作業をAlexaにやってもらうことが中心となっていました。調べものでの利用としては、「漢字の読み方」「言葉の意味」など、比較的簡単なものが挙げられました。

音声タイプのAIは、「今すぐ知りたい」「すぐ操作したい」という用途で使われることが多いとわかります。

<4位 Siri>

・好きなジャンルの動画を検索するときに、Siriに話しかけて探している(40代 女性)

・言葉を英語に訳してもらう。天気を聞くなどの簡単な質問に使う(50代以上 女性)

SiriはAppleが提供する音声型のAIアシスタントです。iPhoneやiPad、Macなどに標準搭載されているため、Apple製品のユーザーにとっては身近なAIですね。

アンケートでは、「天気の確認」「動画検索」「翻訳」といった使い方が挙がりました。スマホやタブレットでやりたいことを、自分の指ではなく声でSiriに指示してやらせていることが読み取れます。

また「なぞなぞで遊ぶ」など、コミュニケーションを楽しむ使い方も見られました。

<5位 Copilot>

・パソコンの設定の変え方を聞くなど、疑問が浮かんだら聞くために使っている(40代 女性)

・学校の作文や感想文などの課題に対して、自分の意見を読み込ませて、文をAIツールに書いてもらう。生成内容を参考にして、自分で書いています(40代 女性)

CopilotはMicrosoftが提供する生成AIです。Windowsが搭載されたパソコンやブラウザのMicrosoft Edgeと連携しながら利用でき、Microsoft WordなどのOAソフトの効率化に強みがあります。

そのためパソコン操作を支援してもらう目的で活用されている事例もありました。

AIは子どもの成長に良い影響があると思う親は70.9%

「AIは子どもの成長に良い影響があると思う」と回答した親は「良い影響が大きい(11.1%)」「どちらかといえば良い影響が大きい(59.8%)」を合わせて7割にのぼりました。多くの保護者がAIを前向きに捉えていることがわかります。

「悪い影響が大きい」と、強く否定的に考える人は2.4%と少数でした。

<AIは子どもの成長に良い影響があると思う理由>

「AIは子どもの成長に良い影響がある」と答えた326人に理由を聞いたところ、1位は「効率が良くなる(25.5%)」、僅差の2位は「将来必要なITスキルが身につく(25.2%)」でした。

・検索や要約のコツを学べ、知的好奇心を満たす強力なツールになるので、良い影響かと思います。今はまだ簡単に自分の好きなことを調べていますが、使いこなせば勉強面でも学習効率が劇的に高まる気がします(30代 男性)

・AIは今後普及していくと思うので。利用することによって身近に感じ、AIと会話して創造性も豊かになると思うから(20代 女性)

・AIがなかった頃はわからないと途中で諦めてしまいましたが、AIに聞くようになってどんどん自分で宿題を進めるようになったので。いい方向に向かってると思う(30代 女性)

・AIをうまく使う方法を今から学べば、端折れるところは端折ってうまく時間を使えるようになる。わからないことをたくさん質問して、知識を増やせる(30代 女性)

主に「学習や調べものを効率的に進められること」と「将来に向けてAIに慣れておくこと」を重視する声が寄せられました。

AIを使うとわからないことをすぐに質問できるので、諦めずに学び続けられる姿勢につながっていると考えられています。また学校では得られない知識や多様な視点に触れられるのも、AIを学習の補助として使うメリットです。

全体としては「子どもの学習や成長を支える補助的なツール」として、前向きに活用していきたいという意識が読み取れました。

<AIは子どもの成長に悪い影響があると思う理由>

「AIは子どもの成長に悪い影響がある」と答えた134人に理由を聞いたところ、ダントツは「思考力が低下する(64.9%)」でした。2位「自分で調べなくなる(23.1%)」と答えた人も、20%以上います。

・大人になっても疑問に思ったことを人には聞かず、すべてAIに頼ってしまうことで、自分で考える力や他の手段で調べる力が身につかない(20代 男性)

・何でもかんでもAIに頼っており、自分で調べることをしないため、身についていない。また、自分で考える能力も著しく低下する気がするから(30代 女性)

・自分で調べようとしない。答えが正しいとは限らないのに、精査できなくなる可能性がある(40代 女性)

・正しい情報なのかまだ判断できない。脳が発達する時期に安易に答えが出ると錯覚して、依存しそう(50代以上 女性)

「使い方によって子どもの力が育ちにくくなるのではないか」という懸念が多く寄せられました。

育ちにくくなる力としては、「思考力」「自分で調べる力や意欲」「コミュニケーション能力」などが挙がっています。自分で考えたり調べたりする前にAIへ答えを求めることが習慣化することで、思考力や問題解決力が身につかなくなるのではと心配している保護者も多いのですね。

またAIの回答をすべて正しいものとして受け入れてしまい、情報の真偽を判断する力が育ちにくくなることへの不安も見られました。

「AIはあくまで数あるツールのうちのひとつであり、全面的に頼って依存するようにはなってほしくない」という心配が読み取れます。

AIを使いこなすスキルは「読み書きレベルで必要」と考える親が27.8%

「お子様にとって、AIを使いこなすスキルはどの程度必要だと思うか」との問いには、「読み書きレベルで必要(27.8%)」という回答が最も多く、次いで「教養のひとつとして必要(26.5%)」でした。

多くの保護者が、AIスキルを「誰もが身につけるべき基礎的なスキル」と考えていることがわかります。現時点でも学習や仕事を進めるうえでAIを活用している人が多く、今後さらにAIの活用が進むと考えられるからです。

ただ「仕事で使えるレベルが必要」と答えた人は比較的少なくなっています。少なくても現時点では、AIを高度に使いこなすことよりも「AIの基礎的な使い方を理解すること」や「AIを活用するうえでのリテラシー」を重視する保護者が多いと言えます。

<1位 読み書きレベルで必要>

・AIが当たり前の環境になるため、道具として正しく使いこなす力は読み書きと同等の必須スキルになっていくかと思います(30代 男性)

・今後は日本の人口減少や高齢化に伴い、AIが人手不足をさらに補う時代が来ると考えているので、読み書きと同じくらい必要だと思う(40代 女性)

・生きていく以上不可欠になってくると思う。使いこなせなければ何も情報が入ってこない環境になると思う(50代以上 女性)

AI活用が当たり前の社会になることを見据え、AIを使いこなす力は読み書きと同じレベルで必要だと考える人が多くなりました。

「使えないことで情報が入ってこなくなるなど、AIを使えないとかなり不利になる」と予想している人もいます。

<2位 教養のひとつとして必要>

・将来どんな仕事に就いても、AIと関わる場面は増えるはずなので、早いうちから慣れておくことは大切だと感じます(20代 女性)

・教養としては触れておいたほうがいい。どうしたらうまく伝えられるようになるかを考える力にはなる(30代 女性)

「AIがどういうものかや、注意点を知っている」「上手な使い方がわかる」など、教養のひとつとして身につけておいてほしいという声も多くなりました。つまりは「AIに関するリテラシーを身につけておいてほしい」と考えている人が多いとも言えます。

教養として身につけておいてほしい理由としては、「将来どのような仕事に就いてもAIと関わる機会は増える」などが挙げられています。

<3位 仕事で使えるレベルが必要>

・かなり高いレベルで使いこなせるようになるべきだと考えています。極論ですが、より高いレベルでAIを使いこなす人間が出世していき、逆に使いこなせない人間は時間労働に追いやられるのではないかと思っています(30代 男性)

・働くうえでも必要不可欠なものになっていくと思います(40代 女性)

今後ビジネスシーンでよりAIの重要性が増すと考え、「仕事で使えるレベルが必要」と答えた人もいました。AIを高度に使いこなせる人ほど生産性や成果を高めやすくなり、活躍できて評価も高くなるという考えが、背景にあると考えられます。

<4位 最低限使えればよい>

・思考判断ができなくなることもあるので、触れる程度でいいと思います(40代 女性)

・AIに質問を投げ掛けられる、最低限の使い方のみで良いと思います(40代 女性)

過度な依存や思考力の低下を懸念し、「AIは最低限使えればよい」と考えている人もいました。わからないことを調べたり困ったときに助けてもらったりするのは便利ですが、あくまで補助的な役割にとどめたいという意識がうかがえます。

<5位 教科学習レベルで必要>

・算数や国語のように、必須の科目にするくらい必要になってくると感じています(30代 男性)

・必須科目になるくらい必要になると思っていますが、現状では軽んじられている感があると思います(30代 女性)

・プログラミングの授業のように、必修科目だと考える(40代 女性)

AIを家庭や個人の努力で学ぶものではなく、学校教育で学ぶべきだと考えている人もいます。国語、算数、理科、社会などと同じように、体系的な教育が必要だと考えているのですね。

学校教育に取り入れれば、家庭環境による学習機会の差は生まれにくくなると考えられます。

まとめ

小中学生が利用するAIツールは、有名な対話型ツールである「Gemini」と「ChatGPT」が中心となっていました。具体的な利用方法としては「学習補助」「調べもの」「創作活動」「日常の相談相手」などが挙がり、かなり幅広く活用されています。多くの保護者は、AIを将来必要となる基礎的なスキルと考えており、子どもの学習効率や知的好奇心を高めるツールとしても期待を寄せていました。

一方で、「思考力」「調べる力」「コミュニケーション能力の低下」を懸念する声もあります。そのため、自分の力を伸ばしながら、依存せずにAIを活用していくためのリテラシーを学ぶことが求められています。

アタムアカデミーでは、近年の生成AIの台頭により、イラストなどの創作分野で競争が激化している現実も踏まえたうえで、幼少期に「観察する目」「表現する手」「他者のために工夫する心」を培うことを大切にしています。これらの力は、たとえ将来どんな道に進んだとしても、あらゆる仕事で活きる一生モノの財産になります。

保護者に求められるのは、特定の技術を早期に叩き込むことではなく、子どもが自分の力で考え、表現することを楽しみとして続けられる環境を、長期的に整えてあげることです。AIという便利なツールがあるからこそ、その土台となる子ども自身の力を育てる視点を、家庭でも持ってみてください。

子供がイラストレーターになりたいと言ったら?仕事の現実と家庭でできる育て方

https://atam-academy.com/blog/49905/

▽田宮由美氏の考察

今回の調査で、子どものAI利用につて、3割弱の方が不安を感じていることが分かります。確かに「思考力の低下」などは、気になるところかもしれませんね。ですが、7割強の方は、「効率がよくなる」など良い影響を与えると考えています。

新しい技術が社会に広がり始める時は、いつの時代も、社会的な問題や、子どもへの影響が懸念されてきました。これからの時代、AIは、更に私たちの生活に浸透し、使いこなすことが当たり前の時代になると予測されます。

AIの利点を取り入れ、活用できるように、利用の環境を整えたり、発達段階に応じた使い方の指導など、家庭と学校が連携し、支援体制を構築していくことが、大切と言えるでしょう。

■監修者紹介

田宮由美

家庭教育協会「子育ち親育ち( https://kosodate-ai.com/archives/58 )」代表

Allabout 子育てガイド

小学校教諭・幼稚園教諭・保育士の資格取得。幼稚園、小学校に勤務。幼児教室を地元で展開。また小児病棟への慰問や、子どもの悩み聴く公的ボランティアなど多方面から多くの親や子どもに関わる。その後「家庭教育協会 子育ち親育ち」を開設。

現在は、執筆、講演、メデイア取材、教育機関研修、作文コンクール特別審査員などを中心に幅広く活動をしている。テレビ、ラジオにも出演。執筆記事は、Yahoo!ニュースやlineニュースにも取り上げられ、深い共感を得ている。子どもの自尊感情について研究した論文は2本が国立国会図書館に貯蔵。著書『比べない子育て』(1万年堂出版)は翻訳され海外でも出版。他『子どもの能力を決める0歳から9歳までの育て方』(KADOKAWA出版)がある。

【データの引用・転載についてお願い】

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■アタムアカデミーについて

アタムアカデミーは、子供の創造性を育てるオンラインイラスト教室です。2020年5月よりオンラインのイラスト教室としてサービス提供開始し、2023年7月現在、小中学生を中心に日本全国から生徒が通う日本最大級のイラスト教室にまで成長しています。

サービスサイト:https://atam-academy.com/online/

■株式会社アタムについて

株式会社アタムは、「イラスト教育により子供の可能性を最大化する」をビジョンにオンラインイラスト教室を運営するスタートアップです。

所在地:東京都港区

代表者:代表取締役 宮澤惇

コーポレートサイト:https://atam-academy.com/