第12回テーマは「CROSSING|交差」大賞(賞金30万円)ほか、審査員賞、協賛賞、SAPP2026の連携により、作品応募から展示・滞在制作・記録・国際発信までを接続するアートアワードへ。

一般社団法人SHIBUYA AWARDS(代表理事:米田憲史)は、2026年6月8日(月)より、第12回「SHIBUYA AWARDS 2026-27」の作品公募を開始しました。応募締切は2026年7月31日(金)。今年度のテーマは「CROSSING|交差」です。
SHIBUYA AWARDSは、作品を募集・審査するだけでなく、受賞・入選アーティストの次の発表機会を広げることを目指しています。渋谷での展示、地域や企業との連携、AIR賞、オンライン展示などを通じて、アーティストの表現が社会と出会う場をつくります。
また、企業や地域にとっても、アート支援は単なる協賛や展示にとどまりません。それぞれの場所、歴史、技術、活動を生かしながら、アーティストとともに新しい文化的な価値を育てる取り組みとして展開していきます。
応募ページ・関連リンク
・応募ページ:https://shibuyaawards.com/OPEN-CALL/
・公式サイト:https://shibuyaawards.com/
■ 第12回「SHIBUYA AWARDS 2026-27」作品公募について
SHIBUYA AWARDSは、2014年に渋谷で始まった公募型アートアワードです。絵画、立体、写真、映像、デジタルアート、AIアート、インスタレーションなど、ジャンルを問わず、これからの都市文化をともにつくるアーティストを募集しています。
2026-27年度のテーマは「CROSSING|交差」。人、文化、商業、技術、公共空間、日常が重なり合う渋谷を出発点に、異なる表現、地域、企業、鑑賞者が出会う場をつくります。
応募対象は、オリジナルのアート作品です。制作年、表現方法、ジャンルは問いません。平面、立体、写真、映像、デジタル、持込可能なデバイスで表示する作品など、多様な表現を受け付けます。
■ 応募者に向けて:渋谷という交差点から、次の展示・滞在・発表へ

SHIBUYA AWARDSは、応募して終わるだけの公募ではありません。
作品が選ばれ、展示され、批評され、記録され、次の発表機会へつながっていく。その循環をつくることを目指しています。
入選・ノミネート・受賞を通じて、アーティストは渋谷での展示、関係者による審査、一般来場者との接点、公式サイトや記録媒体での紹介、協賛社賞・特別賞・AIR賞など、さまざまな機会へ接続されます。
また、今年度はオンライン展示やアーカイブ、SAPP2026との連動も視野に入れ、都市の会場で作品を見る人だけでなく、地域、企業、海外の鑑賞者、コレクター、キュレーター、文化関係者へ作品が届く導線を育てていきます。
アーティストにとって重要なのは、賞を受けることだけではありません。作品が誰かに見られ、語られ、記録され、次の制作や発表につながることです。
SHIBUYA AWARDS 2026-27は、渋谷を入口に、アーティストが都市や社会と出会うためのプラットフォームとして、公募を実施します。
■ 前回実績:398組の応募、約30,000人が来場。公募から都市での発表へ

前回のノミネート展は渋谷駅東口地下広場で開催され、約30,000人が来場。美術館やギャラリーに足を運ぶ鑑賞者だけでなく、通勤、通学、買い物、観光などで渋谷を行き交う多様な人々が、作品と偶然に出会う場となりました。
この「日常動線の中で作品と出会う」ことは、SHIBUYA AWARDSの大きな特徴です。都市の公共空間に作品を置くことで、アートに関心の高い人だけでなく、普段は展覧会に行かない人にも作品が開かれます。
また、前回はノミネート展に加え、関連プログラム、受賞発表、授賞式、地域連携、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)型の副賞などへ展開しました。アワードは、作品を選ぶ場であると同時に、作家の活動を社会に見える形で記録し、次の発表機会につなげる場でもあります。
今年度は、この流れをさらに発展させ、応募、審査、展示、記録、地域・企業との連携、オンライン展開までを一体的に設計します。
■ 企業がアートを支援する:企業の場所・技術・人を、アーティストの次の舞台にする

企業がアートを支援することは、ロゴを掲出することだけではありません。
企業には、日々の事業の中で育ててきた場所、技術、商品、社員、顧客、地域との関係があります。それらは、アーティストにとって、作品を社会へ届けるための大切な接点になります。
オフィスや店舗は展示の場に、企業の素材や技術は新しい制作のきっかけに、社員や顧客との出会いはトークイベントやワークショップの機会になります。作品を購入・展示することで、企業の中に文化資産として残していくこともできます。
SHIBUYA AWARDS 2026-27では、協賛社やパートナー企業がそれぞれの目的に合わせて参加できるよう、冠賞・特別賞、展示連携、作品購入、社員向け鑑賞会、アーティストトーク、地域連携、オンライン展示など、複数の参加方法を用意します。
大切にしているのは、一度きりの広告効果ではなく、アーティストの挑戦を支え、その活動を記録し、社員や顧客が作品に出会い、地域との関係も育っていくことです。企業がすでに持っている場所、技術、人、商品、地域との関係そのものが、作品と社会をつなぐ入口になります。
■ 地域・自治体・公共施設にとっての価値:アーティストの視点で、まちの魅力を再発見する
多くの地域では、人口減少、若者の都市部への流出、一過性の観光、地域文化や風景の継承といった課題が生まれています。
アーティスト・イン・レジデンス(AIR)や地域連携型の展示は、アーティストが地域に滞在し、まちを歩き、人と出会い、歴史や暮らしに触れながら作品を制作・発表する取り組みです。
SHIBUYA AWARDSと連携することで、地域は、公募型アートアワードを通じて選ばれた作家と出会うことができます。作家は、その地域の自然、歴史、産業、人々の暮らしを自分の視点で見つめ直し、作品や展示、トークを通じて新しい魅力として表現します。
その成果は、展示、記録記事、SNS、オンライン展示などを通じて発信でき、地域の魅力を内外へ伝えるきっかけになります。
SHIBUYA AWARDSでは、受け入れる人数、滞在期間、地域行事、住民の暮らし、地元協力者への配慮を大切にしながら、地域の負担が大きくなりすぎない形で、無理なく続けられる仕組みをつくります。
アーティストにとっては、都市の展示だけでは得られない出会いや制作のきっかけが生まれます。地域にとっては、自分たちのまちを新しい目で見つめ直す機会になります。企業や団体にとっては、地域への貢献とアーティスト支援を同時に行う実践の場になります。
■ 先行事例:ABIKO A-LIFE賞と白樺芸術祭ABIKOの連携

昨年度は、地域連携型の特別賞として、千葉県我孫子市を拠点とする「ABIKO A-LIFE賞」を実施しました。同賞は、我孫子の地域づくりに取り組む、晃南土地株式会社の中澤洋一氏との連携により展開された特別賞です。SHIBUYA AWARDSで選出されたアーティストの活動を、渋谷だけで完結させず、我孫子という地域の文化資源、人、場所、芸術祭へと接続する取り組みとして実施されました。
ABIKO A-LIFE賞では、受賞作品を白樺芸術祭ABIKOで展示し、アーティストトーク等を通じて、受賞作家、作品、地域の鑑賞者が出会う機会をつくりました。また、受賞者を我孫子に招き、滞在制作や地域での活動記録のアーカイブ化も行いました。アーティストが地域を訪れ、人と出会い、場所を見つめ、制作や対話を通じて関係を結ぶことで、作品の発表機会だけでなく、地域に新しい視点や記憶が残る取り組みとなりました。
この事例は、SHIBUYA AWARDSが目指す文化支援モデルを具体化するものです。つまり、アワードが作家を選び、企業や地域がその先の活動場所をつくり、作品と人の関係を記録し、次の発表や交流へつなげていくという流れです。
アーティストにとっては、受賞後に都市の外側へ活動の場が広がります。地域にとっては、外部の作家を通じて地域資源や生活文化が新しい角度から見直されます。企業にとっては、地域に根ざした文化支援を、具体的な成果と記録を伴う形で社会に示すことができます。
SHIBUYA AWARDS 2026-27では、このABIKO A-LIFE賞の実績を踏まえ、企業・団体・地域とともに、アーティストの発表機会を育てる特別賞の設計をさらに広げていきます。

A-LIFE賞作品展示
ABIKO A-LIFE賞の展示風景/晃南土地株式会社

白樺芸術祭ABIKO 1
1日で5000名の来場者があった/白樺芸術祭 我孫子駅前特設会場

オープンスタジオ
我孫子市でアーティストインレジデンスの制作風景/ 渋田薫氏

白樺芸術祭ABIKO 2
期間を通して25000人が我孫子を訪れた/白樺芸術祭 トークイベント
■ AIR賞・特別賞:アーティストの「次の場所」を増やす仕組み
SHIBUYA AWARDS 2026-27では、全国の地域拠点、文化施設、企業、団体と連携し、受賞・入選アーティストの活躍の場を広げるAIR賞・特別賞の共創を進めています。
AIR賞は、アーティストに滞在制作、リサーチ、展示、交流、記録発信などの機会を提供する副賞です。
地域にとっては、外部の作家が地域資源や生活文化に触れ、新たな視点で価値を見つける機会になります。企業にとっては、文化支援、地域貢献、社員や顧客との文化的接点づくりとして取り組むことができます。
SHIBUYA AWARDSは、アーティストを「発見して終わり」にしません。発表、滞在、交流、記録、販売、国際的な紹介へとつなぐ仕組みを育てています。
地域や企業がそれぞれの文化資産、場所、人、技術、歴史を生かしながら、独自の冠賞・特別賞を共創できる点が、SHIBUYA AWARDSの特徴です。
たとえば、地域に滞在して制作する賞、企業の素材や技術を使って作品を制作する賞、施設や店舗での展示につながる賞、社員や地域住民とのワークショップを行う賞、作品購入や収蔵につながる賞など、アーティストの「次の場所」を増やす方法は多様です。
■ 月光荘AIR賞:歴史ある文化資産と現代のアーティスト支援をつなぐ

AIR賞・特別賞の具体的な取り組みの一つとして、本年度は月光荘と連携した「月光荘AIR賞 / Gekkoso AIR Prize」を準備しています。
株式会社月光荘画材店(中央区銀座)は1917年創業の画材店であり、画材づくりと作家支援を長く続けてきた文化的な歴史を持っています。
月光荘AIR賞は、月光荘ファルべ(埼玉県三芳町)を拠点に、受賞後のアーティストが滞在制作、成果展示、オープンスタジオ、記録発信などへ進む機会をつくる特別賞です。
若手作家の発掘・応援、画材の魅力発信、地域や参加者間の交流促進、外部機関との協働機会の創出を目的とし、作品の完成形だけでなく、制作の過程、滞在中の対話、素材との向き合い方、鑑賞者との接点も含めて、アーティストの活動を社会へひらいていきます。
選出にあたっては、月光荘AIRの趣旨に基づき、油絵の具を使用する作家・作品を主な対象として検討します。具体的な実施内容、滞在期間、成果発表の形式、支援範囲は、月光荘およびSHIBUYA AWARDSとの確認を経て順次発表します。
SHIBUYA AWARDSは、こうした歴史ある文化資産と現代のアーティスト支援を接続し、作家が新しい場所で制作し、発表し、記録を残すための機会を広げていきます。
■ SAPP2026との連動:渋谷の都市空間、公共プログラム、オンライン展示へ

秋以降には、SHIBUYA AWARDSを母体とする都市型アートプログラム「SHIBUYA ART PUBLIC PLATFORM 2026(SAPP2026)・ARTE TOKYOパートナープログラム 」と連動し、渋谷の公共空間、文化施設、商業施設、オンライン展示、連携プログラムをつなぐ発表機会を段階的に展開予定です。
SAPP2026は、アワードで発見された作家や作品を、都市の中で鑑賞者、企業、地域、オンライン上の観客へ接続するためのプラットフォームです。
公募、審査、展示、記録、販売、国際的な紹介までを一つの流れとして設計し、渋谷から東京、全国、そして海外へと開かれた文化的な回路をつくります。
オンライン展示は、単に作品画像を掲載するだけのものではありません。展覧会の記録、作家プロフィール、作品情報、批評、購入相談、英語での紹介、国際的なアーカイブへの接続など、作品が時間や場所を超えて届くための入口になります。
都市の公共空間で偶然に作品と出会う体験と、オンライン上で作品を深く知る体験。その両方を設計することで、SHIBUYA AWARDSは、渋谷という都市のエネルギーを、より広い鑑賞者や関係者へと開いていきます。
■ 多様な表現を募集:平面、立体、写真、映像、デジタル、インスタレーションまで






SHIBUYA AWARDS 2026-27では、オリジナルのアート作品を広く募集します。
制作年、表現方法、ジャンルは問いません。絵画、立体、写真、映像、デジタルアート、インスタレーション、持込可能なデバイスで表示する作品など、多様な表現を受け付けます。
都市、社会、身体、記憶、自然、技術、日常、地域、歴史、未来。作品が扱うテーマも、素材も、方法も、一つに限定される必要はありません。
今年のテーマ「CROSSING|交差」に対して、それぞれの作家がどのような視点で応答するのか。渋谷という都市の交差点から、次の時代の表現が生まれることを期待しています。
■ 募集概要
名称:
SHIBUYA AWARDS 2026-27
テーマ:
CROSSING|交差
応募期間:
2026年6月8日(月)から2026年7月31日(金)まで
募集内容:
オリジナルのアート作品。制作年、表現方法、ジャンルは問いません。
※詳細は公式募集要項をご確認ください。
応募料:
一般:2作品まで9,900円
学生:2作品まで6,600円
追加作品:1作品3,300円
最大追加3点まで、1人または1グループにつき最大5作品まで応募可
賞:
大賞(賞金30万円)ほか、審査員賞、協賛賞、AIR賞、地域・企業との連携による特別賞等を予定
応募ページ:
https://shibuyaawards.com/OPEN-CALL/
※各企画の詳細、会場、日程、連携先は、確定次第公式サイトで発表します。








■ 今後の主なスケジュール
2026年6月8日:SHIBUYA AWARDS 2026-27作品公募開始
2026年7月31日:応募締切
2026年8月中旬:入選発表
2026年9月中旬:ノミネート発表
2026年秋以降:SAPP2026と連動した展示・オンライン企画・連携プログラムを順次展開予定
2027年:授賞式、巡回・連携企画、成果報告等を予定

■ 代表コメント
SHIBUYA AWARDSは、作品を選ぶためだけのアワードではなく、アーティストが都市や社会と出会うための入口でありたいと考えています。
渋谷は、さまざまな人や文化が交差し続けるまちです。今年のテーマ「CROSSING|交差」のもと、まだ見ぬ表現が、鑑賞者、地域、企業、そして次の発表機会と出会う場をつくっていきます。
企業や地域がアートを支援することは、単に作品を展示することにとどまりません。アーティストの時間、場所、挑戦、発表機会を支えることで、企業や地域自身の文化的な姿勢も社会に伝わっていきます。
ABIKO A-LIFE賞や月光荘AIR賞のように、受賞後の作家が地域や文化資産と出会い、展示、対話、滞在制作、記録へとつながっていくことは、アワードの可能性を大きく広げるものです。
SHIBUYA AWARDSは、アートを専門領域の中だけに閉じ込めるのではなく、都市の公共性や人々の日常の中へひらいていくことを目指しています。
この挑戦に参加してくださるアーティスト、地域、企業、団体の皆さまと出会えることを楽しみにしています。
一般社団法人SHIBUYA AWARDS
代表理事 米田憲史
■ 取材・協賛・連携について
本件に関する取材、協賛、特別賞・AIR賞の共創、地域連携、企業連携、作品展示・購入相談、オンライン展示等に関するご相談を受け付けています。
想定される連携例:
・企業のCSR、文化支援、周年事業、地域貢献と連動した冠賞・特別賞
・オフィス、商業施設、ホテル、飲食店、公共空間等での展示連携
・地域や自治体、文化施設と連携したAIR賞・滞在制作プログラム
・受賞・入選作家の作品購入、展示、トークイベント
・社員向け鑑賞会、ワークショップ、アーティストトーク
・企業の素材、技術、商品、ブランド思想を生かしたテーマ賞
・地域拠点や店舗、工場、ショールームを活用した展示・公開制作
・オンライン展示、国際発信、英語記事・アーカイブ制作
アーティストの応募だけでなく、文化芸術を通じて地域や企業の価値を育てたい皆さまからのご相談も歓迎します。
■ 一般社団法人SHIBUYA AWARDSについて
一般社団法人SHIBUYA AWARDSは、渋谷を拠点にアートアワード、展覧会、公共空間での展示、地域連携、オンライン展開などを行う文化芸術団体です。
アーティストの発見から発表、記録、社会接続までを一体的に支える文化プラットフォームの形成を目指しています。
公式サイト:
OPEN CALL:
https://shibuyaawards.com/OPEN-CALL/
お問い合わせ:
一般社団法人SHIBUYA AWARDS事務局
E-mail:info@shibuyaawards.com
