細野晴臣をゲストに迎えた特別回を開催(5月27日)、哲学者ユク・ホイが山口情報芸術センター[YCAM]で講演(5月3日)

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アート&テクノロジー分野の専門家育成プロジェクト「藝術と技術の対話(DAT)」全7回(特別回を除く)はアーカイブ配信で視聴可能、受講申込は5月27日(水)まで受付中

メディアアートやデジタルアート等のアート&テクノロジー分野の専門家育成を目的としたプロジェクト「藝術と技術の対話(DAT)」では、講座シリーズにミュージシャンの細野晴臣を迎えた特別回を5月27日(水)に開催します。

本講座シリーズは、デジタル環境における新たなアイデアと思考を育てることを目的に、メディア・技術・美術・哲学等の広範なテーマから2025年11月より実施しているプログラムです。メディアアーティストの藤幡正樹を講師に、これまでにサニー・チョン(M+デザイン&建築部門キュレーター)、原島大輔(基礎情報学・表象文化論)、大久保美紀(美学・芸術学/情報科学芸術大学院大学准教授)をゲストに迎え、現在までに約300名が受講しています。

5月3日(日)には、哲学者のユク・ホイが山口情報芸術センター[YCAM]で登壇し、「これからのアートと哲学の役割」と題した講演を行います。

特別回を除く講座シリーズ(全7回)はアーカイブ配信で視聴可能です。受講申込は5月27日(水)18:30まで受け付けています。


1. 講座シリーズ「アート&テクノロジーの概念構築」(全7回+特別回)

本講座は、テクノロジーの進展を踏まえ、アートの今日的な役割を思考し、批評的視点を身につけるプログラムです。メディア・技術・美術・哲学を通じた広範なテーマから、デジタルメディアによる社会環境の変化やアートシーンの国際的動向を把握し、新たな思考とアイデアを育てます。アートとデジタルテクノロジーによる表現活動は、芸術分野にとどまらず、ビジネスや、エンターテインメント領域、そして公共サービスやコミュニティ醸成の契機としても注目されています。本講座では、その歴史を改めて参照しながら、未来に向けた新たなアートフォームの形成を目指します。

申込方法

購入後、全7回のアーカイブ視聴が可能です。

受講形式

①Zoomウェビナー視聴(当日)

②会場参加(当日)

③アーカイブ視聴(開催後)※特別回除く

料金:一般 ¥6,000|U25 ¥3,000

申込締切:5月27日(水) 18:30

アーカイブ配信:5月31日(日)まで

申込方法:公式サイトより必要情報をご記入のうえお申し込みください。

https://www.dat.1kc.jp/ 

第7回講座「これからのアートと哲学の役割」

講座「これからのアートと哲学の役割」概要

日時:2026年5月3日(日)14:00~16:00

会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA

※本講座シリーズは有料ですが、本回に限り会場観覧を無料公開します(要申込)

登壇者:ユク・ホイ(哲学者/エラスムス・ロッテルダム大学教授)、藤幡正樹(メディアアーティスト)

多くの技術は未来予測に使われており、ここでは確率という手法が中心となる。つまり過去のパターンから未来予測するのである。この手法が予測できない事象は、亀裂やジャンプである。しかし、これこそがアートの本質であると考えた場合に、未来に突破口を開くことが出来るのはアート以外にはありえない。まだ見ぬアートについて、プロジェクトする方法を議論する。

ユク・ホイ(Yuk Hui)[香港]哲学者/エラスムス・ロッテルダム大学教授

エラスムス・ロッテルダム大学の「Human Conditions(人間の条件)」研究プログラムを担当。著書である『On the Existence of Digital Objects』(2016)、『中国における技術への問い―宇宙技芸試論』(ゲンロン、2016)、『再帰性と偶然性』(青土社、2019)、『芸術と宇宙技芸』(春秋社、2021)、『機械と主権』(2024)等は十数か国語に翻訳されている。近著に「哲学と技術のリサーチネットワーク」主宰、バーグルエン哲学・文化賞審査員。2025年には訳書『ポストヨーロッパ』(岩波書店)刊行。

細野晴臣氏を迎えた特別回の開催が決定!

講座特別回「アートの非地域性」概要

日時:2026年5月27日(水)18:30~20:30

※会場観覧は定員締切/Zoomウェビナーでのみ視聴可能(要申込)

※アーカイブ配信なし

登壇者:細野晴臣(ミュージシャン)、藤幡正樹(メディアアーティスト)


3. 藝術と技術の対話(DAT)の教育プログラム

「コンセプト構築」と「2つの展覧会」を目標に、講座・調査研究から展覧会の実現までを目指す総合的な教育プロジェクト

講座シリーズ「アート&テクノロジーの概念構築」の開催の様子

「藝術と技術の対話(DAT)」は、日本の文化芸術におけるアート&テクノロジー分野の持続的な発展に寄与するため、客観的なコンテクストの構築と価値基準となるコンセプトを提示し、批評と対話を促進する専門家の育成を目的とするプロジェクトです。

講座シリーズ「アート&テクノロジーの概念構築」に続き、2026年5月からは、国内外で開催する展覧会をOJT(実地研修)の環境とした教育プログラムを展開。札幌およびニューヨークでの展覧会開催を目指し、作品やコンセプトを言語化する能力、そして鑑賞体験を通じて知的刺激と対話を生み出す展覧会の策定能力の育成に取り組みます。本プログラムには、選考を経て採択された20代から40代までのアーティスト、起業家、研究者、広報など、多様な専門性をもつプロジェクトメンバーが参画します。

山口情報芸術センター[YCAM]にて、展覧会を構想する集中ワークショップを開催

参考写真:YCAMオープンラボ2025「自然を切り離して問題が解決できるでしょうか」(2025)提供:山口情報芸術センター[YCAM]

札幌およびニューヨークでの展覧会開催を目指し、5月2日(土)~5月5日(火・祝)に山口情報芸術センター[YCAM]にて、有識者とプロジェクトメンバーによる集中ワークショップを実施します。

公開イベントとして、5月3日(日)には哲学者ユク・ホイ氏による講座「これからのアートと哲学の役割」、5月5日(火・祝)には成果プレゼンテーションを開催します。

また5月4日(月・祝)には、DATのカリキュラムに関心のある方を対象に見学も受け付けます。

[公開イベント]藝術と技術の対話(DAT)集中ワークショップ

申込方法:公式サイトより必要情報をご記入のうえお申し込みください。

共同主催:山口情報芸術センター[YCAM]

プレゼンテーション「構想する展覧会」

日時:5月5日(火・祝)16:30~18:00(開場16:00)

会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA

登壇者:伊藤滉太、岩本室佳、岡 碧幸、坂元伶音、田中悠太、富塚絵美、長谷川愛、花形 槙、早川翔人、本間悠暉、松田将英、松永未来 ほか

見学受付

日時:5月4日(月・祝)10:00より見学可能(受付9:30)

会場:山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA


藝術と技術の対話(DAT) 英語名称:Dialogue on Art and Technology (DAT)

期間:2025年11月〜2028年3月(予定)
実施内容:講座、調査研究、ブートキャンプ、国内外での展覧会の企画・実施、国際シンポジウム
主催・企画制作:株式会社イッカク
助成:文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践))|独立行政法人日本芸術文化振興会

公式サイト:https://dat.1kc.jp 

※「藝術と技術の対話(DAT)」は、株式会社イッカクが独立行政法人日本芸術文化振興の文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業(育成プログラム構築・実践))による助成を受けて実施するプロジェクトです。

エグゼクティブ・ディレクター:藤幡正樹(メディアアーティスト)
プロデューサー:廣田ふみ(アートプロデューサー/株式会社イッカク代表取締役社長)

会社概要

株式会社イッカク https://1kc.jp 

2008年に創業したクリエイティブプロダクション。アートとテクノロジーによるアプローチで、文化芸術の多様なプロジェクトを企画、運営。行政機関、文化施設、大学等研究機関での実務およびパフォーミングアーツや現代美術、エンターテインメント領域での活動経験を活かし、様々なステークホルダーとの協働体制による文化芸術の持続的な発展を目指す。