すべてのこども・若者が、自分らしい人生を軽やかに歩んでいける社会へ

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社会的養護下のこども・若者へ、出会いと学びの機会をさらに継続的に開いていきます

私たちは、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「手の長いおじさんプロジェクト」の夢です。

■NPO法人化にあたって

このたび、「手の長いおじさんプロジェクト」は、NPO法人として新たにスタートいたしました。

私たちはこれまで、「うつわとお洋服のお渡し会」の活動を中心に、社会的養護のもとで暮らすこどもたちや、巣立ち前後の若者たちへ、器やお洋服を手渡しながら、応援の気持ちを届けてきました。

その中で、私たちが感じてきたことがあります。
それは物だけでなく、出会いと体験の機会の必要性でした。

新しい暮らしを思い描く力。
自分のことを知り、未来を考える機会。
困ったときに、ひとりにならないためのつながり。
多様な大人や仕事、生き方に出会う体験。

そうした支えが、巣立ちのその時だけではなく、在所中から、その先まで途切れずに続いていくことの大切さを、私たちは現場で感じてきました。

社会的養護のもとで育つこども・若者たちは、進路選択や巣立ち後の生活の中で、見えにくい困難を抱えています。経済的な不安だけでなく、体験機会の不足、進路や仕事の選択肢の狭さ、巣立ち後の孤立など、表からは見えにくい課題があります。

だからこそ私たちは、手渡しの支援を原点にしながら、
出会い・体験・つながりをひらく取り組みを、より継続的に届けていきたい

と考えるようになりました。

その思いを、より確かなかたちで育てていくために。
このたび、NPO法人として新たな体制を整えました。
これまでの基盤やネットワークを活かしながら、より継続的で自立した支援体制を整えてまいります。

「うつわとお洋服のお渡し会」では、これまでに約400人の巣立ちを迎えたこども・若者や60の施設・団体に、新生活を彩るうつわとお洋服を届けてきました。
小さなキズなどで正規の販売が難しい器や、洋服のサンプル品などを活用。環境への配慮であると同時に、ものづくり文化を次世代へ伝える取り組みでもあります。

■私たちらしい、明るい支援の形へ

2011年、東日本大震災をきっかけに、手仕事の器の作り手有志によって始まったこの活動は、被災したこどもたちへ器を届けたことからスタートしました。

その後、株式会社マザーディクショナリーが運営面からサポート。活動に共感し、少しずつ手を伸ばしてくださる作り手やブランドが増え、思いのこもった器やお洋服を、さまざまな事情を抱えるこどもたちや若者へ手渡す活動へと広がっていきました。

2020年からは、児童養護施設など社会的養護のもとで育ち、巣立ちの時期を迎えるこどもや若者へ向けた「うつわとお洋服のお渡し会」を開催しています。

新生活を前に、自分の器や洋服を自分で選ぶ時間。
それは、これからの暮らしを想像し、自分らしい一歩を踏み出すための、小さくても大切な準備です。

参加者との交流を重ねる中で私たちは、巣立ちの支援は、その瞬間だけを支えるものではなく、在所中から、巣立ったその先まで、ゆるやかに続いていくものでありたいと感じてきました。

こうした歩みの中で見えてきた課題と願いを、
これからはより継続的に、より丁寧に支えていくために、
NPO法人として新たな一歩を踏み出しました。

私たちが目指したいのは、
すべてのこども・若者が、自分らしい人生を軽やかに歩んでいける社会 です。
そのために、支援が必要な環境にいるこども・若者へ、
出会いと学びの機会を継続的に開いていきたい と考えています。

こどもたちが、自分の人生を軽やかに歩んでいけるように。
これからも、私たちらしい、明るい支援の形を目指していきます。

特定非営利活動法人手の長いおじさんプロジェクト 理事長 尾見紀佐子


特定非営利活動法人 手の長いおじさんプロジェクト

所在地|東京都渋谷区松濤1-26-18 園ビルディング2F 松濤ラナイ2A-2

設 立|2026年2月5日

URL |https://tenagaojisan.org
Instagram|https://www.instagram.com/tenagaojisan/

お問い合わせ

担当者|上坂・猿田

メールアドレス|info@tenagaojisan.org