~東京藝術大学美術学部にて授賞式を開催~

国立大学法人東京藝術大学(東京都台東区、学長:日比野 克彦、以下「東京藝術大学」)の美術学部(学部長:橋本和幸)とADワークスグループ(東京都千代田区、代表取締役社長CEO:田中秀夫、以下「ADWG」)の共催で2022年12月に創設した東京藝術大学「ADワークスグループ『日本画』賞」(以下「本賞」)は、東京藝術大学美術学部選考委員会による審査及び同運営委員会での最終承認を経て第4回受賞者が決定し、このほど授賞式が執り行われました。
本賞の第4回受賞者は、向井大祐(むかい・だいすけ)氏、岩谷晃太(いわたに・こうた)氏の2名で、審査の結果、同率で両者ともに大賞を授与することといたしました。
■受賞者のコメント
大賞受賞:向井大祐(むかい・だいすけ)氏
このような大変光栄な賞をいただき、誠にありがとうございます。卒業後3年ほど経ったこのタイミングでの受賞をとてもうれしく思います。これまで自らの制作活動はもちろん、日本画の魅力を広めることに注力してまいりました。今後も、日本画に限らず絵画の可能性を模索しながら、勉強を重ね、制作に取り組んでまいりたいと思います。

岩谷晃太(いわたに・こうた)氏
この度は、名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございます。日本画は伝統と革新という相容れない二つの要素を内包しながら、ここまでたくさんの先人の技術や表現によって発展してきたものだと考えています。私も1人の日本画家として、今後の発展に貢献したいと思っております。

■橋本和幸 美術学部長 挨拶要旨
芸術家にとって、何かの賞をいただくことは、これまでの自身の取組みが間違っていなかったことを認識し、その上で次のステップに進むことができる、ありがたい機会だと考えています。受賞されたお二方にはよりいっそう創作に励んでいただき、日本画の伝統的な面とお二方の新しい技術を組み合わせながら、今後も素敵な作品を世に出してもらいたいと思います。
■田中秀夫 ADワークスグループ社長 挨拶要旨
おかげさまを持ちまして、4回目の授賞式を迎えることができました。ここまで無事に運営できたことに安堵しています。
大賞のお二方は、日本画に対する深い研究を重ね、ご自身の創作へと昇華され、すばらしい独創性を放っていると感じました。これから日本画の発展を担っていかれるだろうお二方と出会えたことを大変うれしく思っております。お二方が今回の受賞を一つの通過点として、さらに大きく羽ばたいていただき、これからの日本画の歴史に新しい1ページ刻むことを心から願っています。
【向井大祐(むかい・だいすけ)氏】
■プロフィール
生年月日:1988年7月14日
学歴:
2012年3月
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業
2014年3月
同大学大学院美術研究科修士課程
文化財保存学専攻 保存修復日本画研究分野 修了
2017年3月
同大学大学院美術研究科博士後期課程
文化財保存学専攻 保存修復日本画研究領域 修了

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大学での専攻 |
日本画・保存修復日本画 |
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卒業・修了後の活動 |
大学院修了後、東京藝術大学保存修復日本画研究室にて教育研究助手(17~19年度)、非常勤講師(20~22年度)を勤める。現在、女子美術大学、大正大学の非常勤講師を勤める。個展やグループ展での創作発表の他、古典絵画の研究を通してメディアなどでも活動。 |
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創作の基本方針 |
植物や鳥を主な題材として、写生を中心とした現代的な感覚と古典の花鳥画にみられる形式化された様式美を混在した表現を追求している。 |
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受賞歴 |
2017年 野村美術賞(修了制作) 2022年 郷さくら美術館第9回桜花賞 奨励賞 |
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個展 |
2023年 向井大祐展Vol.3(耀画廊/千代田区) 2024年 スプラウト展Vol.17 向井大祐個展 -いろ・とり・どり-(長江洞画廊/岐阜市) 2025年 アーティスト・イン・ミュージアムAiM Vol.18 向井大祐(岐阜県美術館/岐阜市) |
■これまでの主な作品



【岩谷晃太(いわたに・こうた)氏】
■プロフィール
生年月日:1989年12月22日
学歴:
2016年3月
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業
2018年3月
同大学大学院美術研究科修士課程 絵画専攻 日本画研究分野修了
2021年3月
同大学大学院博士後期課程 美術専攻 日本画研究領域修了

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大学での専攻 |
日本画 |
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卒業・修了後の活動 |
博士号取得後、東京藝術大学日本画研究室にて、21年〜教育研究助手、25年〜非常勤講師(テクニカルインストラクター)として勤める。日本美術院での発表を中心に、全国百貨店や画廊での展覧会を開催している。 |
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創作の基本方針 |
日本画は伝統的な画材を扱いながらも、常に変化を受け入れる柔軟性をもってきました。継承と革新という相容れない2つの要素を内包している現代の日本画を研究し、発展させることを目指して制作しています。 |
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受賞歴 |
2016年 第2回石本正日本画大賞展 奨励賞 2019年 第34回有芽の会 法務大臣賞 2022年 再興第107回院展 奨励賞 2023年 第78回春の院展 奨励賞、第14回春の足立美術館賞 2025年 再興第110回院展 奨励賞 2026年 第81回春の院展 奨励賞 |
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個展 |
2021年 岩谷晃太日本画展(松坂屋上野店、松坂屋名古屋店) 2022年 岩谷晃太日本画展 (天満屋岡山本店、天満屋福山店、米子しんまち天満屋) 2023年 岩谷晃太日本画展(三越広島店、京王百貨店) 2024年 岩谷晃太日本画展 (日本橋高島屋、大阪高島屋、横浜高島屋、京都高島屋) 2025年 KOTA IWATANI〈NIHONGA RISE〉 (Art ID SHIBUYA on Fire ST.) |
■これまでの主な作品



ご参考:東京藝術大学「ADワークスグループ『日本画』賞」とは…
【3つの特徴】
① 39歳までを対象とし、2年間継続支援
東京藝術大学美術学部を卒業又は同大学大学院美術研究科を修了した39歳以下の、日本画創作活動を継続的に行っている方の中から、しかるべき審査手続きを経て大賞1名、特別賞1名を選出します(対象は「作品」ではなく「人」)。大賞は賞金50万円/翌年に活動支援金25万円、特別賞は賞金30万円/翌年に活動支援金15万円を授与、2年間にわたって創作活動を継続支援します。
※前述の通り、今般については同率で両者ともに大賞とし、それぞれの受賞者に賞金40万円/翌年に活動支援金20万円を授与することといたしました。
② 「日本画」の定義を柔軟に設定
日本画の定義や境界線は比較的曖昧であると言われております。そこで、日本画の優れた作家を輩出している同大学美術学部 美術研究科の日本画研究室・デザイン研究室・保存修復日本画研究室から推薦された方が創作する作品を、本賞では「 」付きで「日本画」と呼ぶものと定義いたしました。
③ 「ADワークスグループ『日本画』展」への出品
また各受賞者には「ADワークスグループ『日本画』展」に出品する権利を付与します。活動のための資金的支援のみならず、発表の場を合わせて提供するという趣旨です。
【なぜ日本画なのか】
ADWGは、前身が渋沢栄一も設立に関わった染物事業者(明治19年、青木染工場)であり、その技術を積極的に海外展開するなど、日本文化の一端を担った経緯があります。そうした流れに鑑み、日本文化の伝統継承に寄与するべく、まずは日本画というジャンルを選択したものです。
株式会社ADワークスグループ
株式会社ADワークスグループとその子会社(事業会社)からなるADWGグループは、東京に本社を持ち、大阪、福岡、ロサンゼルスにも拠点を置く、不動産を中心とした投資ソリューションカンパニーです。
1886年に創業した「青木染工場」を前身とすることから、現在の社名は「Aoki Dyeing Works(青木染工場)」に由来しており、約140年の長き歴史は社員にも広く知られています。
2024年、目指すべき不動の指針である北極星として『ワクを超えるしなやかな発創で、世界を色鮮やかに染め直す。』を掲げ、10年後のビジョンに『富の循環を創出し、誰もが心に火を灯せる社会を作る』『税前利益200億円/BtoCシェア40%』を定めています。
会社名: 株式会社ADワークスグループ
所在地: 東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル 5F
代表者: 代表取締役社長CEO 田中 秀夫
設立: 1886年2月
証券コード: 2982(東証プライム)
URL: https://www.adwg.co.jp/
