土曜日, 12月 6, 2025
ホームイベント【東京・大田区】[大田区立龍子記念館]名作展「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」を開催します

【東京・大田区】[大田区立龍子記念館]名作展「源流へのまなざし モティーフで見る川端龍子」を開催します

日本画家・川端龍子がいかにモティーフを捉え、作品上に表現したかに着目した展覧会。古典や先人たちの作品、そして現実のある対象に向けられた龍子のまなざしを、出品作を通してお楽しみください。

川端龍子《やすらい》1958年、大田区立龍子記念館蔵
川端龍子《虎の間》1947年、大田区立龍子記念館蔵

<展示概要>

本展では、日本画家・川端龍子(1885-1966)の作品において、描かれた対象に着目し、「古典的モティーフ」、「現実にあるモデル」という視点から作品をセレクトしました。《やすらい》(1958)では、高野山の快慶(かいけい)《孔雀明王(くじゃくみょうおう)》(鎌倉時代、重要文化財)が休息する姿を描き、これまでの仏画にはない龍子独自の創造が表されました。また、《虎の間》(1947)は、京都・南禅寺の狩野探幽《群虎図(ぐんこず)》(寛永年間、重要文化財)のうち「水呑(みずのみ)の虎図(とらず)」を引用し、その手前に自身を描き込むことで、虎と対峙する自らを「龍」とし伝統的な「龍虎図」を表しました。

<開催情報>

■日時:令和7年12月6日(土)から令和8年3月8日(日)まで

■開館時間:午前9時から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

■休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、その翌日に休館)、年末年始(12月29日から1月3日まで)

■入館料:一般:200円  中学生以下:100円

※65歳以上(要証明)、未就学児及び障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料

■会 場:大田区立龍子記念館(東京都大田区中央4-2-1)

<関連イベント>

ギャラリートーク:学芸員が出品作を解説します。
■開催日時:令和7年12月21日(日)、令和8年1月18日(日)、2月15日(日)、3月8日(日) 

各日午後1時から

■参加費:入館料のみ
■対 象:どなたでも

<龍子公園のご案内>
龍子公園は、龍子自らが設計した旧宅とアトリエを当時のまま保存しています。
旧宅は戦後1948~54年、爆撃の難をのがれたアトリエは青龍社創立10周年となる1938年に建造されたもので、国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。

開館日に記念館職員がご案内しています。ご案内時刻は、10:00、11:00、14:00の1日3回です。

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