キャンバスのような白いボトルに、クリエイターたちの想いと“価値観の更新”を込め、裏切りのテーマで作り上げた日本酒を。12月1日(月)よりECにて限定販売スタート。

350年以上の歴史を持つ玉乃光酒造(京都市伏見区)と、ゲーム・アート・カルチャーを横断するクリエイティブ集団 Skeleton Crew Studio (京都市中京区)が共同で手がけるアート日本酒「350×プロジェクト」シリーズ第3弾を、2025年12月1日(月)より発売いたします。
本シリーズは「白いキャンバスとしての日本酒ボトル」をテーマに、毎回異なるクリエイターがラベルを創作する企画。これまでのテーマは「愛」「仲間」。
そして第3弾のテーマは、“裏切り”。ここでの「裏切り」とは、ネガティブな意味ではなく、既存の価値観を軽やかに飛び越え、期待を良い意味で“裏切る”新しい表現を提示することを指します。
伝統と革新の狭間で生まれた6名のクリエイターによる“価値観の更新”を、それぞれのボトルに込め、今回も特別な作品として完成しました。
◎注目ポイント
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350年以上の歴史を持つ京都の蔵元・玉乃光酒造と、アート×ゲームのクリエイティブ集団 Skeleton Crew Studio が手がける「350×プロジェクト」第3弾が、12月1日より発売。
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今回のテーマは“裏切り”。既存の価値観を軽やかに飛び越えるクリエイターたちがラベルを創作し、日本酒としての新しい表現を提示。
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京都駅ビルで開催中の新酒FESTIVALにて、11月28日(金)~30日(日)の3日間限定で先行販売。12月5日〜7日には大阪での UNKNOWN ASIA 2025 にてシリーズ全18本を展示予定。
350プロジェクト・シリーズ第1弾,シリーズ第2弾の記事はこちら
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「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念し、玉乃光酒造がクリエイターとともに造る日本酒「350×(カケル)プロジェクト」を始動
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日本酒×アートの挑戦──「350×(カケル)プロジェクト」シリーズ2、“仲間”をテーマに6名のアーティストと共に造る“作品”
シリーズ第3弾、”裏切り“のテーマに挑戦するクリエイターたち
【ボトルの中身を手掛けるクリエイターからのコメント】
玉乃光酒造醸造家 安藤 宏
玉乃光酒造の新プロジェクト「三五〇×プロジェクト」、3回目の挑戦は、あえて“裏切り”をテーマに、これまで使ったことのない酵母「KArg1901」に挑戦。普段の定番とは異なる個性を出すことを目指しました。米は全量手洗い、麹の水分管理にも細心の注意を払い、香りと甘みのバランスを追求。発酵も予想以上に順調で、酢酸イソアミルの香りを感じつつも、カプロン酸エチルとの調和があり、落ち着いた華やかさに。初めての酵母を扱う中で、メンバー間の連携や観察がより深まり、技術の幅が広がる良い経験となりました。次回は酸をテーマにした仕込みにも挑戦してみたいと思います。
【ボトルを手掛けるクリエイター紹介】

池坊専宗(華道家・写真家)
池坊専宗(華道家・写真家)
華道家元池坊 次期家元・池坊専好の長男として京都に生まれ、幼少より花と向き合い育ちました。慶應義塾大学理工学部、のちに東京大学法学部で学び、卒業時には成績優秀者として「卓越」を受賞。名もなき花の姿を生け、日常のひとコマを写真に留める表現を続けています。
JR京都伊勢丹で祈りの展示「MOVING」、日本橋三越本店では写真展「一粒の砂 記憶 ひかり」を行うなど、多数の展示も手掛けています。EXPO2025 大阪・関西万博では、パビリオン「null2」の茶室に184日間、季節とともに移ろう花を生けました。その他、池坊青年部代表、京都市未来共創チームメンバー、東京国立博物館アンバサダー、花の甲子園などの審査員なども務めています。
写真集『よい使い手 よい作り手』刊行、講座「いけばなの補助線」や執筆、インスタレーションなど多方面で活動。“光を感じ、草木の命をまなざすこと”を軸に、日常の中に潜む美しさを発信しています。

SHOWKO(陶芸家 文筆家)
京都で340年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれ、ものづくりと日本文化に囲まれて育ちました。「読む器」を掲げる陶磁器ブランド SIONE や、割っては継ぐ思想から生まれる作品シリーズなど、独自の世界観を展開。国内外で展覧会を重ね、ホテルやインテリアアートなどクリエイティブ領域にも広く携わっています。
近年は文筆家としても活動し、著書『感性のある人が習慣にしていること』では、感性を“生きるための決定力”と位置付けました。
その後、工芸の哲学や言葉を「いま」を生きる人々の人生を心地よく幸せにしていく事業にも注力し、新しい工藝家の存在価値を未来に伝えています。銀閣寺近くに感性の育つ宿「うたひ」を開業し、2025年10月には、著書『クラフトフルネス』も刊行しています。

emma(絵馬)(アーティスト)
福岡出身、大阪を拠点に活動するアーティスト。
デジタルとアナログ双方の手法を用い、「感情×色彩」をテーマに、人の感情の多面性や日常から生まれる感情の渦を表現しています。海外カルチャーで培われた鮮やかな色彩感覚と日本的な美意識を融合させ、独自の作品世界を探求。見る人の心に残るネオポップな色使いと、どこか懐かしさの漂うタッチが特徴です。
これまでにイベントのメインビジュアル制作や出版物の装画、広告ビジュアル、ブランドとのコラボレーションなど、多様な活動を展開。最近では大阪万博会場でのウォールアート制作にも参加し、より大規模な空間表現にも活躍の場を広げています。個展やPOPUP、グループ展などでの作品発表も精力的に行い、アートとしての表現と商業領域の両面から注目を集めています。

Aiwei Foo(アーティスト)
ボルネオで生まれ、現在はクアラルンプールを拠点に活動するアーティスト・デザイナー。フィンランド・アールト大学でファッション・衣料デザインの修士号を取得し、シンガポールでアパレルデザイン&マーチャンダイジング、南洋美術学院で美術を学ぶなど、多分野を横断。視覚芸術、写真、映像、パフォーマンス、音楽、テキスト、テキスタイル、茶道、食まで、幅広い表現を実験的に探求しています。
受賞歴には、アンノウン・アジア審査員賞(2016年)や武井正和賞(2019年)などがあり、作品は、クアラルンプール日本財団での「Kaleidoscope Japan」(2022年)など国際的な展示会や、個展「Forever Gone But Always Exists」(2024年)で発表しています。

An Chen(イラストレーター)
台湾出身で、ロンドンを拠点に活動するイラストレーター。鋭角的な線や幾何学的なフォルムに、有機的なモチーフを組み合わせたビジュアルが特徴で、シンプルながら力強い独自のスタイルを確立しています。グラフィックデザインのバックグラウンドを持つことから、色彩や形の構成、全体のバランスにこだわり、幾何学的でありながら自然のモチーフを生かした表現を追求し、見る人の目を引く独自の世界観を描き続けています。
作品は、編集・出版物の装画やパッケージデザイン、広告、空間インスタレーションなど幅広い媒体で展開。Apple、The New York Times、YouTube などの多様なブランドやメディアからも依頼を受け、国際的に活躍されています。

EdH Müller(イラストレーター)
ブラジルを拠点とするイラストレーターで、ビデオゲームやコミックの分野で活躍しています。また、大学教授としても、アニメーションやビデオゲームの美術を教えています。
ドイツ・エアランゲンに生まれ、幼少期にブラジルへ移住。18歳で漫画制作を始め、国内出版社での仕事を経て、22歳で単身San Diego Comic-Conへ渡米し、国際的なキャリアを切り開きました。以降、コミックやゲーム、モバイルアプリ、広告など幅広いプロジェクトでイラストを手がけています。大学講師としても、アニメーション、ゲームアート、デザイン分野の教育にも携わり、多彩な創作活動を続け、近年はゲーム業界でも存在感を高めています。
11月28日(木) 新酒FESTIVALにて初披露・先行販売を実施
京都駅ビル2階・西口広場で11月5日~30日で開催した『京都伏見「玉乃光」蔵元直送 新酒FESTIVAL』の特別企画として、11月28日(木)18:00よりシリーズ第3弾のお披露目イベントを行いました。会場の一部は三五〇×プロジェクト仕様にし、シリーズ第3弾の先行販売も実施しました。
当日は、参加クリエイターである池坊専宗(いけのぼう・せんしゅう)さんが登場。今回のラベルデザインについて、次のように語ってくれました。
「(このデザインは)水を表現しています。水面に雨が降って色んな景色がゆがんだり、あるいははっきりと映り込んだり、波紋が生まれたり……。ひとつの光景でも多面的であり、ひとつの現実でも色んな見方が出来ることを、この平面に落とし込んでいます。そのようなことを、この日本酒と一緒にじっくり味わってもらいたいですね。」
その後、このプロジェクトのさらなる発展を願い、鏡開きも行いました。
さらに、三五〇プロジェクト・シリーズ第3弾の“同期”であるSHOWKOさんも駆けつけてくださり、新酒FESTIVALの目玉企画「まいにち鏡開き」の記念すべき300回目は、専宗さん、SHOWKOさん、京都村正の村山さん、玉乃光酒造の羽場社長の4人で盛大に開くことが出来ました。
出会いがつながり、想いが広がり、笑顔あふれる場所を――日本酒を通じてこれからもつくっていきたいと、改めて感じられるひとときとなりました。



12月5日〜7日 UNKNOWN ASIA 2025(大阪)に出展

12月5日(金)〜7日(日)に大阪で開催される『UNKNOWN ASIA 2025』に、玉乃光酒造は今年も出展します。会場には、シリーズ第1〜3弾で生まれた全18本のアートボトルが一堂に集結。これまでの歩みを振り返りながら、三五〇×プロジェクトが描いてきた“日本酒とアートの新しい関わり方”をご覧いただけます。

さらに本年も「玉乃光賞」を設け、今後のシリーズに参加いただく新たなクリエイターをセレクションします。多様な表現があふれる中で、今年はどんな出会いが生まれるのか――その瞬間を迎えることが、今からとても楽しみで心待ちにしています

■商品概要
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商品名:350+/350× Series 3
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原材料名:米(岡山県産)、米こうじ(岡山県産米)
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原料米品種:雄町 100%
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アルコール分:15%
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容量:720mL
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価格:5,500円(税込)
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発売日:2025年12月1日(月)
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販売:350オンラインショップ (https://350.tamanohikari.co.jp)
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仕様:350+/クリエイターラベル6種(いずれも中身は同一・1種につき限定350本)
■350Xプロジェクトとは
創業1673年の玉乃光酒造と、Skeleton Crew Studio が企画する「伝統×アート×日本酒」 の越境プロジェクト。ボトルをアートのキャンバスとして捉え、毎回異なるテーマとクリエイターが参加。日本酒の新しい楽しみ方・鑑賞体験を広げることを目的としています。
■会社概要
玉乃光酒造株式会社
代表取締役社長:羽場洋介
所在地:京都市伏見区東堺町545-2
公式サイト:https://www.tamanohikari.co.jp
~玉乃光酒造について~
創業1673年(延宝元年)。京都・伏見に蔵を構え、昭和40年代よりいち早く純米酒造りを復活させた、純米吟醸蔵。伝統の技と革新の精神を受け継ぎながら、酒粕やコスメ、コラボアートなど、“日本酒文化の新しい形”を発信し続けています。
■本件に関するお問い合わせ先
玉乃光酒造株式会社
広報担当:山川
TEL:075-611-5000
MAIL:tamanohikari@otoiawase.jp