環境にも配慮したアートなツリーを中庭に設置
ザ・プリンス 京都宝ヶ池(所在地:京都市左京区宝ヶ池、総支配人:人見啓介)は2025年11月19日(水)より、中庭に高さ約5mのツリーを設置し、木々のライトアップを実施いたします。
本年はオーナメントの素材のひとつに、伐採後も成長が早く、成長の際にCO2を吸収するなど環境負荷の低減につながるサステナブルな「竹」を使用し、関西在住の竹アーティスト三橋玄氏が製作いたします。
2025-2026カウントダウンイベントではこのツリーに、雛人形や五月人形制作の際にできる「裂地」でくるんだオーナメントをお客さまに取り付けていただきます。
裂地は京都市内にある京人形の老舗安藤人形店よりご提供いただきました。
京の伝統工芸の美意識を感じるさまざまな色と模様の裂地を球状の土台に貼りつけ、オーナメントとしてリメイクいたします。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池は本年5月、SDGsを実践する宿泊施設の国際認証「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」の「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得いたしました。今後もあらゆる機会を逃さずSDGsの取り組みを推進してまいります。



<ツリー&中庭ライトアップについて>
【期間】2025年11月19日(水)~2026年2月28日(土) 【点灯時間】:日没~12:00MID.
ホテル中庭はどなたでもご入場いただけます。下記Webサイトでもご案内しています。
https://www.princehotels.co.jp/kyoto/informations/illumination2025/
<2025-2026 カウントダウンイベントについて>
【日時】2025年12月31日(水)11:45P.M.~2026年1月1日(元日)0:15A.M.(終了予定)
【会場】ホテル中庭 ※天候等により会場が変更になる場合がございます。
【内容】カウントダウンコール ふるまい酒の提供
ご宿泊者さま限定の無料イベントです。裂地でくるんだオーナメント「福結び飾り」をお客さまご
自身で中庭のツリーに吊るしていただきます。配布は先着順で数量限定です。
<安藤人形店について>
安藤人形店は京都市上京区にある雛人形・五月人形・人形の製造・卸・小売の老舗。
今回は同店のSDGsの取り組みのひとつとして、オーナメント約100個分の裂地をご提供いただきました。黄綬褒章・瑞宝単光章受章の雛人形着付師 三代目安藤桂甫氏が伝統を守り優美な人形を創作しており、当ホテルでも、節句の時期に合わせて雛人形や五月人形をロビーに展示しています。
<竹アーティスト 三橋玄氏について>
大規模な野外音楽フェスティバルのステージ装飾をはじめ、屋内外イベント、店舗やオフィスの内外装などのアート製作を手掛ける。竹林の整備や保全に取り組む「竹の國」主宰。奈良県桜井市在住。
<三橋玄氏からのメッセージ>

「竹」は日本各地に植えられており、衣食住、芸術など日本文化になくてはならない素材です。
しかし、近代化とともにプラスチックなどに取って代わられるようになり、竹を切る人は少なくなり、今では日本中に放置竹林が広がっています。私たちは竹やぶを整備し、美しい竹林を作り、そこからもたらされるものを使って様々なものを作っていく取り組みを、奈良で12年前から続けており、今回使用した竹は、明日香村の竹林から取ったものです。
工房で竹の輪を組み合わせながら、効率的な組み方を模索していると、五角形と三角形からなる幾何学的な法則を見つけました。それを組み立てていると通りがかったイタリア人が「何を作ってるの?それはジェネサ(Genesa)よ!」と興奮した声で話しかけてきました。彼女は、この形が神秘的な力を持っていると話してくれました。この神聖幾何学形にはいくつかのパターンがあるそうで、今回の形は「ペンタスフィア(Pentasphere)」と呼ばれています。これらの神聖幾何学形はヒーリングや浄化、農業などに使われています。
国際認証「Sakura Quality An ESG Practice」について
「サクラクオリティ」は、ホテルや旅館等の宿泊施設を中心とした品質認証制度で、日本の観光サービスの品質を第三者が評価し、その品質の高さを認証する仕組みです。
また「Sakura Quality An ESG Practice(通称:サクラクオリティグリーン)」は、SDGsの視点に特化した品質認証制度で、環境・地域社会への配慮、持続可能な企業統治に関する基準により構成され、172項目によって評価されます。
2025年5月、ザ・プリンス 京都宝ヶ池はサクラクオリティグリーンの5段階の評価のうち「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」を取得いたしました。「4御衣黄(ぎょいこう)ザクラ」は自然環境や社会への積極的な関与が認められる「Regenerative(リジェネラティブ:顧客が増えるほど、地域環境をより良くする施設)」と位置付けられています。