ドイツで古くから伝わる素朴で格式高い民芸クラフトを展示
関西国際空港直結のホテル日航関西空港(所在地:大阪府泉佐野市 関西国際空港内 総支配人:山之口 智章)は、2025年11月8日(土)から12月14日(日)まで、木の実や花・草穂を使ったドイツ伝統のクラフト「トロッケンゲビンデ」の作品展『トロッケンゲビンデの世界』を開催いたします。泉州地域や和歌山でトロッケンゲビンデの講師として活躍する西森 豊恵氏(以下、西森氏)と教室の生徒による作品を展示し、自然素材が織りなす温もりある魅力をお届けします。

2022年2月よりホテル2階の通路スペースをギャラリーとして活用し、地域の方の協力のもと開催してきた展示は、今回で17回目を迎えます。
古くからドイツに伝わる伝統装飾「トロッケンゲビンデ」は、乾燥した木の実、草穂、香辛料などをワイヤーで結わえて仕上げる、素朴でありながら格調高い芸術作品です。本展示では、秋からクリスマスシーズンの季節に合わせた、独特の技法とアレンジのリースや額装作品を中心に、西森氏と教室の生徒作品77点を展示いたします。
トロッケンゲビンデの鑑賞にあたり、西森氏は『木の実や草穂が持つ自然の造形美や、作品一つひとつに込められた素材の力強さと、細部までこだわった手仕事の調和を感じ取ってほしい』とコメントしています。深まりゆく秋の豊かな彩りと、ぬくもりある木の実の質感が織りなす、自然の恵みを生かした温かみのある美しい風合いのトロッケンゲビンデ作品をお楽しみください。
今後もホテル日航関西空港では、泉州地域の良いもの・魅力・活躍する人を発掘し、紹介する場の創出に取り組んでまいります。
<トロッケンゲビンデの世界展 開催概要>
【開催日程】2025年11月8日(土)~12月14日(日)
【開催場所】ホテル日航関西空港 2階 通路スペース
【展示内容】西森 豊恵氏のトロッケンデビンデ作品26点
西森 豊恵氏3クラスの生徒作品および生徒との共同作品51点
※展示期間・展示内容は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
<西森 豊恵氏ついて>
大阪府堺市出身で泉佐野市在住。
トロッケンゲビンデとの出逢いは、子どもの幼少期に友人と訪れた万博記念公園で見つけた一つのシダローズがきっかけ。足元に落ちていた木の実の繊細な造形美に心を奪われたことから、木の実や花・草穂など自然素材を用いた作品づくりへの関心が高まり、トロッケンゲビンデの世界に魅了されていった。
1999年よりトロッケンゲビンデの制作を開始し、2014年にトロッケンゲビンデ1級資格を取得後、広範囲に乾燥植物素材を様々な手法で具象化していく美術工芸団体「拓象芸術協会会員」や、トロッケンゲビンデを日本国内に広めた森本禮子氏が主宰する「ドイチェフォルクスクンスト会員」にも所属。泉佐野市文化協会の会員として、泉佐野市民講座や自宅・和歌山でのレッスン、2016年から約9年間は大阪市内のホテルでの講座講師など、泉州や大阪・関西を中心に魅力や技術を様々な方に伝承する活動に加えて、自身が制作する作品を出展し、2017年 韓国・ソウルで開催の展示にて『日中韓芸友大賞』、2025年 拓青芸術協会展『創作最優秀賞』を受賞。
朽ちて土に還るはずの木の実や花・草穂などを、手間暇をかけて乾燥・加工し結び合わせることで、自然の残した恵みを頂き制作できる喜びや、様々な人との出逢いに感謝し、作品を作り続けている。
<所属>
・拓象芸術協会会員
・ドイチェフォルクスクンスト会員
・泉佐野市文化協会会員
<掲載・受賞歴>
・2017年 BESETOソウル展 日中韓芸友大賞
・2019年 第34回 拓青芸術協会展『(社)新日本美術院最優秀賞』
・2019年 第25回 記念BESETO 美術祭 東京展 2019『創作優秀賞』
・2025年 第40回 拓青芸術協会展『創作最優秀賞』
・『美術年鑑』『現代人気美術作家年鑑』工芸部門に毎年掲載
ホテル日航関西空港
2025年6月24日に開業30年を迎えるホテル日航関西空港は、世界の各都市を結ぶ海上空港「関西国際空港」内のホテルで、第1ターミナル、鉄道駅に直結した「エアロプラザ」内に位置し、第2ターミナルへは、「エアロプラザ」1階から無料連絡バスが運行。館内はゆとりのある空間設計を基本に、客室はやわらかな色調のインテリアと静けさを重視し、各レストランでは、食材にこだわった美味しい料理をお楽しみいただけます。旅の始まり・旅の終わりにぜひご利用ください。
【所在地】大阪府泉佐野市泉州空港北1番地
【電話】072-455-1111(ホテル代表)
【公式サイト】https://www.nikkokix.com/