水曜日, 11月 5, 2025
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Art Collaboration Kyotoのスペシャル・プログラム「山内祥太:supported by Daimaru Matsuzakaya Ladder Project」を開催支援

■展示日時:11月14日(金)~16日(日)■展示会場:Art Collaboration Kyoto(国立京都国際会館)

大丸松坂屋百貨店は、次世代アーティストを支援する「Ladder Project(ラダー・プロジェクト)」の第3弾として、国立京都国際会館にて開催される「Art Collaboration Kyoto(ACK)」のスペシャル・プログラム「山内祥太:supported by Daimaru Matsuzakaya Ladder Project」の開催を支援します。

テクノロジーと身体が折り重なりながら、複雑な社会や人間の感情の先を模索するアーティスト山内の新作インスタレーションを発表します。

Ladder Project 2025 選出アーティスト

山内祥太 Yamauchi Shota

1992年生まれ。東京藝術大学映像研究科メディア映像専攻修了。

主な展示歴に「匂いのモニュメント 忘れ去られたエロス」山口情報芸術センター[YCAM](山口、2024)「MAMプロジェクト030×MAMデジタル:山内祥太」森美術館(東京、2022)「アルスエレクトロニカ・フェスティバル 2022」ヨハネスケプラー大学(リンツ、2022)など。

主な受賞歴に「Terrada Art Award 2021」にて金島隆弘賞&オーディエンス賞受賞。第25回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞。

《カオの惑星》(2022)、展示風景:「MAMプロジェクト030×MAMデジタル:山内祥太」森美術館(東京)(2022-2023)、撮影: 木奥恵三

本年度は、国立京都国会館ニューホールエントランス付近に大型モニターなどを設置し、山内祥太が作り出す作品が体験いただけます。またACK会場内、カフェ&バーエリアにも山内祥太の関連作品が登場します。

※カフェ&バーエリアの作品は11月17日(月)からARToVILLAサイトにて販売予定。

山内祥太 インタビュー記事はこちら

https://artovilla.jp/articles/interview_shota-yamauchi2025.html 

ARToVILLAサイト(大丸松坂屋百貨店 運営メディア)https://artovilla.jp/market/

推薦委員である、角奈緒子氏(金沢21世紀美術館 学芸課長)のコメント

山内祥太は、3DCGや映像、彫刻、パフォーマンスなど多様なメディアを横断し、デジタル(仮想)と生身の身体との邂逅を試みているように感じます。視覚にとどまらず、嗅覚や触覚を喚起する装置を設計し、個々の感覚と記憶を巻き込みながら、実在の認識を改めて促すのです。スマートな最新技術の駆使の背後に、生々しく泥臭い物語や批評性が潜む彼の作品やプロジェクトには、相反するものの乖離と包容が同時に現れます。自分の関心以外のことには触れようとせず、そうすることに慣れてしまった今日の人々の忘却に沈んでいくもの・こと・現象を思い出させ、名状しがたい心地の悪さを突きつける、回収不可能な複雑さを帯びた作品の提示に期待し、推薦した次第です。

展示概要

Art Collaboration Kyoto

会期:11月14日(金)・ 15日(土) 12:00–19:00、11月16日(日) 11:00–17:00

会場:国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)

アクセス:京都市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」から徒歩5分、京都市バス・京都バス「国際会館駅前」から徒歩5分

※最終入場は閉場の1時間前まで

※内覧会 11月13日(木)は招待者と報道関係者のみ

※入場料はArt Collaboration Kyotoに準ずる

「Ladder Project(ラダー・プロジェクト)」の目的と取り組み

大丸松坂屋百貨店は、ユニークで文化価値のあるアートワークをプロデュースすべく、世界で通用するアーティストになる為の起点をサポートするアーティスト育成プロジェクト「Ladder Project(ラダー・プロジェクト)」を2023年10月より開始しました。

アート業界は、独特なマーケット市場と言われています。マーケット上での金銭的な価値だけではなく、美術的・文化的価値の両軸が必要となることがその理由です。そのような中、美術的・文化的価値の向上を目指す上では、国際的な芸術祭や美術館での作品展示も重要となりますが、若手の作家は制作活動における環境面のハードルが高く、チャンスを掴み取ることが難しい状況です。そこで私たちは、次世代を担う作家の制作をサポートする仕組みを作りました。

初年度は「Art Collaboration Kyoto」にて、スクリプカリウ落合安奈氏、玉山拓郎氏の作品発表を、昨年度は渡辺志桜里氏の作品発表を支援しています。

【作家選定基準】

支援する作家の選定に際しては、美術関係者の皆さまにご協力いただき、以下「選出基準」をもとに選考します。

• 国際的な現代美術のコンテクストと接続しうるか

• 継続的な活動が期待されるか

• この支援をきっかけに新たなステップを切り開けるか

■24年・25年度選考委員メンバー (※五十音順)

飯田志保子(キュレーター)

角奈緒子(金沢21世紀美術館 学芸課長)

藪前知子(東京都現代美術館 学芸員)

Art Collaboration Kyoto (ACK) とは

Art Collaboration Kyoto (ACK) は、「コラボレーション」をコンセプトに、京都で開催する現代美術のアートフェアです。国内と海外、行政と民間、美術とその他の領域等、様々な分野とのコラボレーションを実現し、新たな可能性を開く機会となるでしょう。会場となる国立京都国際会館では「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の2つのセクションを設け、出展ギャラリーが作品の展示・販売を行うほか、ACKが主催するACK Curatesの「パブリックプログラム」、パートナー企業とコラボレーションした「スペシャルプログラム」を開催します。ACK Curatesではその他、キッズプログラム、トーク等、これからのアートの担い手を育成する教育プログラムも充実。併せて京都府内では、ACK会期に合わせて多数のアート展示が開催されます。

主催:Art Collaboration Kyoto 実行委員会、

京都府、一般社団法人日本現代美術振興協会、一般社団法人日本現代美術商協会、一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、京都商工会議所、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー

公式サイトURL:https://a-c-k.jp/

  ※外部サイトに遷移します 

同時期に京都で開催される「CURATION FAIR Kyoto」にArtglorieux (アールグロリュー)が出展!

同時期に京都で開催される「CURATION FAIR Kyoto」に、大丸松坂屋百貨店が運営するアートギャラリーArtglorieux (アールグロリュー)が出展。

金と銀の織りなす世界観を生み出す裕人礫翔の世界感をご覧いただけます。 

展示概要

CURATION⇄FAIR Kyoto

会場:⼤本⼭ 妙顕寺 [出展ブース NO.18](京都市上京区妙顕寺前町514)

日時:11月15日(土) 17:00−19:00 、16(日)・17日(月) 11:00-19:00 、18日(火) 11:00-18:00

※最終入場は各日終了30分前。

空間演出:菅真継 / 庭大工:皆川拓哉

アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線「鞍馬口駅」より徒歩約10分・「今出川駅」より徒歩約15分、京都市営バス 9・12・67系統「堀川寺之内」下車徒歩約5分

※入場料はCURATION⇄FAIRに準ずる

[特別展示]

会場:本山 本法寺 開山堂(京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617)

日 時:11月15日(土)13:00-19:00、11月16日(日)- 18日(火)10:00-16:00

アクセス:京都市営地下鉄 烏丸線「鞍馬口駅」より徒歩約15分、京都市営バス 9・12・67系統「堀川寺之内」下車徒歩約3分

※入場料は本法寺に準ずる    

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