開催日:2025年11月10日(月)~11月24日(月) 会場:東京ミッドタウン日比谷 地下アーケード
三井不動産株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」) はThe 5th Floorと共同主催で2025年11月10日(月)~24日(月)の14日間、東京ミッドタウン日比谷 (千代田区有楽町、事業者:三井不動産株式会社)にて、現代アートの特別展示イベント「c/o(シー・オー)」を開催いたします。
本イベントは、11月8日(土)~10日(月)に東京都千代田区の科学技術館で開催されるアートフェア「EASTEAST_TOKYO 2025」の関連プログラムとして、文化・エンタメ・芸術分野の発信プラットフォームである東京ミッドタウン日比谷で実施されます。
三井不動産とThe 5th Floorが協働し、次世代のアート産業基盤を担う若手キュレーターの育成を柱に据え、実践の場・ネットワーク・評価の機会を提供することで、人材の成長とプロジェクト創出を連動させ、アート産業の波及を図ります。この機会に東京ミッドタウン日比谷にぜひお越しください。
【出展アーティスト過去作品】





「東京ミッドタウン日比谷 c/o(シー・オー)」イベント概要

【展覧会名】c/o(シー・オー)
【開催日時】11月10日(月)~24日(月)
【場所】東京ミッドタウン日比谷 地下アーケード
【主催】三井不動産株式会社、The 5th Floor
【協力】EASTEAST_TOKYO 2025事務局
三井不動産とThe 5th Floorによる次世代若手キュレーター特別展「c/o(シー・オー)」開催
The 5th Floorが昨年実施した若手キュレーター向けの教育プログラム「Pre-Curatorial」の参加者である青木未歩(⾦沢)、川口遼大(東京)、平野成悟(京都)の3名が共同でディレクション。各都市で体感している制度・現場の差異を共有から検証する実践として、来街者が行き交う空間で“自分たちの立ち位置を再確認する場”を立ち上げます。
* 「Pre-Curatorial」はTaguchi Art Collectionの協賛により開催されました。

青木未歩 Miho Aoki
2004年東京都生まれ。現在は金沢美術工芸大学 芸術学専攻四年次に所属。現代美術におけるリサーチベースドアートの事例と、美術批評の言論空間の脱植民地化の手立てについて研究している。また、さまざまな現場に介入していくことで、アートシーンにおける協働のあり方について模索する。
主な活動に間瀨円也と寺林俊太による二人展「fog」でのキュレーション(金沢美術工芸大学アートコモンズF,金沢,2023)、「アートと脱植民地化:リサーチとアーカイブの視点から」(金沢美術工芸,金沢,2025)など。

川口遼大 Ryota Kawaguchi
インディペンデントキュレーター。1999年山梨県生まれ、東京都在住。中央大学法学部政治学科卒業。
キュラトリアルコレクティブコレクティブ{}(cacco)共同設立者、代表。HR(旧称・ヒロ画廊伊豆大川)ゲストディレクター。ノンフィクショナルな物語性を基に展覧会空間の設計を行う。
近年の主なキュレーションに「 { } 」(デカメロン, 東京, 2023)、「港,飛行,為,音楽 (PORTS, AIR, FOR, MUSIC)」(The 5th Floor, 東京, 2024)、磯崎隼士・道前碧二人展「波がくる」(HR, 静岡, 2025) などがある。

平野 成悟 Seigo Hirano
1996年大阪府生まれ。京都市在住。インディペンデントキュレーター。アートエージェント「D ARTS」ディレクター。京都を拠点として主に関⻄圏での展覧会企画や様々なアートプロジェクトに携わる。作者/作品を取り巻く空間や⽂脈、制度について思考を重ねながら展⽰⾏為のもつ可能性を探求している。近年のキュレーションに、「ウィルヘルミーの吊り板」(MEDIA SHOP|gallery2,京都,2020)、「つきうつし」(galerie16,京都,2023)、「You(Me)」(hakari contemporary,京都,2024)、「narratage」(奈良町にぎわいの家,奈良,2024)、「ウツツのはえる庭」(ビューイングルームこぉと,奈良,2025)、「Flow Glow Blow Bubbles」(UNION SODA,福岡,2025)
■EASTEAST_TOKYO 2025

EASTEAST_は、東京を拠点に、アートやその周辺領域で活動する文化従事者たちによって設立された、独立性と連帯の精神をもつアートフェアです。2023年は科学技術館(東京都千代田区)を会場に約1万人を動員。東京の豊かなカルチャーシーンから生まれたアーティストやコミュニティ、アートプロジェクトを紹介するとともに、それらが連帯するための場をつくることを試みました。
今秋、第3回となるEASTEAST_TOKYO 2025では、初参加の国内ギャラリー/スペースに加え、海外からも注目のギャラリーを招聘。アートや文化に携わる多様な立場の人々が集まり、現場の実践から見えてくる課題について意見を交わすフォーラムや、東京をはじめローカルに根付いたカルチャーシーンやコミュニティと直接つながるオフサイト企画など、表現のリアリティと可能性に価値を置いた多彩なプログラムを展開します。EASTEAST_は、アートフェアであると同時に、アジアを起点とする新たな文化的エコシステムを探る実験的なプラットフォームです。商業性と文化的実践が共存し、新たな関係性や視点が生まれる交流の場となることを目指します。
EASTEAST_TOKYO 2023 会場風景
Photography by Yuki Aizawa, Courtesy of EASTEAST_


■The 5th Floor

The 5th Floor(ザ・フィフス・フロア)は2020年2月、根津・池之端に誕生したキュラトリアル・スペース。元社員寮の均一なようでそれぞれ異なる5階3部屋、あるいはバルコニーや屋上など特有の空間を活かす、意欲的なキュレーション主導のプログラムを発表する。また、展覧会に加え、ワークショップや、国内外のキュレーターを招請しリサーチ/展覧会企画をサポートする「Curator in Residence」や独自の教育プログラムなど、次世代のアーティストやキュレーターの台頭、活動を支援する取り組みを行う。
