〜2025年11月12日(水)より受講者の募集開始〜

東京都町田市の谷戸に佇む寺院・東向山簗田寺(りょうでんじ)と株式会社マザーディクショナリーは、親子がともに体験し、対話をする『 500 年の学校 おやこのためのフォルケホイスコーレ 』を開講し、第 1 期受講生を2025年11月 12日(水)より募集いたします。
プログラムは全 6 回、2026 年 5~10 月の毎月第3日曜日に、アート、音楽、自然、哲学など様々な分野の多彩な講師陣を迎えて開催します。朝から夕方までの一日を通して親子で体験し、対話を重ねることで、気づきや学びがこころと体に染み込んでいく、特別な 1 日をお届けします。
『 500 年の学校 ~おやこのためのフォルケホイスコーレ~(第1期 )』
日程|2026年 5 月~10 月/全 6 回/毎月第 3 日曜日 ※うち1回はお泊まり会を予定
時間|10:00~16:00(昼食付き)
定員|10 組 20 名
対象|小学 3~6 年生のこども 1 名とその保護者 1 名
受講料|月額 22,000 円 ×6 回(6ヶ月コースのみ)
会場|東向山 簗田寺(東京都町田市忠生2-5-33)
Instagram|@yato500net
講師陣|
石田多朗/作曲家、伊藤千枝子/ダンサー、金沢健一/彫刻家、コムアイ/アーティスト、
下道基行/美術家、高橋鴻介/発明家、永井玲衣/哲学者、蓮沼執太/音楽家、
増満兼太郎/造形作家、三上奈緒/料理人など(50 音順)
申込期間|2025年11月12日(水)~ 2026年3月末日
申し込みフォーム|https://qr.paps.jp/gOfHi
主催|簗田寺
企画・作成|株式会社マザーディクショナリー
協力|合同会社めて
「自然に根差した時間が流れる簗田寺で、深く呼吸し、日々の当たりまえを手放し、こころをそっとゆるめていく。」
500 年の周期で変化̶̶豊かな環境の地域に開かれた寺院・東向山簗田寺
寛永 6 年(1629 年)に建立された東向山簗田寺(とうこうざんりょうでんじ)は、東京都町田市・忠生の閑静な森と湧き水に恵まれ、四季折々の草花や鳥の声が季節の移ろいを知らせてくれる、特別な時間が流れる場所です。谷の間から湧き出る泉の周りには絶えず人が集まり、およそ 500 年ごとに大きな変化を迎えてきたことから、次の 500 年をつくっていく学びの場として『500 年の学校』があります。古くは 7000 年前、縄文時代にこの地で村が栄え、前回のターニングポイントの 1629年にここに禅宗の御堂が建立されました。地域に根ざした寺院として、日曜参禅会や文化講座、音楽イベントなどの文化・社会事業も積極的に行っています。
丘陵地が浸食されて生まれる谷状の地形と、そこに広がる生態系やその営みも含めた総称を「谷戸」と呼ぶことから、簗田寺は 500 年後の未来へとつながる暮らしと関係性をつくる “YATO プロジェクト”を展開中。一帯には「すべて、こども中心」を理念とする「しぜんの国保育園」や、地域の方も手入れに参加する里山・畑もあります。「500 年の学校」はその中心的なプログラムとして、2024 年に始動しました。



「わからないからおもしろい。
不思議だねって一緒に目を合わせて微笑み合う「今」を大切に。」
“フォルケホイスコーレ” と“フリースコーレ” をモデルにした、日常のすこし外側の学びの時間
「おやこのためのフォルケホイスコーレ」は、デンマーク発祥の大人を対象とした“フォルケホイスコーレ” とこどもを対象とした” フリースコーレ“ の学びのスタイル(エッセンス)を取り入れ、日本の風土と暮らしに合わせて再構築したプログラムです。簗田寺という学び舎で、親子がともに「生きている」を感じ、「生きること」そのものを学び合います。
1講座をゆとりある 10:00~16:00 とし、何かをやってみたというだけでなく、試行錯誤をしてみたり、みんなで対話をして振り返ったり、1 日をとおして体験を深めていきます。正解を求めるのではなく、親子で「わからないこと」を楽しむ、500 年の学校ならではの貴重な 1 日。毎月の体験が、親子の間に自然な「対話の種」「未来への種」をまいてくれます。



「“生きている” をつくる」とは不思議な言葉ですね。
しかし私たちは普段の生活で “生きている” という当たり前のことを意識する機会はそう多くはないのではないでしょうか。500 年の学校は、あらためて「みんなみんな生きているんだ」という実感を意識し分かち合える授業にあふれています。学校で出会った同志そして子どもたちとともに、“生きている” という意識をつくっていきましょう。その意識の内側にこそ本校の求める学びがあります。
簗田寺 住職・500 年の学校 校長 齋藤紘良
「生きている」を創っていく多彩な講師陣
様々な分野の第一線で活躍するプロフェッショナルな講師陣と共に、新しい世界やものの見方に出会いながら、多様な繋がりの中で学んでいきます。こどもも大人も、簗田寺という稀有なフィールドで、感じること・考えること・表現することを自由に楽しみます。

“フォルケホイスコーレ”と“フリースコーレ”
「500年の学校」は、デンマークで生まれた「フォルケホイスコーレ」の理念にインスピレーションを受け、始まりました。「フォルケホイスコーレ」は年齢や学歴、評価といった枠組みにとらわれず、人が “ありのままに生きる” ために学び合う学校として、 北欧を中心に根づいています。一方、「フリースコーレ」は小中学生が通う“自由学校” で、子どもがありのままに成長することを大切にしています。教室だけでなく自然の中でも過ごし、対話や共同作業を通して社会とつながることを学びます。
どちらも、「ダイアローグ(対話)」が重要な時間のひとつとなっており、本プログラムでも、毎講座の前後には「ダイアローグ」の時間を設けていることが特徴のひとつです

500年の学校のダイアローグは、その日の体験をもとに、みんなで問いを出し合い、対話が始まります。自分の言葉で話し、お互いの思いも大切にしながらじっくりと言葉に耳を傾けます。答えを出すことを目的とせず、考え続けることを大切に。毎回のダイアローグを通して、気づきや変化につながっていきます。


YATOプロジェクトについて

「谷戸」と呼ばれる、丘陵地が侵食されて形成された谷状の地形を持つ町田市忠生地域。「すべて、こども中心」を理念とする「しぜんの国保育園」や寺院を取り巻く里山一帯を舞台に、地域について学びながら、500年間続く人と場のあり方(=common)を考えるアートプロジェクト。アーティストや音楽家、自然環境や歴史などの専門家や地域の団体と連携し、次世代を担うこどもと大人が一緒に取り組む企画を行っています。
マザーディクショナリーについて

”より良い社会になるために私たちに出来ること”
私たちの取り組みは、人と文化と自然、それらをつなぐ場づくりと、未来に伝え残すべき技や想いのバトンを繋ぐ”未来への種まき”です。「かぞくのアトリエ」、「代官山ティーンズ・クリエイティブ」、「景丘の家」をはじめとする居場所づくりにまつわるノウハウ、「TRACING THE ROOTS」などのイベントや、ワークショップの企画、アーティストのマネジメントを通して、人と文化のつながりをさまざまな形でサポートしています。
会社概要
社名|株式会社マザーディクショナリー
本社所在地|東京都中央区⽇本橋⼩⾈町14-7 SOIL Nihonbashi 2F
設立年月日|2013年4月1日
代表取締役|尾見紀佐子
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お問い合わせ : yato@ryoudenji.net 担当:江幡、渡辺