PartⅠ松谷武判 展(2025年7月4日ー27日)/Part Ⅱセレクト展(8月8日ー30日)京都ギャラリー白川
京都ギャラリー白川にて2006-2025の20年にわたり開催された「現代アートうちわ展」20年のあゆみを記録した図録が発売される。
「ジャパニーズ モダン 江戸から現代へ」をコンセプトに、日本の現代アートを、大衆文化が花開いた江戸時代の文化を起点に、その魅力に再び注目しようという思いからスタートした「現代アートうちわ展」。20回目を迎える今年は、パリ在住・世界で活躍するアーティストの松谷武判氏のうちわ芸術を紹介する「PartⅠ松谷武判 展」(7/4-27)と、20年間に発表されたうちわ展の中からセレクトされた作品を展示する「Part Ⅱセレクト展」の2部構成にて開催(8/4-8/30)。
2016年より現代アートうちわ展に参加している松谷武判氏の19点のうちわ作品全てが掲載されている貴重な1冊となる。
日本画、油彩画、版画、立体、漆、織、ガラス等の様々な素材、技法、自由な発想で制作された「現代アートうちわ」、20年のあゆみが楽しめる1冊となっている。

発売は8月22日頃を予定しており、展覧会会期中は1,980円(税込)特別価格にて販売される。
A4判正方形、42ページ、オールカラー2,200円(税込)。
ぜひ、お手にとってご覧いただきたい。



図録内容:
・PartⅠ 松谷武判展 うちわ作品
(会場には展示されていなかった3点を追加した計19点を掲載)
・Part Ⅱ セレクト展 展示作家(計35名)
今尾栄仁、大野浩志、片山雅史、栗本夏樹、松谷武判、三桝正典、藤田修、他



〈ジャパニーズ モダン 江戸から現代へ〉
第20回「現代アートうちわ展 2025」図録
PartⅠ 松谷武判 展
PartⅡ セレクト 展 2006-2025 / 20年の記録
発行日:2025年8月22日
仕様:A4正方形 カラー
ページ数:42ページ
価格:2,200円(税別)
*セレクト展会期中(8/8-8/30)のみ特別価格1980円(税込)
出版:合同会社ギャラリー白川
表紙掲載作品 松谷判武 うちわ 2024
裏表紙掲載作品 大野浩志 うちわ 2024「創生」
松谷武判 Matsutani Takesada〈プロフィール〉
1937年、大阪市に生まれる。
14歳で結核を患い8年間の闘病生活の中で日本画を学ぶ。
1962年頃から、戦後間もなく大阪で開発されたボンドを使い、素材そのものが形作る有機的なフォルムを取り入れたレリーフ状の作品を発表。
1963年、戦後の前衛芸術を牽引した具体美術協会会員となる。
1966年、第一回毎日美術コンクールで優勝。留学賞を獲得し渡仏。
以後、パリを拠点に版画制作に取り組む。
1980年ごろからボンドで盛り上げたカンヴァスを鉛筆で黒く塗りつぶした作品を発表。漆黒の鉛色の黒が日本的な美意識と現代アートの融合を感じさせ松谷独自の世界を確立する。
2006年からスタートしたギャラリー白川での現代アートうちわ展には、2016年から参加。
今展、展示した16点のうちわ作品は、松谷氏の時代時代を代表する表現で描かれており、松谷武判の芸術に身近に触れるまたとない機会となっている。
主な展覧会
1993 西宮市大谷記念美術館(日本)
1999 芦屋市立美術博物館(日本)
2010 神奈川県立近代美術館(日本)
2015 西宮市大谷記念美術館(日本)
2017 第57回ヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)
*メイン企画展「Viva Arte Viva」に大規模インスタレーション《流れ-ヴェニス》を出品。
2019 パリ・ポンピドー・センター(パリ)
2022 「Takesada Matsutani-Combine-」Hauser & Wirth(ニューヨーク)
2023 Hauser & Wirth Paris (パリ)
2024 東京オペラシティ アートギャラリー(日本)
店頭、オンラインストアにて販売
図録販売ページ(オンラインストア):
https://gshirakawa.theshop.jp/items/116062229
現代アートうちわ展
オンラインストア:
https://gshirakawa.theshop.jp/categories/6825142
会場:京都 ギャラリー白川
営業時間 / 12:00 – 18:00
定休日 / 月曜、火曜
Tel 075-532-2616
E-mail info@galleryshirakawa.com
〒605-0822 京都市東山区祇園下河原上弁天町430-1
ホームページ:http://www.galleryshirakawa.com
オンラインストア:https://gshirakawa.theshop.jp