次世代の創造を支える、協賛パートナー募集中(8月31日締切)
2025年春、新進気鋭のアートコンペ「ⅢARTMAN-CELL 〜students show〜」(主催:株式会社アートチューンズ 本社:東京都千代田区)に、全国72校の学生から応募が集まりました。

本企画は、三人一組のチームを結成し、「芸術とは○○だ」という問いと向き合い、その定義を企画として構築する、これまでにない形式のアートコンペ。従来の評価軸にとらわれないこの試みに、ジャンルや教育機関、地域を越えてZ世代が参加。多様な問いが全国から集まりました。
今回は、初開催となった2025年の参加者統計レポートを発表するとともに、10月1日より配信予定の世界初・アート・リアリティーショー、そして現在募集中の協賛パートナー募集(締切:8月31日)についてお届けします。
◆ 2025年開催参加者統計レポート|応募者の構成と傾向

◆ 学年構成:進路の節目にあるZ世代から、創造的な人材が集結
「問いを立て、それを定義し、企画として構築する」ことが求められる本企画には、進路選択期にある層からの応募が多く見られました。
参加者の中心は大学3年(24.9%)、大学4年(22.1%)、高校3年(19.9%)で、進学・就職などの節目にあたる学年が全体の約67%を構成。大学1・2年生、専門学校生、高校1・2年生からの参加もあり、Z世代の中でも幅広い段階から、創造的なプロセスに呼応する層が集まりました。

◆ 学校種別:芸術大学・総合大学・高校の三軸構成
所属する学校の内訳は、芸術大学(35.9%)・総合大学(33.7%)・高校(21.5%)の3カテゴリが大部分を占める構成に。美術専門学校(5.5%)・通信制高校(1.1%)も含まれ、学びの形や地域性を問わない多様な背景が広がりました。

また、東京藝術大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学といった美術大学をはじめ、東京大学、慶應義塾大学、名古屋工業大学、九州大学、東京外国語大学などの総合大学、埼玉県立浦和西高校、香川県立善通寺第一高校、札幌大谷大学といった地域に根ざした学校からの参加も目立ちました。
◆ チーム構成:同一校による結成が主流、約3割は学校区分を越えた越境型に
チーム構成の分析では、全メンバーが同一の学校に所属する構成が約62%、
異なる学校に属しながらも同一の学校区分(例:美術大学)に属するチームが約10%、
異なる学校区分にまたがる“越境型”の混成チームが約29%を占める結果となりました。
同一校構成が主流である一方、分野や教育環境の異なるメンバーが集まった混成チームでは、複数の視点や背景が交差することで、多層的で柔軟な創造性の広がりが見られる傾向があり、こうした構成が創造の方向性に新たな可能性をもたらしていることがうかがえました。

◆ 地域分布:全国から集まる問いと視点
応募校は、関東(約30%)・近畿(約20%)・中部(約15%)を中心に、北海道・東北・中国・四国・九州・沖縄を含むすべての地域から参加がありました。大都市圏に立地する大学・高校に加えて、各地域に根ざした教育機関からの参加も目立ち、地理的条件を問わず、芸術を“自分の言葉で定義しようとする動き”に関心が集まったことがうかがえます。
応募校一覧(全72校/五十音順)
愛知県立旭ケ丘高等学校/青稜高等学校/跡見学園高等学校/大阪芸術大学/大阪市立大学/大阪総合デザイン専門学校/御茶の水美術学院/関西大学/京都美術工芸大学/京都芸術大学/京都精華大学/近畿大学/慶應義塾大学/工学院大学/國學院大學/国際教養大学/埼玉大学/埼玉県立浦和西高校/埼玉県立大宮光陵高等学校/札幌大谷大学/上智大学/女子美術大学/千葉英和高等学校/中央大学/筑波大学附属駒場高等学校/つくば開成高等学校/帝京大学/東京外国語大学/東京科学大学/東京学館船橋高等学校/東京経済大学/東京藝術大学/東京造形大学/東京大学/東京電機大学/東京都立北園高等学校/富山大学/富山ガラス造形研究所造形科/同志社大学/名古屋工業大学/名古屋芸術大学/奈良市立一条高等学校/日本工業大学/日本大学/白鷗大学/阪南大学/武蔵野美術大学/武田高等学校/放送大学/文化服装学院/法政大学/松陽高校/松蔭大学/宮崎大学/明治大学/名城大学/立教大学/立命館アジア太平洋大学/立命館大学/龍谷大学/早稲田大学/YMCA学院高等学校/N高等学校/第一学院高等学校四ツ谷キャンパス/福岡情報ITクリエイター専門学校/デジタルハリウッド大学/情報経営イノベーション専門職大学/香川県立善通寺第一高等学校/創価大学/大原学園福岡情報ITクリエイター専門学校/多摩美術大学/桜美林大学
◆ ドキュメンタリー配信開始|2025年10月1日より
現在、一次審査を通過した10チームが公式Webサイトにて公開中。この中から選ばれた最終審査進出の5チームに密着したドキュメンタリー映像が、2025年10月1日より配信開始されます。
本作は、問いと向き合う学生たちの姿を追った記録映像として制作され、ジャンルの枠を越える新たな映像表現、世界初の「アート・リアリティーショー」として展開される予定です。
▶ドキュメンタリー広報は【2025年9月1日より本格始動】
配信はYouTube・Vimeoにて無料公開。
SNSや特設ページ、イベント上映など、複数メディアを通じて多面的に展開されます。
◆ 協賛企業・団体募集中(8月31日締切)
現在、「ⅢARTMAN-CELL 〜students show〜」では、2025年8月31日まで協賛企業・団体の募集を実施しています。
本プロジェクトは、完成された作品ではなく、“問いを立てるプロセス”そのものを可視化し、共有するアートプロジェクトです。Z世代の思考、表現、迷いに寄り添いながら、次世代の創造力と社会をつなぐ場をつくることを目指しており、創造的人材を育む土壌を広げていく取り組みとして、芸術や教育の枠を越え、よりよい未来を共に育てるパートナーシップを築ける企業・団体様との出会いをお待ちしています。
■協賛メリット・露出機会について
協賛企業・団体の皆さまには、 ドキュメンタリー映像内でのロゴ露出、ⅢARTMAN-CELL公式Webサイトでの企業紹介、イベント開催時のPR連携、その他各種メディアでの露出機会など様々な展開を予定しています。
▶協賛資料・お問い合わせ:https://artman-cell.art/partner
主催:株式会社アートチューンズ
“誰もが芸術家である時代”をコンセプトに、プロフィールSNS「artTunes」、芸術的な価値を社会に実装した企業・団体を認証する「a-mark」、企業もまた創造の主体であるという視点から生まれたアート×求人メディア「クリエイティブ企業ガイド」など、多様な取り組みを通じて、芸術的な社会の創出に取り組んでいます。
創造的な才能が生まれ、育ち、社会のなかで花開いていく。その循環を支えるための基盤を整えながら、全ての人類が創造的である社会を実現します。

■会社概要
会社名 : 株式会社アートチューンズ
代表者 : 代表取締役 宇津木 安来
所在地 : 〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5F
設立 : 2022年9月
事業内容: プラットフォーム事業/イベント事業/メディアコンテンツ事業
資本金 : 1億6,000万円
URL : https://art-tunes.art/ja