水曜日, 7月 2, 2025
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【ルイ·ヴィトン】上海の「The Louis」にて「ビジョナリー·ジャーニー」展 開催中

©LOUIS VUITTON

旅、クラフツマンシップ、ファッション、イノベーションといったルイ·ヴィトンのテーマを通し、メゾンの多面的なヘリテージを探求する最新エキシビション「ビジョナリー·ジャーニー」が上海で開催中。

OMAの重松象平が演出を手掛けた壮大な空間では、過去と現在のアイコンが融合する時空を超えた創造の旅が、没入型の視覚体験と共にストーリーを繰り広げます。

2フロアからなる巨大な船体型の「The Louis(ザ·ルイ)」にて、テーマごとに構成されたルームを舞台に、ルイ·ヴィトンの創業から現在にいたるまでの発展の軌跡を辿る「ビジョナリー·ジャーニー」展。

エントランスを抜けたすぐ先には、OMAの重松象平がデザインした本展を象徴するトランクスケープのインスタレーションが姿を現します。LV ザ·プレイス バンコクでも展示され、7月15日(火)には大阪中之島美術館にも登場するこの没入型の構造物は、アーチ状に組み合わされたモノグラム·キャンバスのトランクがまるで別世界のような空間を演出し、メゾンの原点とも言える製品の独創性とクラフツマンシップを象徴します。刻々と変化する自然の風景を背景にまるで宙に浮かんでいるような、この魅惑的なトランクスケープから展覧会ははじまります。

©LOUIS VUITTON

From Asnières to the Sea(アニエールから海へ)

エキシビションは、ルイ·ヴィトンの起源をさかのぼる2つのタイムラインで幕を開けます。1つは、セーヌ川沿いの町、アニエールに根差したメゾンのルーツを辿る旅。1859年にここに設立された最初のアトリエは、メゾンが誇るクラフツマンシップとヴィトン家の伝統が息づく場所です。もう1つは、船による大西洋横断の旅のためにデザインされたトランクから、ルイ·ヴィトン カップをはじめとする歴史的なヨットレースまで、ルイ·ヴィトンと海の世界との深い結び付きを辿る旅です。これら2つのタイムラインはどちらも、職人技と遙かなる地への憧れに導かれたメゾンのビジョンを物語っています。

「トランクスケープ」を通り抜けた後、「Origins(オリジン)」のルームでは、革新的な視点を通して再構築されたアーカイヴ作品が展示され、旅の真髄(こころ)を表現するトランクやレザーグッズを讃えます。画期的なグリ·トリアノン キャンバスから、クチュールを収納するために特別にデザインされたモノグラム·モチーフのトランクまで、さまざまなデザインに彩られたメゾンの伝統は常に機能性とセンスに支えられてきました。「スティーマー·バッグ」やバニティケースも含めルイ·ヴィトンの製品は常に、新たな移動手段を予見することで進化してきました。

The Spirit of Voyage(旅のエスプリ)

「Voyage(ヴォヤージュ)」と題されたルームでは、旅の詩的、個人的、そして遊び心溢れる側面を探求。メゾンが取得してきた特許や、魅惑的なフォルムのバッグ、広告のアーカイヴなど、さまざまなエレメントを通して、あらゆる旅が物語となり、あらゆるアイテムが旅の伴侶となってきたメゾンの歴史に想いを馳せます。スペシャルオーダーによって変貌を遂げた「キーポル」や「ネヴァーフル」などのアイコンバッグと共に、伝説的な旅人や著名人たちを紹介します。

Olfactive Exploration(香りの探求)

「Perfume(パフューム)」のルームでは、ルイ·ヴィトンとビューティーが共に歩んできた軌跡を振り返ります。クロコダイルとクリスタルをあしらった化粧用ケースから、マスター·パフューマー ジャック·キャヴァリエ·ベルトリュードによる2016年のエレガントな香りの復活まで、ルイ·ヴィトンのフレグランスは、まさに記憶や場所、そしてエモーションを呼び覚ます存在。歴史的なフラコンボトルと現代的な「マル·デクヴェルト」は、香りとイマジネーション両方の象徴として展示されています。1927年に誕生したルイ·ヴィトン初のフレグランス「Heures d’absence(ウール·ダプサンス)」が物語るように、香りのエッセンスは、メゾンの伝統を紐解く鍵なのです。

Books and Bibliophilia(書物と読書家)

「Books(書物)」ではヴィトン家と文学の深いつながりを知ることができます。ガストンールイ·ヴィトンによる著作やスケッチ、旅に関する講演の原稿などの貴重なコレクションを通して、トランクがライブラリーとなり、読書がまるで船旅のような体験となる物語が展開されます。メゾンの大切な顧客であった著名な作家アーネスト·ヘミングウェイは、カスタマイズされたルイ·ヴィトンのライブラリー·トランクを所有しており、著書『移動祝祭日(原題:A Moveable Feast)』の冒頭で、失われた原稿がルイ·ヴィトンのトランクの中から発見されたというエピソードでメゾンへオマージュを捧げています。

The Art of Sport(メゾンとスポーツの絆)

「Sport(スポーツ)」のルームは、フォーミュラ1®やFIFA、オリンピックなどのためにアニエールのアトリエで製作されるトロフィー·トランクなどの展示を通して、ルイ·ヴィトンが長年にわたり情熱を注いできたスポーツの世界とのつながりを紹介します。スキー用具やラケット、ロードスターといったメゾンがこれまでに製作してきたケースの数々には、パフォーマンスとライフスタイルの融合というメゾンの姿勢が反映されています。

Fashion in Motion(進化するファッション)

「Fashion & Leathergoods(ファッション&レザーグッズ)」は、創造的な再解釈のプロセスを概説するセクション。「アルマ」、「スピーディ」、「ノエ」、「キーポル」、「プティット·マル」といったアイコンバッグは、マーク·ジェイコブス、ニコラ·ジェスキエール、キム·ジョーンズ、ヴァージル·アブロー、ファレル·ウィリアムスといった歴代のアーティスティック·ディレクターやクリエイティブ·ディレクターの芸術的リーダーシップの下で、ヘリテージと独自のデザインビジョンを融合させ、進化してきました。

Inside the Workshop(アトリエの内部)

展覧会の最後となる「Workshop(アトリエ)」と「Testing(耐久性試験)」のルームでは、ルイ·ヴィトンの製品がいかにしてその耐久性を実現しているのかが紹介されます。アニエールのアトリエからフランス国内外の専門施設まで、製造の核心には精密さと情熱が息づいています。「ルイーズ」と「ルイゼット」という愛称で呼ばれる測定器はバッグが厳格な基準を満たすことを証明し、耐久性こそがエレガンスの証であることを伝えます。アニエールから集めたモチーフや要素で再現されたアトリエとラボでは、職人がさまざまな道具を用いて繰り広げるライブデモンストレーションによって、時代を超越したクラフツマンシップとルイ·ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)の「舞台裏」が明かされます。

上海のルイ·ヴィトン「Visionary Journeys」展では、すべてのトランク、フレグランス、スケッチ、そしてステッチの1つ1つに職人技と探求心への変わらぬ情熱が息づく、ルイ·ヴィトンの歴史的な魅力を体験いただけます。

The Louis

月曜日-日曜日

10:00-22:00

中国上海市南京西路789号上海兴业太古汇商场

(HKRI Taikoo Hui, No. 789 West Nanjing Road, Shanghai, China)

ルイ·ヴィトンについて

1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ·ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。

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