■5月31日(土)~6月24日(火)まで ■展開場所:⼤丸⼼斎橋店本館 1階 御堂筋側ショーウィンドウ・心斎橋筋側ショーウィンドウ、1階中央ステージ、8階特設会場、4~6階・8階エスカレーター前
大阪の街を巡りながらアートやデザインに出会う周遊型エリアイベント
「Osaka Art & Design 2025」
3回目の開催となる今年のテーマは「Overlaps~重なる夢中~」。梅田・中之島から心斎橋・なんば、阿倍野を拠点とし、ギャラリーや商業施設を舞台に多彩な作品が集結します!

大丸心斎橋店では、ポーランドで新進気鋭のファッションデザイナー兼アーティストとして目覚ましい活躍をみせるヨアンナ・ハヴロットによる「ハヴロット:ウェアラブルアート—見えざる糸」を展開。日本の着物にインスパイアされてデザインした衣装や、ポーランドの著名な写真家 ズザ・クライェフスカが大阪で撮影した人物や風景等を使った映像などを組み合わせたインスタレーションがショーウィンドウや館内各所に登場します。
ヴォーリズ天井やアールデコの内装といった、特徴ある空間を継承する大丸心斎橋店で展開することで、日本とポーランド両国の文化交流と新しいアートの展開を大阪から創造・発信することを目指します。
ハヴロット:ウェアラブルアート—見えざる糸
※主催「アダム・ミツキェヴィチ・インスティテュート」
※ポーランド共和国文化・国家遺産省助成事業
女性たちの歴史や経験を布に織り込み、ファッションを通じて語るこの展覧会は年齢、職業、ジェンダーの異なる女性たちの見えない本質に衣服というメディアを通じて光を当てようとするものです。
「見えざる糸」は異なる時代や文化、個々の人生をつなぐ象徴であり、ハヴロットの作品は現代を生きる女性たちのリアルな姿に光を当て、多様性を祝福します。
ハヴロットは日本の伝統衣装である「十二単」から、重ね合わせることで生まれる物語の着想を得ており、十二単において各層が意味を持っていたように、ハヴロットの作品も感情、記憶、社会的文脈を織り込んだ層で構成されています。
■本館1階 中央ステージ

■本館1階 心斎橋筋側ショーウィンドウ

■本館8階 特設会場


■本館4階 エスカレーター前



ヨアンナ・ハヴロット(Joanna Hawrot)
ポーランドを代表するファッションデザイナー。2014年、ファッション・オブ・ザ・イヤーのデザイナーに選出されたのを皮切りに、ファッションとアートを融合させた活動を続けている。そのアート性と機能性を兼ね備えたデザインは世界中で高く評価され、コレクションはポーランド国内のみならず、パリ、ニューヨーク、ベルリンのファッションショーでも発表された。アジア文化に示唆を受け、特に日本の着物の持つ普遍性、ユニークさ、そして着心地のよさは、彼女のデザインの本質を表現する要素となっている。