世界的なアートの祭典「アートフェア東京 ２０２３」が東京国際フォーラムにて今月３月１０日より１２日まで開催されます。国内外のアートディーラー１４４軒が出展し、古美術から現代美術まで幅広いジャンルのアート作品が展示販売されます。本年は入国制限も以前に比べ緩和された事により海外からの来場者の増加が予想され、例年以上の盛り上がりが期待されています。
展示される作家で特に注目すべき作家は、ポーランド出身の若手画家マテウス・ドロジンスキーです。ポーランドはアート・デザインの分野ではヨーロッパでも最先端の国の一つであり、ドロジンスキーもグラフィックデザイン出身の画家であります。先月開催された個展に続き、今月はアートフェア東京 ブースN057のジールハウスで彼の作品を見ることができます。ドロジンスキーの作品はアメリカや香港のアートフェアでも高い評価を受けており、アートフェア東京では今回が３回目の出展となます。
ドロジンスキーの描く作品の多くには犬などの動物が登場します。それらの動物たちは彼の幼少時代から現在までの間に、彼の身の回りにいた動物たち。描かれた犬たちは笑っていたり怒っていたりと人間の様な表情を見せています。作品のカラーバリエーションは豊かで、好みの色彩や表情で作品を選ぶことができます。ドロジンスキーの作品を見たすべての人が、かわいい！と口にすることでありましょう。ジールハウスではドロジンスキーの作品のほか、米国歌手マイケル・ジャクソンのドローイングやルイ・ヴィトンとのコラボレーションで話題の草間彌生の作品も同時に展示されます。目覚ましい活躍のマテウス・ドロジンスキーの作品をご覧頂くと共に、沢山のアートを体感して頂ければと思います。
