火曜日, 12月 16, 2025
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12月6日(土)開幕!横浜美術館リニューアルオープン記念展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」

横浜美術館と韓国の国立美術館との共同企画による展覧会

横浜美術館リニューアルオープン記念展の最後を飾る企画展として、「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」を開催中です。

地理的にも文化的にも近しい他者として、長い歴史を歩んできた日本と韓国。ドラマや映画、音楽、ファッション、メイクといったKカルチャーはいまや世界を席巻し、わたしたちにとって、韓国の文化はますます身近で、なくてはならないものになっています。そんなとなりの国のことを、もっと知ってみたいと思いませんか。この展覧会は、ゆたかな歴史を育んできた日韓両国のアートを通して、たがいの姿や関係性を、あたらしく発見しようとするものです。

あるものの特徴をよく理解するためには、別のものと比べてみる、というとてもシンプルな方法があります。アートを理解する時にも、この方法は有効です。「いつもとなりにいるから」、刺激を与えあったり、時にぎくしゃくしたり――

けれども、アートを入口に「おとなりさん」のことを考え、わたしたち自身を見つめ直すことは、これから先もともに生きるための、勇気やヒントを得ることに繋がるはずです。

本展は、1965年の日韓国交正常化から60年となる節目に合わせ、韓国の国立現代美術館との共同企画により開催します。 同時に、「おかえり、ヨコハマ」「佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)」につづき、横浜美術館リニューアルオープンの理念である「多文化共生、多様性尊重」を表現します。

みどころ

日韓の国公立美術館が、力を合わせて取り組む共同企画

両国の美術館が、およそ3年間のリサーチと準備期間を経て実現させる展覧会です。

横浜で開催後、2026年5月から国立現代美術館果川でも開催します。

50組以上の作家による約160点の作品が、日韓両国から集う

韓国の国立現代美術館の所蔵品から優品19点が来日するほか、日本初公開の作品、本展のための新作 もご覧いただけます。

アートを通して、知られざる2国間の歩みをたどる、国際的にも初の大規模展示

1945年以降の日韓美術の関係史をひも解く、はじめての展覧会です。

両国のアートを通して、わたしたちの現在地、そして、ともに生きる未来をみつめます。

最新情報

横浜美術館リニューアルオープン記念展「いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年」では、下記のグッズとメニューを会期中販売いたします。

ミュージアムショップ MYNATE(ミナト)

【MMCA オリジナルグッズ 限定販売】(販売開始時期未定)

今回の展覧会を共同企画した、韓国の国立現代美術館(MMCA)ミュージアムショップのオリジナル商品を販売いたします。マグカップや、ステーショナリーなど、展覧会期間中のみお求めいただけます。

【陶芸作家 オク・ウンヒさん作品 展示販売】

日韓それぞれでのご活動から、本展を機会に紹介したい作家として、オク・ウンヒさんの作品の展示販売を行います。

韓国李朝時代の民画やヨーロッパの古いタイルをモチーフに、可愛らしい器、色鮮やかなアクセサリーなど型にはまらない自由な作陶が特徴です。

【書籍・その他】

本展公式図録のほか、日本と韓国のアートや文化、文学などに関する書籍、グッズ、お菓子などを販売します。

カフェ 馬車道十番館 横浜美術館 喫茶室

「オリジナルメニュー 『いちごのおしゃべり』」

かつて馬車道十番館本館喫茶室にてご提供していた「かまくら」をモチーフに今回の企画展「いつもとなりにいるから」のコンセプトに重ね合わせた一品。

粉雪(シュガーパウダー)が降り積もった中で仲良く寄り添う姿はいつもお互いを想っている気持ちが伝わってきます。

「いちごのおしゃべり」   1,210円(税込) 各日数量限定。

◆関連イベント

スクリーニング&アーティスト‧トーク

本展に出品される映像作品を横浜美術館のレクチャーホールで上映するとともに、作家本人と対談者らを招いて、制作背景やコンセプト、作品の持つ意味について語り合います。

会場:横浜美術館レクチャーホール

1. 百瀬文×イム・フンスン《交換日記》(上映時間約90分)※終了

2025年12月6日(土)14:00〜16:30*日韓逐次通訳付き

登壇者:百瀬文、イム・フンスン、日比野民蓉(横浜美術館主任学芸員)

2. ナム・ファヨン《イムジン河》《Against Waves》(上映時間約40分)

2025年12月20日(土)14:00〜16:00*日韓逐次通訳付き

登壇者:ナム・ファヨン、馬定延(関西大学教授、国立国際美術館客員研究員)

3. 田中功起《可傷的な歴史(ロードムービー)》(上映時間約80分)

2026年の会期中を予定。

登壇者:田中功起、ほか

シンポジウム

日韓現代美術に関わる専門家を招き、より多角的に展覧会のテーマを検証します。

2026年の会期中を予定。その他のイベントや詳細は、決まり次第ウェブサイトにてご案内します。

◆開催概要

横浜美術館リニューアルオープン記念展

いつもとなりにいるから 日本と韓国、アートの80年

Yokohama Museum of Art Reopening Inaugural Exhibition

“Art between Japan and Korea since 1945”

会  期:2025年12月6日(土)~2026年3月22日(日)

開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)

休 館 日:木曜日、2025年12月29日(月)~2026年1月3日(土)

主  催:横浜美術館、国立現代美術館

協  賛:李熙健韓日交流財団

助  成:公益財団法人森村豊明会、公益財団法人野村財団、公益財団法人カメイ社会教育振興財団(仙台市)

イベント助成:公益財団法人ポーラ美術振興財団、公益財団法人吉野石膏美術振興財団

特別協力:国立国際美術館

協  力:みなとみらい線

後  援:駐日韓国大使館 韓国文化院、駐横浜大韓民国総領事館

観覧料:一般 2,000(1,900)円、大学生 1,600(1,500)円、中学・高校生 1000(900)円、 小学生以下無料、ペア券(一般2枚)3600円

※( )内は有料20名以上の団体料金(要事前予約[TEL:045-221-0300]、美術館券売所でのみ販売)

※障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料

※ペア券(一般2枚)は一般観覧券2枚組のセットです。一般観覧券を個別に2枚購入するより、400円お得なチケットです。2枚単位でご購入ください。2名様同時にご観覧する以外にも、1名様で別々の日に2回観覧も可能です。購入されたペア券を分配して別日にご利用いただけます。

※同時開催する横浜美術館コレクション展も、「いつもとなりにいるから」展チケットで観覧当日に限りご入場いただけます。

※一部、無料でご覧いただける作品があります。(ギャラリー8)

お問合せ:横浜美術館 TEL:045-221-0300(10:00~18:00 木曜休館)

https://yokohama.art.museum/

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