土曜日, 11月 22, 2025
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【八王子芸術祭】旅人(黄菖蒲)/ある惑星の住人(タガメ)

八王子を流れる浅川は上流では水無川となるほど水量が少ないが、地下では伏流水として流域の地下水脈を形成している。その水は至る所で地表に現れ、織物産業が栄えた大きな要因ともなってきた。八王子市中野山王町にある子安神社は湧き水の名所として有名で、中野上町の織物産業を支えた地下水脈が今もなお絶え間なく流れ続けている。本作品は作者がリサーチの際に訪れた子安神社の境内に流れる湧水に咲く菖蒲の花を端緒として、八王子の森林や街角に生息する虫や花をモチーフに、繊細な存在に潜む力強い生命力を表現した彫刻作品となっている。

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2Fにある 「惑星の住人」(タガメ)の作品は、是非会場で。

また、小宮公園にも虫や花をモチーフにした作品が3作品展開されている。

日程:11/8~12/7 水曜定休

時間:10~17時

会場:米店跡 東京都八王子市中野上町4丁目4−13

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内山翔二郎

1984年神奈川県出身、在住。小さな昆虫を巨大なスケールで表現し、鉄を加工した外骨格と既製品のギアやモーターを組み合わせて制作している。
その一方で非常に繊細な彼岸花なども金属で制作している。レプリカのように細部まで再現するのではなく、観察から特徴を捉え形に起こすような作品を生み出している。2013年、第16回岡本太郎現代芸術賞特別賞受賞

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概要:

八王子芸術祭

2023年に始まった八王子芸術祭は、地域の歴史・自然・文化を背景に、その土地に染み込むアート作品を、その土地の旧工場跡や古民家、屋外施設や公園など多彩な会場で展開します。
美術・音楽・演劇に加え、ワークショップやトーク、パフォーマンス、地域とともにまちを盛り上げる「マチイロProject」など、多様なプログラムを実施。訪れる人は「旅人」として八王子の風景や時間に触れることのできる祭典です。

ー八王子芸術祭2025概要ー

土地に染み込む、ものづくりの機械音や職人たちの手のリズム、そのうえにアートやデザインの旋律が流れるとき。時代が織り重なり、伝統が未来に巡りあうとき。
そこにどのような物語がうまれるのでしょうか。

あなたの想いも、ひとつの糸となります。経(たて)の記憶に、緯(よこ)の風をとおす。
八王子から世界へ。未来の物語を紡ぐ旅のはじまりです。

【開催期間】2025年11月8日(土)〜12月7日(日)※水曜日定休
【会場】   中野・大和田・小宮・石川および周辺複数会場
【入場料】  無料(一部有料プログラムあり)
【主催】   八王子市、公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団

【2025外部運営チーム】
Creative Direction:中村 寛
Art Production:戸田 史子
Curation:田坂 和実 、原 ちけい
Design:鄭 呟采 、足達 真帆

【公式HP】八王子芸術祭|Hachioji Arts Journey|アートとまちの10年旅
【公式SNS】Instagram:八王子芸術祭(@hachioji_arts_journey)

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