水曜日, 11月 12, 2025
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テクノロジーとアートの最新カルチャーイベント “DIG SHIBUYA 2026” 公募採択11団体の連携プロジェクトを発表

AI映画から音楽バトル、DNAフィギュア、都市型演劇、2226年の観光マップなど幅広いラインナップ

渋谷区(区長:長谷部 健)は、SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会(所在地:東京都渋谷区、実行委員長:大西賢治)と共催で、令和8年2月に開催するテクノロジーとアートを掛け合わせた、最新カルチャーを体験できるイベント“DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)2026”を開催します。この度、本イベントの連携プロジェクト“Co-Creation Project”の公募で採択された11団体を発表します。

“Co-Creation Project”は、令和8年2月13日(金)〜2月15日(日)の3日間、“DIG SHIBUYA 2026”の連携プログラムとして、渋谷公園通りをはじめとした渋谷の中心で多様な形で作品展示を同時開催し、イベントを盛り上げてまいります。

“Co-Creation Project”公募で採択された11団体のロゴ

連携プログラム“Co-Creation Project”採択 全11団体について

“Co-Creation Project”は、約60の応募の中から、渋谷らしさなどの基準に基づき全11団体が選出されました。AI映画、音楽バトル、DNAフィギュア、都市型演劇、2226年の観光マップなど、テクノロジーとアートが融合する、インタラクティブな11作品を展示します。(詳細、下記参照)

審査員は、久納 鏡子氏(アーティスト、アルスエレクトロニカ・アンバサダ)、施井 泰平氏(スタートバーン株式会社 CEO)、鈴木 貴歩 氏(ParadeAll株式会社 CEO)、豊田 啓介 氏(建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、NOIZ)、林・小野 有理 氏(一般社団法人渋谷国際都市共創機構 理事、有理舎 主宰)の5名が務めました。

“Co-Creation Project”採択 全11団体

団体名

イベントタイトル

概要

AIMovie.Studio

渋谷AIフィルムギャラリー

ショート映画を通して、人間の創造性とAIが織りなす関係性の進化を体験するイベント。会場に設置されたスクリーンとヘッドフォンで、実写とAIのハイブリッド作品から、100%AI生成の映像まで、その違いを体感いただけます。期間中は、渋谷をテーマにした作品などをはじめとするAIショートフィルムの上映会に加え、実際に制作を体験できるワークショップや、誰もが自由に意見を交わせるトークセッションも予定しています。

A庵

A庵(yeah ann)(仮)

茶室の中に“遊び”を持ち込むという発想から、振動する畳〈TATAMIX〉を使った体験コンテンツ。妖艶な生け花ワークショップや、ウィスキーと語らいの〈渋谷夜宴〉など、静けさと高揚が交錯するひとときを創出します。茶室を、感性が触れ合う現代の社交場として再構築します。

EXCALIBUR

浮世ドット絵・渋谷八景

浮世ドット絵は伝統的な浮世絵の「名所絵」を下敷きに、ビデオゲームの描画技術であるドット絵の手法で現代の風景を描くデジタルアートシリーズ。今回はステージを渋谷駅近辺に絞って展開します。スマートフォンで位置情報を取得しながら、渋谷の隠れた名所絵をご鑑賞ください。

GLITCHRAVE

PULCQ -Shibuya Sound Raid Battle-

渋谷に現れた“悪魔”を音楽の力で浄化する共闘型体験展示。専用ゲーミングシンセで音楽を作成・投稿し、その音が悪魔への攻撃となる。参加者の一音一音がつながり、壮大な楽曲が誕生。悪魔浄化と同時に完成曲を披露するリスニングパーティーを開催。

LOM BABY by 

Transeeds

『DNAフィギュア』(仮)

最先端バイオテクノロジーにより再現された「龍の肉」、EXPO2025大阪・関西万博公式ハイライトにも選出され話題となった「DNA搭載フィギュア」など、”人工生命(ALife)”の最前線を展示。

遊都研

ハチ公よ、タスキを繋げ

参加者が『動くハチ公』として渋谷の街を歩き、他者との出会いを探す本企画。タスキを受け取り、街中に分散する『待つ/探す』という関係が可視化されます。参加者自身がハチ公として渋谷を歩く都市型演劇インスタレーションです。

マルコ・バロッティ by CONTRAST

CORAL SONIC 

RESILIENCE (仮)

音響生態学を応用したアート×サイエンスのプロジェクトです。太陽光発電式の水中音響彫刻で健全なサンゴ礁の音を再現し、損傷したサンゴ礁や苗場に設置。魚の稚魚や他の海洋生物を呼び寄せ、生態系の再生と回復を促す、芸術的かつ環境的取り組みです。

NHKテクノロジーズ

無人オーケストラ

その名の通り演奏者がいないステージ。プロのオーケストラ演奏を楽器別に収録した音源を多数のスピーカーから再生し、臨場感あふれる音響体験を提供します。観客は自由に移動して鑑賞でき、各楽器の音を間近で楽しめます。子供から大人まで、どんな方でも音楽の感動を身近に感じられる企画です。

NOXGALLERY

AGG “DIG SHIBUYA” 

DRIP

解体を前にした10階建てのビルに最後の命を吹き込み、7,000人を動員した大規模アートプロジェクト「ART 

GOLDEN GAI」(2025年度グッドデザイン賞受賞)から一年。今回はそのエッセンスの一部を抽出し、渋谷の路地裏で再構築。絶えず変化を続ける渋谷の路地の呼吸、ビルの鼓動、そこに息づくカルチャーを、音とアートとテクノロジーで可視化します。

TYO

XR Magic Orchestra

デジタルによる急激な音楽の視聴環境と制作環境の変化は、音楽自体のあり方を大きく変え始めています。音源の古い/新しいは意味をもたなくなり、個々のニーズに最適化された、新しい音楽の時代です。本作品ではXRを使って、音楽のマッシュアップを可視化し、体験できるようにすることで、その先にある新しい音楽の形をお見せします。

Water City Project

2226年渋谷観光マップ(仮)

2226年起こるかもしれない未来、地球温暖化が進み都市の一部が海に沈む一方、人々の生活や文化もテクノロジーと共に進化を続けます。そんな未来の渋谷の観光地図には、どんなスポットが紹介されているのでしょうか。バーチャル上に描かれる未来の地図と現在を重ね合わせ、科学的な視点からまだ見ぬ街の姿を想像する企画です。

DIG SHIBUYA 2026 概要

事業名称

DIG SHIBUYA 2026(ディグシブヤ)

開催期間

令和8年2月13日(金)~2月15日(日)(予定)

主催

SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会・独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁

共催

渋谷区

後援

一般財団法人渋谷区観光協会・一般社団法人渋谷未来デザイン

委託

令和7年度日本博2.0事業(委託型)

会場

渋谷公園通りエリア ほか

URL

https://digshibuya.com

Instagram

https://www.instagram.com/digshibuya/

本事業の目的

カルチャーの発信地であり、最先端のテクノロジーやアートの集積地でもある渋谷。その魅力を発信するために、令和6年1月に、SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会との共催でDIG SHIBUYAを立ち上げました。web3、AI、XRなどの先端技術を取り入れたイベントの実施や、先端技術を支援する施策を展開することで、渋谷で暮らし、働き、学び、そして遊ぶシブヤ民が、気軽にアート、カルチャーや最新テクノロジーに触れ、体験する機会を創出します。

本イベントは、アートとテクノロジーを掛け合わせ、渋谷という最先端を発信するエリアの中で最新カルチャーを体験できる回遊型のアート&テクノロジーイベントです。アーティスト、起業家、スタートアップなどあらゆるクリエイティブな活動を行っている人や団体を称賛し、ここ渋谷の街から新しいカルチャーを生み出すきっかけづくりを目的としています。

【参考】

◆SHIBUYA CREATIVE TECH 実行委員会について

渋谷にある150 を超える文化・エンターテインメント施設を区の文化的な資産として位置づけ、Web3、AI、XR など先端技術を取り入れた施策を実施支援することで、その魅力を国内外に伝え、文化・観光・産業活性化を図ることを目的に立ち上げられた実行委員会。

オフィシャルイベントの他、海外から誘致したイベントなどを通して、区民・来街者が、気軽にアートや最新テクノロジーに触れる機会を創出し、発信しています。

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