火曜日, 10月 28, 2025
ホームイベント日本橋川沿いの回遊とにぎわいを創出「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」工事用仮囲いを活用したアート作品の展示を開始

日本橋川沿いの回遊とにぎわいを創出「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」工事用仮囲いを活用したアート作品の展示を開始

NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM第二弾として作家・東山詩織氏の絵画を展示

一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント(所在地:東京都中央区、代表理事 山本 德治郎、以下「日本橋リバーウォークエリアマネジメント」)は、日本橋リバーウォークエリアマネジメントの事務局の1社を務める東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 小澤 克人、以下「東京建物」)と連携し、2025年7月に始動した日本橋リバーウォーク※1で進行する大規模再開発現場の工事用仮囲い装飾プロジェクト「NIHONBASHI RIVER WALK MUSEUM※2」(以下「本企画」)の第二弾となる展示(以下「本展示」)を10月28日より開始しますので、お知らせします。

※1 日本橋川沿いの親水空間と川沿い歩行者ネットワークを中心に、5つの再開発区域とその周辺一帯を指すエリア名称

※2 関連リリース:https://www.nihonbashiriverwalk.jp/news/release_20250710/

「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の仮囲い装飾

本企画では、日本橋リバーウォークで進行する大規模再開発の工事用仮囲いを活用してアート作品を掲出し、各地区の仮囲い装飾を巡りながら、エリアの魅力を知り、まち歩きをお楽しみいただけます。第二弾となる本展示では、東京オペラシティアートギャラリーのシニアキュレーターを務める能勢陽子氏によるキュレーションのもと、東京建物が地権者の方々と共に推進する東京駅・日本橋駅直結の大規模複合再開発「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」の工事用仮囲いを若手現代アート作家東山詩織氏による「記録の残像」をテーマとしたアート作品が彩ります。

また、本展示では東京建物が本年発足した「Arthouse Project」※3が企画・協力として参画しています。アートとまちづくりのコラボレーションや若手アーティストの支援を通じて、地域文化を未来へ承継するとともに、大規模工事期間中におけるにぎわいを創出することで、魅力ある八重洲・日本橋エリアのまちづくりをより一層推進してまいります。

※3 関連リリース:https://tatemono.com/news/20251016.html

● 作家・作品について

東山詩織 / HIGASHIYAMA Shiori

2013年多摩美術大学絵画学科、2016年に東京藝術大学大学院 美術研究科絵画油画専攻修了。2021年2月号「美術手帖」の特集「ニューカマー・アーティスト100」に選出。主な展示に無人島プロダクション(2023)、GALLERY&SHOP VOU/棒(2023)、NADiff apart(2023)、上野の森美術館(2024)、「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(2024)、ANOMALY(2025)がある。

人と人との間にある境界線をテーマに、自分の心身を守るための無意識的・意識的な行為や、その象徴となる物(テント、木、マットレス、フェンスなど)を繰り返し描いた平面作品を制作。

作品名:「4つの風景(万年青、橋、城門、家・門をくぐる)」

東山詩織は、人と人や環境との間にある境界線に関心を寄せ、水彩や色鉛筆の緑や茶を基調とした柔らかな色合いで絵を描いている。丸型や三角形の植栽や斜め格子の生垣は街を区分けし、そこに置かれた三角形のテントや四角い布団は人々が憩える空間を用意する。東山が描き出すパブリックとプライベートに跨る境界は、関係性を遮断するのではなく、他者や人工物と適切な距離を取るための緩衝材やつなぎとしてある。画面全体をグリッド状に分割する幾何学パターンのような構図は、陣形図やスポーツのフォーメーションから来ているといい、身体や心の守りの型を意味している。図柄の反復による装飾性と人物が想起させる物語性、また奥行きと平坦性が同居する絵画は、白昼夢のような非日常性のなかに、誰にとっても必要なセーファースペースを設けている。都市の境界といえるフェンスに展開される、異なる時空間とスケールが組み合わされた絵の所々には、かつての江戸城の構図や呉服橋の構造、着物柄など、この地に繋がる要素が織り込まれている。(東京オペラシティアートギャラリー シニアキュレーター 能勢陽子)

東山詩織『4つの風景(万年青)』 2025

● 八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 仮囲い装飾 実施概要

作品名

4つの風景(万年青、橋、城門、家・門をくぐる)

掲出期間

2025年10月28日(火)~2026年3月中(予定)

掲出場所

東京都中央区八重洲一丁目1番他(地番)

「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」工事用仮囲い

主催

一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント(代表理事 山本 德治郎)

八重洲一丁目北地区市街地再開発組合(理事長 山腰 正大)

企画・協力

Arthouse Project(東京建物株式会社)

キュレーション

能勢陽子(東京オペラシティアートギャラリー シニアキュレーター)

● 八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業について

東京駅・⽇本橋駅に直結予定の大規模再開発事業であり、2029年度(一部2032年度)の竣工を目指し、2024年12月より建築工事が進められています。

高層棟には、オフィスや商業施設に加え、高度金融人材サポート施設や日本初発表となるアスコットの最上位ラグジュアリーブランド「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection」を長期滞在も可能な宿泊施設として整備するほか、首都高地下化の実現に向けた各種協力を行い、日本橋川交流拠点の象徴となる水辺空間と東京駅・大手町駅・日本橋駅を結ぶ地上・地下歩行者ネットワークを整備します。なお、地下ネットワークの整備により、国内最大となる10駅が地下で連結される予定です(他の再開発事業地内に整備予定の通路を含む)。

また、2025年5月には、八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業における高度金融人材サポート施設の先行施設となる「FIAN」を日本橋駅前に開設しました。オックスフォード大学教授陣等と提携した最先端の高度金融人材育成プログラムの提供やネットワーキングイベントの開催など、国際金融都市・東京の競争力向上に向けた取り組みを積極的に展開しています。

<関連リリース>

「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業」新築着工

https://tatemono.com/news/20241210.html

デジタル金融施設「FIAN」、東京・日本橋に開設

https://tatemono.com/news/20250228.html

日本橋川を中心とした5つの再開発区域とその周辺一帯エリア『日本橋リバーウォーク』の情報発信開始

https://tatemono.com/news/20250611.html

● 日本橋リバーウォークについて

現在5つの再開発事業※4が推進中の日本橋川沿いエリアでは、再開発区域とその周辺一帯を「日本橋リバーウォーク」と称し、官民地域が連携してまちづくりを進めています。今回仮囲い装飾が行われる八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業も、5つの再開発事業のうちのひとつです。

日本橋リバーウォーク公式サイト:https://www.nihonbashiriverwalk.jp/

※4:八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目1・2番地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業、日本橋室町一丁目地区第一種市街地再開発事業、日本橋一丁目東地区第一種市街地再開発事業

● 日本橋リバーウォークエリアマネジメントについて

2025年4月、日本橋リバーウォークで一体感あるまちづくりを進めるため、法人組織「一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメント」が発足しました。新たに誕生する様々な空間の利活用と情報発信を行うことで、エリア価値の向上を目指します。

 今般実施する仮囲い装飾プロジェクトのほか、日本橋リバーウォーク公式サイトの運用や、まちづくりプレゼンテーション拠点「VISTA」との連携を通して、日本橋リバーウォークに関する情報発信等を行い、一帯のにぎわいづくりに貢献してまいります。

・ 一般社団法人日本橋リバーウォークエリアマネジメントを構成するメンバー(順不同)

日本橋一丁目中地区市街地再開発組合、八重洲一丁目北地区市街地再開発組合、日本橋室町一丁目地区市街地再開発組合、日本橋一丁目東地区市街地再開発組合、日本橋一丁目1・2番地区市街地再開発組合

                                            以上

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