
市街地を流れる水路の上に建つビルや、古き良き商店街、文化施設など豊橋ならではの街歩きを楽しみながら、アートに触れたり、作家さんと話したり、みんなで「芸術の秋」を味わってみませんか⁉
令和7年10月25日(土) ・26日(日)に、愛知県豊橋市で毎年行われるとよはし街かどアートイベント「sebone」を開催します。
豊橋市のまちなかの各所で、美術作品の展示やワークショップ、ステージパフォーマンスなどを実施します。
今年から、昨年度テーマに掲げた「みんなの文化祭」の理念を引き継ぎ、サブタイトルを「とよはし街かど文化祭」に一新。
年々アート志向が強まり、豊橋市の内外から参加するアーティストも増加する中で、2025年は例年よりワークショップが充実しており、ハンコづくり、折り紙アート、曼荼羅アート、焼きごてアートなど体験して楽しめる企画を充実させ、開催します(一部のワークショップは有料です)。
世代を問わず、来場するすべての人が楽しめるよう工夫を凝らした「sebone」に、ぜひ足を運んでみてくださいね!
『Do!』がテーマの2025年「sebone」の見どころを3部門別に解説

市民有志のボランティアグループが実行委員会として主催する「sebone」には、豊橋市内外から約60組と多くの作家が参加します。
【1. アート部門】

豊橋市内外から集まった50組以上のアーティストらによる作品展示やパフォーマンスを行います。場所は水上ビル、emCAMPUS、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、花園商店街など、まちなかの各地。
プロ・アマ問わず地元の作家によるペインティングをはじめ、ダンス・詩の朗読・哲学カフェなど、従来のアート展としてイメージされやすい「絵の展示」以外にも、幅広く「表現」を楽しめる内容になっています。
豊橋市の「こども未来館ここにこ」で2025年8月10日(日)に開催され好評だった「sebone」の派生企画、企画展「アートラム~とよはし市電×アート」の再展示も行われます。
他にも「多文化共生」をテーマに、民族衣装を着た顔出しパネルや、実際に民族衣装を着てフレームの中に入り写真撮影をするなどの体験型アートなども登場します。
「sebone」当日は、それぞれの会場にアーティストも来場予定。気軽に対話を楽しむことができます。
【2. まちづくり部門】

愛知大学の駒木ゼミによるゼミ活動の発表とまち歩きワークショップを開催します。駒木ゼミでは、豊橋のまちなかをフィールドとして、現地調査(地図を使った土地の利用調査や住民へのヒアリングなど)やまちづくり活動・ワークショップへの参加を通じた地域研究の手法を学んでいます。
まち歩きワークショップでは、駒木ゼミの学生とともに、sebone開催期間中のまちを歩き、まちなかの魅力を探求することができます。
【3. 音楽部門】10月26日限定で「とよアコ」によるステージも

「音楽のチカラで豊橋を盛り上げたい」という理念のもと、東三河を中心に音楽イベントの企画や運営をしている『とよアコ』。
26日には、一日限り(10:00 ~ 16:00予定)で10組のアーティストによる音楽ステージが行われます。場所はemCAMPUS FOOD前(まちなか広場)です。
水路の上に建つ水上ビルなどを会場に!「sebone」とは

豊橋市の中心市街地を流れる牟呂用水。「水上ビル」はこの水路の上に建設されている、全国でもまれな建物です。
東西800メートルにわたって連なる板状建築物群である「水上ビル」を上空から眺めると、まるで巨大な生き物の「背骨」のように見えます。
『とよはし街かど文化祭「sebone」』は、この「水上ビル(豊橋ビル・大豊ビル)」を「都市の背骨」と捉え、このエリアを中心に、アートの力で人と街を元気にすることを目的として、2004年から開催し、今年で第22回目となります。
2025年は水上ビルの他にも、豊橋駅南エリアや、今年新しく加わった花園商店街エリアで開催します。

「sebone」実行委員 河合 伸行さんよりPRコメント
今年より「都市型アートイベント」から「文化祭」に趣向を変えて、開催します。
体験型イベントや花園商店街など実施エリアも増え、豊橋の街歩きや作家との対話も楽しみながら、アート作品に触れてみて下さいね。
第22回 とよはし街かど文化祭「sebone」詳細
開催日時:令和7年10月25日(土) ・26日(日) 10:00~17:00
場所:水上ビル(豊橋ビル・大豊ビル)を中心とした豊橋駅南エリアおよび花園商店街エリア
実行体制
主催:sebone実行委員会
後援:豊橋市/豊橋ビル商業組合/大豊協同組合/豊橋まちなか未来会議
愛知大学地域政策学部駒木ゼミ/有限会社ジープレス
企画協力:こども未来館ここにこ/国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに