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JR九州博多駅×麻生専門学校グループ NFTアートコラボレーション 表彰式を博多駅にて実施。商品化作品が決定!

福岡/総合専門学校/麻生専門学校グループ

JR九州博多駅と麻生専門学校グループは、産学連携授業の一環として実施した「NFTアートコラボレーション」の表彰式を、2025年7月31日(木)に博多駅で開催しました。

九州最大のターミナル駅である博多駅は、在来線・新幹線・地下鉄を含め、1日約40万人が利用し、福岡県の観光拠点としても多くの方に親しまれています。近年は、唯一無二のデジタルデータであるNFT(Non-Fungible Tokenの略)を活用し、新しい価値や九州の魅力を発信する「JR九州NFT」プロジェクトを展開しています。

本企画「NFTアートコラボレーション」では、その「JR九州NFT」プロジェクトの一環として、麻生専門学校グループの学生が作品制作に挑戦しました。自由な発想と若い感性を活かし、鉄道業界に新たな価値をもたらすことを目的としたこの取り組みは、5月27日に開催された産学連携授業メディア発表会をもってスタート。麻生建築&デザイン専門学校、ASOポップカルチャー専門学校、麻生情報ビジネス専門学校 北九州校から計42名の学生が参加しました。

約2カ月半にわたる制作期間を経て、学生たちは50点以上の作品を完成。その中から優秀な20作品が今回受賞作品として選ばれました。これらの作品は、8月末より「JR九州NFT」プロジェクトを通じて博多駅発のNFTアートとして販売される予定です。

今回の表彰式では、JR九州との産学連携の成果が披露され、学生たちの挑戦が鉄道業界とデジタルアートをつなぐ新しい可能性を示しました。

JR九州博多駅長 加藤様

JR九州博多駅長の加藤様からは「学生の皆さんに作っていただいた作品を1つ1つ見させていただきました。最初は4作品程度選ぼうと思っていましたが、選びきれず、最終的には20作品表彰させていただくことになりました。」とコメントいただき、学生が一生懸命制作に取り組んだ作品を誉めていただきました。

【受賞者のコメント】

最優秀駅長賞(1名)

ASOポップカルチャー専門学校 コミックイラスト科イラストコース 1年 馬場明美さん

「NFTアートコラボレーション」に参加するまでは、電車の絵を描いたことがあまりなかったのですが、2か月間という期間を一杯につかって、形にすることができて良かったです。各県を走っている電車をセレクトし、誰にでも親しみやすいようにかわいく仕上げました。「新幹線さくら」が他の電車と顔が違っていて苦戦しましたが、この作品で賞を取ることができて嬉しいです。

金賞(1名)

麻生建築&デザイン専門学校 クリエイティブデザイン学科ビジュアルデザイン専攻1年 黒野 ほのかさん

私は、最初2つ作品を作っていて、今回受賞した作品は短期間で仕上げたものだったので、選ばれてとても驚きました。題材には、JRの方から電車の写真を沢山送ってもらった際に、星がついていて特徴的だった「特急ふたつ星」を選びました。海沿いを走ることから背景には海青波の紋様を用いました。1つ1つ細かい模様をつけていくことは大変でしたが、海外の方にも楽しんでいただけるように日本の伝統文化との融合にこだわった作品に仕上げました。

銀賞(1名)

ASOポップカルチャー専門学校 コミックイラスト科イラストコース 1年 宮城 陽さん

これまで電車をあまり描いたことがなく、ドキドキしていました。無機質なものを書く時の質感や色使いが特に難しかったですが、時には先生にアドバイスをいただきながら作品を仕上げることができました。博多駅の特徴である大時計の裏と電車との組み合わせがこだわったポイントです。色々な経験がしたいと思い今回挑戦してみて、賞を取ることができて嬉しいです。

最優秀駅長賞(1名)、金賞(1名)、銀賞(1名)、銅賞(3名)、特別賞(14名)の計20作品が商品化されます。

今回の企画を通じて、学生たちは限られた時間の中でテーマに沿った作品を生み出す力を磨きました。42名それぞれが個性を活かしながら多様な表現に挑戦し、その過程で作品制作の技術向上だけでなく、社会と向き合う姿勢を育むことができました。

インタビューでは「今まで取り組んだことのない題材だった」という声もあり、学生たちは“好きなものを表現する”だけではなく、“受け手にどう伝えるか”“社会に求められる表現とは何か”を考える貴重な経験を積むことができました。

また、伝統あるJR九州と専門学生の若い感性が融合することで、NFTという新しい分野において社会に貢献できる作品が数多く誕生しました。麻生専門学校グループは、企業・地域・行政とのネットワークを活かした産学連携を数多く展開しており、学生が在学中から大きな企業とコラボレーションし、自らの表現を社会に届けられることが大きな強みです。

表彰式終了後には「また挑戦したい」という学生の声もあり、互いに刺激を受け合いながらさらなる成長につながる機会となりました。今回の経験で培った発想力や社会とつながる実感は、今後の学びや社会での活躍に直結していきます。

麻生専門学校グループは、今後も社会と連携した実践的な学びの機会を提供し、学生一人ひとりが達成感のある学びと実践的な経験を得られるよう支援し、自信を持って未来のキャリアを築いていける人材を育成してまいります。


学校法人麻生塾/麻生専門学校グループについて (  https://asojuku.ac.jp/ )

1939 年設立。福岡県内にて 12校の専門学校と高等部を運営する西日本最⼤級の専門学校グループ。福岡県のみならず、九州全域・山口・沖縄から多くの学生が進学しており、卒業生は72,000人を超える。IT、ゲーム、デザイン、建築、 医療福祉、観光・サービス、自動⾞など幅広い分野で実践的な教育を提供。学生一人ひとりの能力や目標に合わせた教育を重視し、実践力を身につけながら夢や目標に向かって成長するための支援を行っている。

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