─ 2つのフロアで展開する2つの個展、場所の記憶を巡るそれぞれの眼差し

この度、アートギャラリー「COPYCENTER GALLERY」は、2025年8月20日(水)から8月26日(火)まで、1Fにて富澤大輔による写真展「火曜日」、B1Fにて砂田紗彩による写真展「Anesthesia」を同時開催いたします。
フロアごとに独立した個展でありながら、共に特定の場所で撮影された写真集を起点とする本展は、一つの空間で二つの世界が呼応しあう、特別な展覧会となります。
【各展覧会について】
1F:富澤大輔 写真展「火曜日」

本展では、写真集『火曜日』をもとに、作家の意図や作為を超え、「風に吹かれて鳴る風鈴のように、ただ眼の前の景色を見る」という視点から生まれた作品群を展示します。
B1F:砂田紗彩 写真展「Anesthesia」

写真集『-loci』を起点とし、土地の記憶や霊性を受け止める植物の眼差しが、カメラを通して死者の視線にさえなり得る可能性を探求します。植物を被写体としながら、ある種の心霊写真として捉え直した作品群をご覧ください。
【開催概要】
展覧会名 |
1F:富澤大輔 写真展「火曜日」/B1F:砂田紗彩 写真展「Anesthesia」 |
出展作家 |
富澤大輔、砂田紗彩 |
会期 |
2025年8月20日(水)~ 8月26日(火) |
開廊時間 |
12:00 ~ 19:30 |
休廊日 |
会期中無休 |
入場料 |
無料 |
会場 |
COPYCENTER GALLERY 〒173-0004 東京都板橋区板橋4-4-2 ミクニビル 1F/B1F |
会期中イベント |
トークイベント 日時:8月23日(土)16:30 ~ 17:30 |
デザイン |
明津設計 |
公式サイト |
【アーティストプロフィール】
富澤大輔(TOMIZAWA Daisuke)
1993年台湾高雄市出身。2009年高校留学のため単身渡日。2019年に写真集レーベル「GALAPA Program」を立ち上げ。2021年には、新聞《時代》の発行を開始。版元「南方書局」、文庫レーベル「南方玉山文庫」を主宰。主な作品集に『GALAPA』『新乗宇宙』『字』がある。
砂田紗彩(SUNADA Saya)
2000年千葉県生まれ。2023年武蔵野美術大学造形構想学部映像学科卒業後、印刷会社に勤務しながら写真作品を中心に制作を行う。
【COPYCENTER GALLERYについて】

COPYCENTER GALLERYは、写真展・美術展品質の印刷サービス「PHOTOPRI」が運営する、都営三田線新板橋駅前のオルタナティブスペースです。かつて印刷所であったテナントを活かし、作品を「カタチにする」ことへの深いこだわりを追求する場として設立されました。
写真表現を軸としながらも、若手を中心としたアーティストが様々な実践を通じてこの境界的な空間を変容させていく、開かれたプラットフォームとなることを目指します。今後の活動にご注目ください。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社PHOTOPRI
COPYCENTER GALLERY 広報担当
TEL: 070-9278-8828
Email: info@copycenter.gallery