火曜日, 8月 12, 2025
ホームキャンペーン「#Jack in Signage(ジャック・イン・サイネージ)」が池袋駅で始動 ─ 都市の余白に、芸術が流れる

「#Jack in Signage(ジャック・イン・サイネージ)」が池袋駅で始動 ─ 都市の余白に、芸術が流れる

「池袋中央通路ツインピラー」・「池袋オレンジロードビジョン」で2025年6月30日から開始

株式会社アートチューンズ(本社:東京都千代田区)は、2025年6月30日より池袋駅にて、アーティストの作品を放映するアート・サイネージ・プロジェクト「#Jack in Signage(ジャック・イン・サイネージ)」を始動しました。

池袋駅は世界第3位の利用者数を誇る巨大ターミナル駅で、1日約265万人が利用。利用者の約76%が乗り換えでの利用であることから、駅構内は多様な人々が交錯する場となっています。

今回の「#Jack in Signage」は、この池袋駅が持つ文化的な多様性と人々が交差する都市の特性を最大限に活かし、新たな表現の可能性を提示するプロジェクトです。


◼️第一期[2025/6/30-]:「#Jack in Signage:PUBLIC EXHIBITION」

第一期(6月30日〜)に展開するのは、都市の中で誰もが偶然出会える展示「#Jack in Signage:PUBLIC EXHIBITION」。広告の狭間をジャックした、公共空間での展示プロジェクトです。

アーティスト神楽岡久美の作品。朝〜夜まで人通りが絶えることのない東武線改札口とJR山手線改札口目の前「池袋オレンジロードビジョン」。
「池袋中央通路ツインピラー」は人通りが更に多く、待ち合わせ場所としても使われる。
アーティストZENの作品。大きなスクリーンに映し出される作品に足を止める人も多い。

◼️第ニ期[2025/10/27-]:「#Jack in Signage:Research in PUBLIC」

続く第二期(10月27日〜)に展開するのは、新企画「#Jack in Signage:Research in PUBLIC」。サイネージを用いて公共空間そのものをリサーチの場に。街ゆく人々の声を収集し、アート作品へ還元する実験的なリサーチ・プロジェクトです。


■展開場所(池袋駅構内)

JR線、東武東上線、丸の内線の乗換交差場所。待ち合わせや乗り換えの動線上にあるこの2ヶ所が、

アートと人が偶発的に出会う「新しい都市の交差点」になります。

①池袋オレンジロードビジョン

②池袋中央通路ツインピラー

【通行量参考】

・3路線計のべ約58万人/日

・ツインピラー周辺エリア通過者:約12万人規模(中央通路合算推定)

池袋駅構内、都市の動線が交差する主要2箇所にて作品を展開。1日約58万人が通行する都市の中心的な交差点。

◼️参加アーティスト(表記順順不同)

神楽岡久美(Kumi Kaguraoka)

代表的シリーズである『美的身体のメタモルフォーゼ』の作品。人類史をリサーチし、さまざまなアプローチで制作に向かう。

神楽岡久美は、人間社会と身体性を探求する現代アーティスト。武蔵野美術大学大学院修了後、2015年「SICF16」でグランプリ受賞、2022年には吉野石膏美術振興財団の在外研修アーティストとしてニューヨークに拠点を移し、国際的な評価を確立。神楽岡の代表的シリーズである『美的身体のメタモルフォーゼ』では、人類が歴史的に抱いてきた身体と美への欲望や規範を丹念に検証し、視覚化してきた。現在開催中の個展『フィクションは真顔で語る』(rin art association、〜8月17日)では、私たちが信じる現実が集合的なフィクションに過ぎないことを示唆し、「リアル」と「フィクション」の境界を問い直す。リサーチとプロトタイピングをベースに、ウェアラブルな立体作品、ドローイング、映像などを多層的に駆使した神楽岡の作品は、身体を通じて目には見えない価値や常識の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

【website】http://www.kumi-kaguraoka.com/

【instagram】https://www.instagram.com/kumi_kaguraoka/

ZEN(ゼン)

自身のルーツとなる都市を巡り、パルクール仲間のプロアスリートカメラマンとともに作品制作期間を設け、身体をトリガーとした都市論に挑む。

ZENは、都市空間と身体性の関係を探求する現代アーティスト。日本初のプロ・パルクール選手として世界的に活躍するプロアスリートでもある。競技パルクールの世界チャンピオンに輝いた同年2020年にアート制作を開始。都市空間と身体が交差する瞬間を、セルフポートレート、立体造形、ドローイング、映像など多様なメディアで表現し、鑑賞者の無意識と繋がるような作品を展開。近年では、東京・代官山の個展『SEE THE WORLD DIFFERENTLY』(LURF MUSEUM/2023)、Photo Londonやパリ・シャンゼリゼ通りでの発表、そして2025年5月に開催された東京・高輪での最新個展『See Paris Differently — 既知との遭遇 —』にて、パリを舞台に自身の身体感覚で切り取った写真作品22点を日本初公開。「鑑賞者の無意識に接続する装置」として位置づける独自のアプローチで、現代における鑑賞体験の再構築を目指している。

【website】https://www.zenshimada.com/

【instagram】https://www.instagram.com/zen_pk_official/?hl=ja


◼️サイネージ提供:株式会社シネブリッジ

株式会社シネブリッジは、2003年の創業以来、映画館広告「シネアド」を軸に新たなプロモーション手法や映画イベントを積極的に推進し、多くの業界変革を牽引してきたリーディングカンパニー。近年はその豊富なノウハウを活かし、都市空間におけるデジタルサイネージ事業にも展開する。今回のプロジェクトでは、広告と広告の間の余白を「芸術と社会をつなぐ架け橋」として活用し、人々の日常に新たな価値を届けます。

<広告掲載に関するお問い合わせ>
サイネージへの広告掲載に関するお問い合わせは下記リンクよりお問合せください。
https://note.cine-bridge.com/p/ds

■株式会社アートチューンズ

“誰もが芸術家である時代”をコンセプトに、プロフィールツール「artTunes」、芸術的な価値を社会に実装した企業・団体を認証する「a-mark」、企業もまた社会をつくる創造の主体であるという視点から生まれたアート×求人メディア「クリエイティブ企業ガイド」など、多様な取り組みを通じて、芸術的な社会の創出に取り組んでいます。創造的な才能が生まれ、育ち、社会のなかで花開いていく。その循環を支えるための基盤を整えながら、全ての人類が創造的である社会を実現します。

website: https://art-tunes.art/ja

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