土曜日, 7月 19, 2025
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[開催決定]多摩美術大学創立90周年記念事業 EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 ―― 多摩美術大学の制作の現場から

多摩美術大学美術館がセレクトした本学の学生および助手・副手によるグループ展。かつてスーパーマーケットだった場の構造や雰囲気、歴史の重層性の中で、多摩美らしいエキサイティングなアート空間が現出します。

「EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張」フライヤー

学校法人 多摩美術大学(所在地:東京都世田谷区、理事長:青柳正規、学長:内藤廣)は、2025年に創立90周年を迎えます。この節目を記念し、次なる100周年に向けた序章として、コンセプト「TAMABI BEYOND」のもと、創立90周年記念展を学科単位や附属施設ごとに順次展開してまいります。

多摩美術大学美術館では、2025年10月19日(日)から11月3日(月・祝)までの期間、BLUE CUBEにて、「EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 ―― 多摩美術大学の制作の現場から」を開催いたします。

多摩美術大学 BLUE CUBE 外観(2025年3月15日)撮影:齋藤彰英
多摩美術大学 BLUE CUBE 施設内(2025年3月15日)撮影:齋藤彰英

EXPLOSION & EXPANSION

多摩美術大学の制作現場の大きな活力と豊かな多様性、その最前線を、「EXPLOSION & EXPANSION」(爆発と拡張)というテーマのもとに、切り出して示します。

「爆発」とは、1935年の本学開学をビッグバンにたとえたものです。その後今日まで90年の間、本学は、果敢に拡張しながら日本の美術教育の最先端を走ってきました。本展では、その多摩美術大学(Tama Art University)の芸術的“宇宙”(art universe)の最新の一面をご覧に入れます。

本展では多摩美術大学美術館(リニューアル準備のため長期休館中)が、今年度本学に在籍している学生

および助手・副手の中から13名と3チームを取り上げます。ただし、これは単なる学内優秀者選抜展のようなものではありません。特に下記の特殊な展示会場のオーラに負けない、その空間の中でこそいっそう生きてくる作品を作り出すことができると期待される作家たちが選ばれています。

会場となるのは、2022年に新しく本学の附属施設となった「BLUE CUBE」。これは、ドイツに本社を置く食品卸売スーパー「METRO」の多摩境店(2006-2021年)だった建物です。

2022年に取得したBLUE CUBEを本学が今後正式にどのように活用していくかはまだ検討中の段階ですが、それゆえに幸い同施設はほとんどMETRO撤退時のままに残されています。今回、かつてスーパーマーケットだった場の構造や雰囲気、歴史の重層性の中で、独自のエネルギーを発するさまざまな作品がぶつかり合い、「自由と意力」を校是とする本学らしいエキサイティングなアート空間がそこに現出することでしょう。

開催概要

展覧会名

多摩美術大学創立90周年記念事業

EXPLOSION & EXPANSION 爆発と拡張 ―― 多摩美術大学の制作の現場から

Tama Art University 90th Anniversary 1935-2025

EXPLOSION & EXPANSION: The Creative Power of Tama Art University

主催

多摩美術大学

監修

大島徹也(多摩美術大学美術館館長/多摩美術大学芸術学科教授)

企画

多摩美術大学美術館

会期

2025年10月19日(日)~11月3日(月・祝)

休館日

月曜日

※11月3日(月・祝)は開館

開館時間

12:00~17:00(最終入館 16:30まで)

※芸術祭開催期間11月1日(土)~11月3日(月・祝)は10:30より開館

入館料

無料

会場

多摩美術大学 BLUE CUBE

所在地

八王子キャンパスに近接(東京都町田市小山ヶ丘6丁目4-8)

交通案内

JR横浜線・京王相模原線「橋本駅」北口より、バス6番のりばから以下のいずれかの路線をご利用ください。

・橋75系統「多摩美術大学行」

・橋76系統「神奈中多摩車庫行」

いずれも「多摩美術大学南」バス停で下車後、徒歩約5分です。

※会場には駐車場のご用意がございません。お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用ください。
※車椅子をご利用の方は、事前にご相談いただけますようお願いいたします。

出品作家

陳柏欣(チェン・ポーシン)[日本画 博士 3 年]

胡琪(コ・キ)[プロダクトデザイン 助手/油画出身]

山田大輝[版画 修士 2 年]

加藤舞[彫刻 助手]

紫谷きづな[彫刻 修士 2 年]

のえのん[彫刻 学部 4 年]

檜木小春[工芸(陶) 修士 1 年]

池上創[工芸(ガラス) 副手]

坂爪亜蓮[工芸(金属) 修士 1 年]

大島宏士郎[グラフィックデザイン 学部 4 年]

砂子愛[プロダクトデザイン 学部 4 年]

河合音和+水野ねね+湯浅薫子[テキスタイルデザイン 学部 4 年]

藤原禎之[建築・環境デザイン 修士 2 年]

鄧丁文(トウ・チョウブン)[メディア芸術 学部 4 年]

3illi/金井田誠悟+眞鍋咲紀+丸山竜司[情報デザイン 学部 3 年]

レモラ/寺嶋希海+中川新+野澤遥歩[統合デザイン 学部 4 年]

関連イベント

※申込不要・聴講無料(先着50名)

・出品作家によるトークセッション

11月1日(土)11:00~12:00

モデレーター:鍵谷怜[芸術学 助手]

登壇者:陳柏欣、胡琪、山田大輝、加藤舞、紫谷きづな、檜木小春、池上創、坂爪亜蓮

11月2日(日)11:00~12:00

モデレーター:鬼頭明里[芸術学 修士1年]

登壇者:のえのん、3illi(金井田誠悟+眞鍋咲紀+丸山竜司)、レモラ(寺嶋希海+中川新+野澤遥歩)

11月3日(月・祝)11:00~12:00

モデレーター:網代瞳子[芸術学 学部4年]

登壇者:大島宏士郎、砂子愛、河合音和+水野ねね+湯浅薫子、藤原禎之、鄧丁文

・本学教員による座談会 「タマビのあの頃と今」

11月1日(土)13:30~15:00

モデレーター:大島徹也[本展監修/多摩美術大学美術館館長/多摩美術大学芸術学科教授]

登壇者:小泉俊己[副学長/絵画学科油画専攻教授]、詫摩智朗[統合デザイン学科教授]、髙橋庸平[グラフィックデザイン学科准教授]、諏訪未知[絵画学科油画専攻講師]

・演劇舞踊デザイン学科学生によるパフォーマンス

10月26日(日)14:00~/16:00~

パフォーマンスは10分程度の作品です。

※その他詳細は決定次第、美術館 WEB にてお知らせいたします。

プレスツアーのご案内

新聞・雑誌 その他のメディア(デジタルメディアを含む)の記者の方に向けて、プレスツアーを開催いたします。参加を希望される方は、下記のフォームよりお申し込みください。

日時

2025年10月18日(土)13:00~

※30分前より受付を開始いたします。

申込フォーム

https://forms.gle/MNkhjimvt1Cz41ft9

申込〆切

9月30日(火)

※同日夕刻より開会式を開催予定です。開会式では、本学演劇舞踊デザイン学科学生によるパフォーマンスを実施いたします。

【多摩美術大学美術館について】

館長:大島徹也
所在地:〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘6-4-8(多摩美術大学美術館 事務室)

当館は、2023年3月をもって多摩センター地区での活動を終了しました。只今、新たな場所でのリニューアル・オープンに向けて準備中です。

https://museum.tamabi.ac.jp

【学校法⼈多摩美術⼤学について】

理事⻑:青柳正規

多摩美術⼤学 学⻑:内藤廣

所在地:〒158-8558 東京都世⽥⾕区上野⽑3-15-34

創⽴:1935年

⼤学概要:創⽴以来「もの派」を牽引した関根伸夫、菅⽊志雄ら、またデザイン界でも深澤直⼈、佐藤可⼠和など世界を舞台に活躍する才能を数多く輩出。⼋王⼦市と世⽥⾕区に2キャンパスを擁し、絵画、彫刻、⼯芸、デザイン、建築、映像、演劇、芸術学など幅広い領域を網羅する15学科/専攻/コースと⼤学院を設置。

ホームページ:https://www.tamabi.ac.jp

【問い合わせ先】

多摩美術大学美術館事務室 広報担当

<電話>042‒703‒7767(代表)

<FAX>042-703-7841

<Eメール>museum@tamabi.ac.jp

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