4年連続 「This is MECENAT 2025」に認定

　「This is MECENAT」は、公益社団法人 企業メセナ協議会がメセナ(芸術文化振興による豊かな社会創造)活動を認定する制度です。企業のメセナ活動を広く周知し、その社会的意義を示すことを目的として、毎年当協議会が「これぞメセナ」という活動を選定しています。

　当社は、「ルナ・フローラ」の創始者、ジュンコ人見が生み出した「パンの花」の原料である小麦粘土を1970年に開発し、製造・供給していました。小麦粘土の製造終了後も活動に賛同し、1993年に株式会社ジュンコ・フローラ・スクールに資本参加して以来、支援を続けています。

　「ルナ・フローラ」とは、ジュンコ・フローラ・スクールで学べる粘土で作る独創的で精巧なクレイフラワーのことで、最大の特長は、型を使わず花びらや葉を一枚一枚指先と手のひらで成形することです。

　2023年からは、知的障がいのある方の就労体験を通じた地域の交流イベント「番町SJEマルシェ」でワークショップを実施し、その収益を障がい者福祉に寄付してきました。今年は、千代田区が官民連携による高齢者の日常生活支援を推進するための「ちよだアクティブシニア塾」でも教室の開催を予定しています。

　「ルナ・フローラ」は、展示会の実施や積極的なボランティア活動、地域の交流イベント等に活動の輪を広げています。

　当社は、経営理念「人々のウェルビーイング(幸せ・健康・笑顔)を追求し、持続可能な社会の実現に貢献します」のもと、今後も芸術文化活動の発展のためジュンコ・フローラ・スクールの活動を支援し、創作の楽しさ、喜び、癒しを多くの皆さまにお届けしたいと考えております。

1960年代、ラテンアメリカにてインディオの人々が作る「おもちゃのお花」からインスピレーションを得たジュンコ人見は、全く新しい発想の「彫刻的な花」を生み出しました。それがクレイフラワーの原点「パンの花」です。この独創的な花は、テレビ、新聞、雑誌に取り上げられ、一躍脚光を浴びました。

その後ジュンコ・フローラ・スクールを設立したジュンコ人見は「クレイ染の花」「陶芸華」「香りの花せっけん／ルナブランカ」「シースルー・クレイフラワー」と新しいスタイルのクレイフラワーを次々と発表、クラフトアート界に新しいジャンルを切り開いてきました。ジュンコ人見が撒いた花の種は国内のみならず、国境をも超えて20万人もの愛好者を育て、沢山の花を咲かせ続けています。