瀬戸内国際芸術祭2025の間の期間限定で販売
神戸-小豆島-高松を運航するジャンボフェリー株式会社(本社:神戸市、社長:山神正義)は、日本全国の船をめぐって集める「御船印(ごせんいん)」プロジェクトの新しい御船印を、7月15日から発売しました。
この新しい御船印は、ジャンボフェリー「あおい」での船上展示を2025年4月からスタートした、現代美術家ヤノベケンジ氏の『SHIP’S CAT(Boarding)』をモチーフに製作されました。

『SHIP’S CAT(Boarding)』は、瀬戸内の17の島々・エリアを舞台に3年に1度だけ開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2025」の作品(番号:sd63)として登録されています。そして航海中のフェリー船上での展示は、同祭の公式作品では初めての試みとなります。
取扱場所 |
ジャンボフェリーあおい船内 |
価 格 |
500円/枚 |
サイズ |
100mm×150mm |
取扱期間 |
2025年11月9日(瀬戸内国際芸術祭2025の秋会期の最終日)まで |
注意事項 |
・「りつりん2」ではご購入できません。 ・数量限定のため売り切れることがあります。 |
御船印めぐりプロジェクト
御船印は、寺社仏閣でもらうことができる御朱印の船版で、船会社や海事関連の施設などで集めることができます。2021年からスタートした本プロジェクトでは、運航する船や就航地の特徴を活用したバリエーション豊富なデザインが魅力で、参加社は現在151社を数えます。コレクションとしてはもちろん、船旅の思い出にもぴったりな人気企画となっています。

SHIP’S CAT
海の世界において猫は、帆やロープをかじり、荷物や食料を食べ、疫病を持ち込む「ネズミ」から乗組員と船を守ってきた大切な存在でした。SHIP’S CATは、現代美術作家ヤノベケンジ氏が、そうしたかつての「船乗り猫」から着想を得て製作した作品です。

世界中に展示されているSHIP’S CATシリーズの作品の中でも、2025年4月にお披露目式が行われた『SHIP’S CAT(Boarding)』は、実際の航海中のフェリー船上に初めて展示されている貴重な作品となっています。


ヤノベケンジ
1965年生まれ。府立春日丘高等学校卒業。京都市立芸術大学大学院修了。小・中・高校・大学時代を茨木市で過ごし、高校時代は美術教師だった井上直久氏に師事する。日本のみならず世界各国の美術館などで作品展を開くほか、イッセイ・ミヤケ、ビートたけし、増田セバスチャン、宮本亜門など、様々なジャンルで活躍しているクリエイターともコラボレーションを行う。大阪中之島美術館の「 SHIP’S CAT 」、阪急南茨木駅前に設置された作品「サン・チャイルド」の作者。京都芸術大学教授。同大学ウルトラファクトリーディレクター。
