水曜日, 7月 2, 2025
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【岡山・夢二生家】2025年度夏の展示「夏の街をゆく心」 竹久夢二が少年時代を過ごした生家で夏を感じるひとときを

2025夢二生家企画展「夏の街をゆく心」 2025年7月1日(火)~8月31日(日) (公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館 夢二生家記念館・少年山荘

 ―夏の街を享樂(きょうらく)する人は、贅澤(ぜいたく)に時間を使用することを知つてゐる人です。― 

竹久夢二「夏の街をゆく心」より

夏の自然を身近に感じながら、夢二が少年時代を過ごした生家で時間を忘れてのんびりと過ごしてみませんか。

 夢二郷土美術館(所在地:岡山県岡山市中区浜2-1-32、館長:小嶋光信、運営:公益財団法人両備文化振興財団|https://yumeji-art-museum.com/ )の分館「夢二生家記念館・少年山荘」(所在地:岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000番1号)、では、2025年7月1日(火)~8月31日(日)まで、「夏の街をゆく心」と題した夏の企画展を開催いたします。

夢二生家記念館の蔵を改装した展示室では、夢二生家では初公開となるうちわを手に涼をとる女性が描かれた《女四季より「夏」》や、新緑のなか樹下美人が淡い色彩で描かれた《初夏》など、ふるさとをテーマに夏を感じられる夢二の作品を展示し、姉の名を書いた窓枠も残る竹久夢二のこども時代の部屋もご覧いただけます。また「七夕の催し」にちなんだ特別展示も開催し、七夕には笹飾りなどでお迎えいたします。七夕特別展示は7月1日~8月7日。

少年山荘では人生・デザイン・音楽をテーマに作品を展示し、写真や遺品を通して夢二の人となりをご紹介。「婦人グラフ」や「セノオ楽譜〈あかつき〉」などデザイナーとしての夢二の作品をセノオ楽譜収録の楽曲を聴きながらご覧いただけます。

 夢二が生まれ16歳までを過ごした築約250年の茅葺屋根の「夢二生家記念館」、夢二自ら設計したアトリエ兼住居を復元した「少年山荘」で夢二芸術の原点をご体感いただき滞在をお楽しみください。

葵傾花
七夕(星によする)
初夏
「婦人グラフ」第3巻第7号

夢二生家企画展「夏の街をゆく心」
会期 2025年7月1日(火)~8月31日(日)

主催:(公財)両備文化振興財団 夢二郷土美術館

場所:岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1

開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、8月5日(火)~17日(日)は休まず開館

入館料(税込): 大人600円、中高大学生250円、小学生200円

※20名以上の団体は2割引、岡山県内の65歳以上の方は証明できるもののご提示で1割引。割引の併用は不可。

※ゆめびぃ会員は入館無料 

※作品点数:約50点

出品作品について

《女四季より「夏」》 大正2年 紙・水彩 17.3×11.0cm ※夢二生家記念館では初公開

うちわを手に、川面に浮かぶ船を見つめる女性が描かれています。背景が全体的に淡く優しい色合いで描かれているのに対し、女性の艶やかな黒髪や青い鱗文様のきものは鮮やかで、女性の存在を強く印象付けています。

本作は明治後期から大正期に絵葉書が大流行した頃、4枚1組で102集まで発行された「月刊夢二エハガキ」の第26集「女四季」の原画の一点です。

「月刊夢二エハガキ」はセットごとにテーマが設定されており、夢二式美人やこどもを描いたものの他、日本の古典や芝居に関するものなどさまざまな絵柄がありました。

 会期中の催し

 七夕の催し

会期 2025年7月1日(火)~8月7日(木)

五節句を大切にしていた夢二。七夕の催しにちなんで《七夕(星によする)》を特別展示。

庭の笹飾りに飾る短冊を書いていただいた方にはオリジナル夢二絵はがきをプレゼント。

ワークショップ「夢二色のにじみ絵うちわを作ろう!」

絵具と筆で生み出すにじみで涼やかなうちわを作りましょう。

日時:2025年8月3日(日)1回目:11:00~11:30 2回目:14:00~14:30

参加費(税込):1,000円(※別途要入館料)

場所:少年山荘

定員:各回5名(先着順、申込要)

※詳細はホームページ<https://yumeji-art-museum.com/>をご確認ください。

体験コーナー(随時) ※記載のないものは無料

【夢二の「言葉みくじ」と「恋みくじ」】

詩人画家、デザイナーとして活躍した夢二のことばとデザインが楽しめる「言葉みくじ」と「恋みくじ」です。家族、生活に関するものから恋に関するものまで、夢二の言葉が心に響きます。

料金(税込):1回100円 

場所:夢二生家記念館 言葉の部屋

【なりきり夢二フォトスポット】

夢二のアトリエで夢二風コスチュームを身に着けて夢二さんになりきって写真をとれます。

場所:少年山荘

【夢二消しゴムはんこでつくるオリジナルのハンカチ・ミニトートバッグ】

体験費(税込):ハンカチ330円、ミニトート550円

随時体験していただけます。(予約不要)

場所:少年山荘

【夢二色でお手紙を書きませんか】

夢二好みの色のペンや万年筆をお貸し出ししています。

場所:少年山荘

上記催しのお申込み、お客様からのお問合せは下記まで

(公財)両備文化振興財団

夢二郷土美術館 夢二生家記念館・少年山荘

〒701-4214 岡山県瀬戸内市邑久町本庄2000-1

Tel.0869-22-0622 Fax.0869-24-8003

※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。


そのほか夏休みこども企画

こども学芸員による夏休みこどもクイズに挑戦しよう!

日時:2025年7月19日(土)~9月7日(日)

参加費:無料(要入館料、ゆめびぃ会員は無料)

第15回「こども夢二新聞」募集

「竹久夢二」「夢二郷土美術館」をテーマとした新聞を募集します。

募集期間:2025年7月19日(土)~9月16日(火)

対象:小学生~高校生

応募方法:A3タテ用紙に自由に新聞を作成。

※こども夢二新聞について https://yumeji-art-museum.com/newspaper/

「こども夢二新聞」関連イベント 2025年7月26日(土)

対象:小学生~高校生の「こども夢二新聞」に応募してくださる方(イベント初参加の方限定)

※どちらか1つの参加も可能です。詳細はHP(https://yumeji-art-museum.com/)をご覧ください。

●参加無料【記者が教える「新聞づくり教室」9:30~11:30

定員: 12名様(お申込み受付順)

講師:山陽新聞社記者

協力:山陽新聞社

●参加無料【学芸員と夢二生家記念館に行く「こども記者謎解きバスツアー」】11:45~16:30

定員:親子20組(お申込み受付順、本人と付添いの方1名まで、中学生以下は保護者同伴)

協力:両備バス

「夏休みこども企画」イベントのお申込み先は、下記まで

夢二郷土美術館 本館 〒703-8256 岡山市中区浜2-1-32

TEL:086-271-1000  Fax:086-271-1730  E-Mail:yumeji@gaea.ocn.ne.jp

※上記イベント等は状況により変更の可能性がございます。あらかじめご了承ください。


夢二郷土美術館は公式X、フェイスブック、インスタグラム(夢二郷土美術館、黑の助)、YouTubeチャンネルで様々な情報を配信しています。SNSでも美術館をお楽しみください。

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