アートと様々な分野が出会い、知り合うことでそれぞれにもたらされる変化とは。
たづくり1 階「展示室」を、物事を多様な視点から考えてみる場所として地域に開くテンジシツプロジェクト。2 年目となる今年度は、アーティストや様々な分野のゲストとともに、調布の文化芸術とテンジシツのこれからを考えるトークセッションを全4 回開催します。
各回のゲストには、国内外で活躍する現代アーティストの目[mé]、飯川雄大、山本篤が登壇。
モデレーターはプロジェクトアドバイザーであり、Art Center Ongoing をはじめとするアートセンターや、多くのアートプロジェクトのディレクターとして注目を集める小川希が務めます。
Vol.1 「行政 × アート」 調布市 × 目[mé]

その場に居合わせた人を巻き込む大規模なアートプロジェクトや、「さいたま国際芸術祭2023」のディレクションも手掛けるアートチーム・目[mé] と、文化芸術の推進に取り組む調布市が語り合います。
日時:7/5(土) 14:00 ~ 15:30
会場:調布市文化会館たづくり12 階 大会議場
定員150 名(入場無料)
【受付中】詳細・申込はこちらから ※申込先着順


目[mé]
アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かしたチーム・クリエイションによる制作活動を展開。
観客を含めた状況/導線を重視し、「我々の捉える世界の“それ“が、“それそのもの“となることから解放する」作品を様々な場所で発表している。
主な活動に、個展「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、2014年)、《Elemental Detection》(さいたまトリエンナーレ2016)、個展「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館、2019年)、《matterα》《matterβ》(ハワイ・トリエンナーレ2022)、《まさゆめ》(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13、2019-21年/東京)(Engawa -A Season of Contemporary Art from Japan、2023年/リスボン)(ベラノス・デ・ラ・ビジャ、2024年/マドリード)、などがある。「さいたま国際芸術祭2023」ではディレクターを務めた。
今回のトークセッションには荒神と南川が参加。
Vol.2 「商業 × アート」 調布PARCO&トリエ京王調布 × 飯川雄大
アート作品に留まらず多くのグッズでも知られる「ピンクの猫の小林さん」をはじめ、鑑賞者の反応も取り込んだインスタレーションを手掛けるアーティスト・飯川雄大と、市民の生活を支えるだけでなく、文化発信やまちづくりも担う調布PARCO ・トリエ京王調布の担当者が語り合います。
日時:9/15(月・祝) 13:30 ~ 15:00
会場:調布市文化会館たづくり8 階 映像シアター
定員100 名(入場無料)
申込:8/7( 木)~ ※申込先着順


Vol.3 「エンタメ × アート」 田口清隆(映像監督)× 山本篤
社会派のフィクションから私的なドキュメンタリー、コント的な実験映像まで多彩な映像作品を手掛けるアーティスト・山本篤と、映画『劇場版ウルトラマンX』ほか、幅広い人や媒体に向
けた特撮映像を手掛ける映像監督・田口清隆をゲストに、両者の映像作品の鑑賞も交えながら語り合います。
日時:10/25(土) 13:30~15:00
会場:調布市文化会館たづくり8 階 映像シアター
定員100 名(入場無料)
申込:9/8(月)~ ※申込先着順



Vol.4 「調布 × アート」
テンジシツプロジェクトの2年間の活動のなかで生まれた地域とのつながりをもとに、3年目に開催予定の「調布ならではの展覧会」について考えるトークセッションを開催予定。
2026 年1 月下旬頃開催予定
Vol.2 ~ 4 の詳細については、順次、テンジシツプロジェクトHPでお知らせします
プロジェクトアドバイザー、トークセッションモデレーター

小川 希(Art CenterOngoing ・Art Center NEW 代表)
1976 年東京都生まれ。2008 年吉祥寺に芸術複合施設Art Center Ongoing を設立。
中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクトTERATOTERA ディレクター(2009-2020)、レター/ アート/ プロジェクト「とどく」ディレクター(2020-2022)、社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクトUENOYES ARTS TIME PROJECT ディレクター(2018)、横浜市に新設されたArt Center NEW ディレクター(2025-) など多くのプロジェクトを手掛ける。令和6 年度(第75 回) 芸術選奨文部科学大臣新人賞。
テンジシツプロジェクトとは?

テンジシツは文化芸術を通じて、これまで当たり前だと思っていた“事(こと)” を“転” じ、物事を異なる視点から考えていく場所を目指しています。
なにかを「知る」ことでものの感じ方が変わったり、誰かに「知ってもらう」ことで新しい自分に気づいたり。それを繰り返し、「知る」と「知ってもらう」の両方の側に変化をもたらします。
ロードマップ

情報募集中
「市内で面白いことをしている人」「人が集まる場所」また、「市民のあなた自身が興味を持っていること」など、調布にまつわる様々な情報を募集しています。
情報はどんなささいなことでもOK !
テンジシツプロジェクトHP のフォーム、または文化会館たづくり1階展示室前の情報提供ポストから情報をお寄せください。
情報提供は下記より受付