土曜日, 6月 14, 2025
ホームイベント6月27日(金)より、ハシジマコウスケによる個展「ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-」を開催!

6月27日(金)より、ハシジマコウスケによる個展「ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-」を開催!

【 ハシジマコウスケ 個展 “ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-” 】

2025年6月27日(金)より米原康正がキュレーションをするギャラリー

tHE GALLERY HARAJUKUにて、ハシジマコウスケ(HASHIJIMA KOSUKE)による個展「ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-」を開催いたします。

常軌を逸したアプローチで挑むアート×文学。

クリエイティブディレクターとしてB.LEAGUEのブランディングなどを手がけたハシジマ コウスケが、自身の著書である長編SF小説『ぷるぷるパンク』を原作とし、その世界観を視覚芸術として再構成した初の個展が開催される。

 本展においてハシジマは、アート作品を描くためにまず、30万字におよぶ小説を「存在しないアニメの原作」として書き上げるという、きわめて異例の制作手法を採用した。妄想の世界に宿る“熱”を再現するデジタル描写が、筆跡やコラージュ、素材感を通じてキャンバスに移され写し出される──。アートと文学が双方向に作用し合う多層的な体験は、視覚情報=受動的、文字情報=能動的という理性の境界をぶち壊し、鑑賞者の脳を揺さぶるインターフェースへと変貌する。『ぷるぷるパンク展』はポップな仮面の下に“狂気のプロセス”を隠し持つ。

アナログ×デジタル、フィクション×現実、文字×絵、サイバーパンク×シティポップ──あらゆる境界を無視した“超ハイブリッド”な『ぷるぷるパンク展』は、2025年6月27日(金)より 原宿「tHE GALLERY HARAJUKU」 にて。

「そこまでやる?」のその先に、初めて見えてくる景色を体験してください。

●ハシジマ コウスケprofile

1978年神奈川県出身、武蔵野美術大学卒業。

クリエイティブディレクター(CD)/デザイナーとしてB.LEAGUE や JAXAなど数々の有名ロゴデザインを手がける。オランダでデザインを学び、ドイツのadidas本社でのデザイナー経験を経て2009年帰国。

外資系広告代理店の国内外支社でCDを歴任。2016年にはBuzzFeed Japanの立ち上げに参画。2021年に自身のクリエイティブユニット「株式会社ハングオーバープレート」を設立。行政・教育・スポーツ機関などと連携し、カルチャー×マーケティング、地域×ブランディングなど多彩なクリエイティブ活動を展開。Red Dot賞、Clio賞、One Show賞などの国際賞や、地方の小学校で行った取り組みが文部科学大臣賞を受賞するなど、国内外で数々の賞を受賞。現在もCDとして第一線で活躍している。

コロナ禍の2020年、アニオタであることをカミングアウト。妄想に振り切ったセルフ二次創作活動をスタートさせる。

『ぷるぷるパンク』SF小説

30万字に及ぶ「存在しないアニメ」の原作小説。サイバーパンクでシティポップ、鎌倉と福井を舞台にしたリアルな世界を疾走する少年少女の成長譚。地球に土星のような環がある近未来のディストピア世界を舞台に、自己の否定と肯定を繰り返す登場キャラクターたちの成長と、閉塞感に満ちた社会とを対比させながら、宇宙のエネルギー原理や「ぷるぷるパンク」に迫る姿が描かれる。同人作品として出展した2024年の夏コミ(コミックマーケット)にて準備分を完売。

<Instagram>

@purupurupunk

https://www.instagram.com/purupurupunk/

<X>

@purupurupunk

https://x.com/purupurupunk

●キュレーター米原康正より

サイバーパンク――それは、テクノロジーと退廃が混ざり合う、煙とネオンの都市の中で、主に男たちの欲望と怒りが交差する物語が繰り広げられることが多い。反抗、暴力、孤独、そして時にヒーロー然とした自己犠牲。そのどれもが、どこか「男子社会的影響力」の色に染まっている。

僕はそれをよくない、と言いたいのではない。

男子社会的影響力の強いサイバーパンクがあるとしたら女子社会的影響力の強いサイバーパンクがあってもいいのでは、と思ったのだ。そんな2025年。そこにひとつの風穴を開ける物語が、静かに、しかし確かな衝撃を持って現れた。

ハシジマ コウスケが書いたその作品――『ぷるぷるパンク』は、サイバーパンクというジャンルに「女子社会的影響力」を注入した、まさに画期的な試みだった。そこにあるのは、戦うだけじゃない選択肢。命を懸ける代わりに心を交わす勇気。破壊の美学ではなく、再生へのまなざし。そして、強さとは「一人で生きること」ではなく「誰かと生きようとすること」なのだと教えてくれる視点。それらすべてが、物語の深部にやさしく、けれど力強く根を張っている。

この作品が提示するのは、「サイバーパンクは男のもの」という無意識の前提を揺さぶる問いだ。そして、そこに宿るのは未来の兆し――つまり、もっと多様で、もっと柔らかく、でも決して甘くない、新しい時代のSFのかたちだ。

僕は思う。これは、たったひとつの小説であって、小さな出来事かもしれない。だけど、「物語」が時代を映す鏡なら、この作品は確実に、その鏡にヒビを入れた。そして、そこから漏れ出した光は、これからの物語にとって、きっと大きな意味を持つことになる。まさに、サイバーパンクの「次」へのカウントダウンが、ここから始まったのだと思う。

ハシジマコウスケ 個展 “ぷるぷるパンク-Puru Puru Punk-“

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場所:tHE GALLERY HARAJUKU

期間:6月27日(金) ~ 7月6日(日)

休廊日:月・火曜日

時間:11:00〜19:00

<Opening Reception>

日時:6月27日(金) 18:00〜20:00

場所:tHE GALLERY HARAJUKU

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●tHE GALLERY HARAJUKUとは

僕にとってのtHE GALLERY HARAJUKUとは、アーティストたちにとって絵を販売して行くという事のファーストステップになればという想いで運営しています。

毎日SNSをチェックし、ギャラリーにも足を運びながら、そこで出会った才能あるアーティストには必ず声をかけるようにしています。

その際、フォロワーの数や展示歴といった条件は一切関係ありません。

大切なのは、僕自身が「このアーティストの展示を見てみたい」と心から思えるかどうか。

それがすべての判断基準です。この場所を、僕は“ゼロイチの始まりの場所”と呼んでいます。

tHE GALLERY HARAJUKU

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150-0001

東京都渋谷区神宮前3丁目20-21 ベルウッド原宿1階-C

明治神宮前駅徒歩5分

WEB

http://thegallery-harajuku.com

Instagram:@the_gallery_harajuku

https://instagram.com/the_gallery_harajuku

キュレーター/米原康正

プロデューサー/米原康正/久々野智 小哲津(くくのち こてつ)

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