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大友良英+YCAM 新作展「即興!」 2026年10月17日(土)ー2027年3月1日(月) 山口情報芸術センター[YCAM]

音楽家・大友良英の集大成となる大規模展を開催 136日間におよぶ予測不能な「即興」的インスタレーション <先行展示も開催!《without records》2026年7月24日(金)より>メディア・テクノロジーを用いた新たな芸術表現の探求と実践を行うアートセンター山口情報芸術センター[YCAM]は、2026年10月17日(土)~2027年3月1日(月)まで大友良英+YCAM 新作展「即興!」を開催します。大友良英は、フリージャズ、即興演奏、ノイズ音楽、映画音楽など国内外の多彩なシーンで活動し、常に表現の可能性を拡張する試みに取り組んできた音楽家の1人です。 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にもある「即興」をテーマに、大友とYCAM、そしてさまざまなジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展です。YCAMで芸術表現の制作などに特化した研究開発チームの<YCAM InterLab>が共同で制作に携わります。磯崎新設計によるYCAMの建物の特徴や周囲の環境にも呼応して、多彩な音や存在がぶつかり合い、響き合う、即興の豊かな世界を開いていきます。 本展開催に先駆け7月24日(金)より大友良英と美術家・青山泰知、エンジニア・伊藤隆之との共作、サウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。また、10月17日(土)からは、音楽家・坂本龍一へのトリビュート作品《DUO》、現代美術家・持田敦子とのダイナミックなインスタレーション、さらに音楽家・Sachiko Mと大友のユニットFilamentによる野外のサウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》を公開します。 感覚を開き、多様な他者との即興が繰り広げる予測不能な136日間の実践にご期待ください。 大友良英から本展開催に向けてメッセージ今回の展示のテーマは「即興!」です。 2008 年にYCAM と本格的なコラボレーションを行った「ENSEMBLES」展は、私の創作において大きなターニングポイントにもなった作品で、多様な人々との「協働=アンサンブル」が当時の大きなテーマでした。震災やパンデミックを経て、「協働=アンサンブル」をより豊かなものにするのは「即興」ではないか、そんな思いを強くしています。 私の音楽にとって「即興」は根っこと言えるくらい大切なものですが、多くの創作にとって、もっと言ってしまえば、この先の社会にとっても「即興」はとても重要なもの、根本にあれば社会はより豊かになるもの、そう思うようになりました。 前回の展示から18年の時を経て、私自身の出発点を見つめることになるであろう「即興」をテーマに、YCAMやさまざまな人たちとの新たなアンサンブルを始めたいと思います。  大友良英 本展のみどころ1. 大友良英「即興」の集大成となる大規模展大友にとって「即興」は、創作の発想の根幹にあるものです。あらかじめ決められたものを再現するのではなく、演奏が行われる場を構成する共演者や聴衆、環境などのさまざまな要素との相互作用により生成される表現や、コミュニケーションを基盤とすることが大友にとっての「即興」です。単に個人の表現として作品があるのではなく、多くの人々の即興的ともいえる協働の結果として作品が生まれるという考え方がその根底にあります。本展は大友にとっての「即興」という考え方やその実践を、展示作品として集大成し、表現やコミュニケーション、人や社会との繋がり方として「即興」的であることの意義を問いかけます。 2. トリビュート作品 坂本龍一との即興演奏を生成するYCAMともゆかりの深い、音楽家・坂本龍一と大友は、これまでピアノとギターというシンプルな編成で多くの即興演奏を行ってきました。大友による坂本へのトリビュート作品《DUO》は、AI等の音響解析や再現の技術は一切使わずに、ギターとピアノを物理的な仕組みによって鳴らすことで、2010年代の坂本と大友の即興演奏の特徴を再現します。本作品のためにYCAM InterLabは、大友によるギターの即興演奏の特徴を抽出し、自動演奏する装置を開発。また大友による監修の元、坂本の残したピアノの打鍵データ(MIDI)から即興演奏の特徴を再現。本人たち不在のもとで、永遠に演奏を生成し続ける作品です。 3. 18年ぶりのYCAMとのコラボレーション2008年にYCAM で開催された大友の初の展覧会「大友良英/ENSEMBLES」は、それまでの音楽活動をさらに拡張する試みとして、多くのアーティストや市民との協働がテーマでした。YCAM全館を使って展示された、4つのサウンド・インスタレーション作品全てにおいて、その場で音楽が生成され、二度と同じ瞬間が訪れない仕組みをYCAM InterLabとの協働で開発しました。YCAMでは、その後も坂本龍一をはじめ、国内外の数々のアーティストとの協働を実現してきましたが、18年の時を経て再び大友とのコラボレーションが実現します。 ▼先行展示|会期:2026年7月24日(金)~サウンド・インスタレーション《without records》ポータブル・レコードプレイヤー約100台使用本展開催に先駆け、7月24日(金)より、YCAMのホワイエで、大友良英、美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之の手によるサウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。本作は2005年に大友が最初に手がけた展示作品で、その後もさま ざまな姿に発展し、国内外で発表、2008年にもYCAMで《without records》の大規模展示が行われました。「即興」と「協働」を基本に置いた本作品は、今日に至るまで大友の展示作品の根幹であり続けています。10月17日(土)より開催される本展で発表される3つの新作展示のルーツともいえる《without records》が、これから制作される3つの新作をつなぐ回廊のような、あるいは神経細胞のような役割を担います。1970年代前後に流通し、既に役目を全うした使用済みの100台ほどのポータブル・レコードプレイヤーたちが本作品の主役です。全てのプレイヤーは、多くの人たちの手により、レコードなしでプレイヤー独自の音を発するようにさまざまな方法で改造が施されます。これらのプレイヤーを星座のように配置し、自動演奏でオーケストラのようなアンサンブルを行ないます。極めてアナログな作品ですが、2度と同じ瞬間のないポータブル・レコードプレイヤーたちの永遠に続く即興的なアンサンブルを独自システムにより実現します。 ▼本展示|会期:2026年10月17日(土)ー 2027年3月1日(月) 新作《DUO》アーティスト:大友良英、坂本龍一 会場:スタジオB 坂本龍一が生前におこなったピアノでの即興演奏の運指データを使用し、大友の自動演奏ギターと共演する新作サウンド・インスタレーション作品。坂本のために特注で制作された信号制御ピアノと、YCAMInterLabが開発した大友の演奏を自動化したギターが即興デュオ演奏を生成します。 新作《"filaments" in the...

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大友良英+YCAM 新作展「即興!」 2026年10月17日(土)ー2027年3月1日(月) 山口情報芸術センター[YCAM]

音楽家・大友良英の集大成となる大規模展を開催 136日間におよぶ予測不能な「即興」的インスタレーション <先行展示も開催!《without records》2026年7月24日(金)より>メディア・テクノロジーを用いた新たな芸術表現の探求と実践を行うアートセンター山口情報芸術センター[YCAM]は、2026年10月17日(土)~2027年3月1日(月)まで大友良英+YCAM 新作展「即興!」を開催します。大友良英は、フリージャズ、即興演奏、ノイズ音楽、映画音楽など国内外の多彩なシーンで活動し、常に表現の可能性を拡張する試みに取り組んできた音楽家の1人です。 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にもある「即興」をテーマに、大友とYCAM、そしてさまざまなジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展です。YCAMで芸術表現の制作などに特化した研究開発チームの<YCAM InterLab>が共同で制作に携わります。磯崎新設計によるYCAMの建物の特徴や周囲の環境にも呼応して、多彩な音や存在がぶつかり合い、響き合う、即興の豊かな世界を開いていきます。 本展開催に先駆け7月24日(金)より大友良英と美術家・青山泰知、エンジニア・伊藤隆之との共作、サウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。また、10月17日(土)からは、音楽家・坂本龍一へのトリビュート作品《DUO》、現代美術家・持田敦子とのダイナミックなインスタレーション、さらに音楽家・Sachiko Mと大友のユニットFilamentによる野外のサウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》を公開します。 感覚を開き、多様な他者との即興が繰り広げる予測不能な136日間の実践にご期待ください。 大友良英から本展開催に向けてメッセージ今回の展示のテーマは「即興!」です。 2008 年にYCAM と本格的なコラボレーションを行った「ENSEMBLES」展は、私の創作において大きなターニングポイントにもなった作品で、多様な人々との「協働=アンサンブル」が当時の大きなテーマでした。震災やパンデミックを経て、「協働=アンサンブル」をより豊かなものにするのは「即興」ではないか、そんな思いを強くしています。 私の音楽にとって「即興」は根っこと言えるくらい大切なものですが、多くの創作にとって、もっと言ってしまえば、この先の社会にとっても「即興」はとても重要なもの、根本にあれば社会はより豊かになるもの、そう思うようになりました。 前回の展示から18年の時を経て、私自身の出発点を見つめることになるであろう「即興」をテーマに、YCAMやさまざまな人たちとの新たなアンサンブルを始めたいと思います。  大友良英 本展のみどころ1. 大友良英「即興」の集大成となる大規模展大友にとって「即興」は、創作の発想の根幹にあるものです。あらかじめ決められたものを再現するのではなく、演奏が行われる場を構成する共演者や聴衆、環境などのさまざまな要素との相互作用により生成される表現や、コミュニケーションを基盤とすることが大友にとっての「即興」です。単に個人の表現として作品があるのではなく、多くの人々の即興的ともいえる協働の結果として作品が生まれるという考え方がその根底にあります。本展は大友にとっての「即興」という考え方やその実践を、展示作品として集大成し、表現やコミュニケーション、人や社会との繋がり方として「即興」的であることの意義を問いかけます。 2. トリビュート作品 坂本龍一との即興演奏を生成するYCAMともゆかりの深い、音楽家・坂本龍一と大友は、これまでピアノとギターというシンプルな編成で多くの即興演奏を行ってきました。大友による坂本へのトリビュート作品《DUO》は、AI等の音響解析や再現の技術は一切使わずに、ギターとピアノを物理的な仕組みによって鳴らすことで、2010年代の坂本と大友の即興演奏の特徴を再現します。本作品のためにYCAM InterLabは、大友によるギターの即興演奏の特徴を抽出し、自動演奏する装置を開発。また大友による監修の元、坂本の残したピアノの打鍵データ(MIDI)から即興演奏の特徴を再現。本人たち不在のもとで、永遠に演奏を生成し続ける作品です。 3. 18年ぶりのYCAMとのコラボレーション2008年にYCAM で開催された大友の初の展覧会「大友良英/ENSEMBLES」は、それまでの音楽活動をさらに拡張する試みとして、多くのアーティストや市民との協働がテーマでした。YCAM全館を使って展示された、4つのサウンド・インスタレーション作品全てにおいて、その場で音楽が生成され、二度と同じ瞬間が訪れない仕組みをYCAM InterLabとの協働で開発しました。YCAMでは、その後も坂本龍一をはじめ、国内外の数々のアーティストとの協働を実現してきましたが、18年の時を経て再び大友とのコラボレーションが実現します。 ▼先行展示|会期:2026年7月24日(金)~サウンド・インスタレーション《without records》ポータブル・レコードプレイヤー約100台使用本展開催に先駆け、7月24日(金)より、YCAMのホワイエで、大友良英、美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之の手によるサウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。本作は2005年に大友が最初に手がけた展示作品で、その後もさま ざまな姿に発展し、国内外で発表、2008年にもYCAMで《without records》の大規模展示が行われました。「即興」と「協働」を基本に置いた本作品は、今日に至るまで大友の展示作品の根幹であり続けています。10月17日(土)より開催される本展で発表される3つの新作展示のルーツともいえる《without records》が、これから制作される3つの新作をつなぐ回廊のような、あるいは神経細胞のような役割を担います。1970年代前後に流通し、既に役目を全うした使用済みの100台ほどのポータブル・レコードプレイヤーたちが本作品の主役です。全てのプレイヤーは、多くの人たちの手により、レコードなしでプレイヤー独自の音を発するようにさまざまな方法で改造が施されます。これらのプレイヤーを星座のように配置し、自動演奏でオーケストラのようなアンサンブルを行ないます。極めてアナログな作品ですが、2度と同じ瞬間のないポータブル・レコードプレイヤーたちの永遠に続く即興的なアンサンブルを独自システムにより実現します。 ▼本展示|会期:2026年10月17日(土)ー 2027年3月1日(月) 新作《DUO》アーティスト:大友良英、坂本龍一 会場:スタジオB 坂本龍一が生前におこなったピアノでの即興演奏の運指データを使用し、大友の自動演奏ギターと共演する新作サウンド・インスタレーション作品。坂本のために特注で制作された信号制御ピアノと、YCAMInterLabが開発した大友の演奏を自動化したギターが即興デュオ演奏を生成します。 新作《"filaments" in the...

【デジタルギャラリー】 八重洲ビルでアート鑑賞~第1回ART CONTEST@八重仲ダイニングGallery~

八重洲ビルB1階のデジタルギャラリーで入選作品を展示します株式会社IDEABLE WORKS(京都府京都市、代表取締役:寺本大修)は、「創造と好奇心のエネルギーを循環させるインフラをつくる」ことをミッションに、リアルとデジタルを融合したデジタルギャラリープラットフォーム「HACKK TAG(ハックタグ)」を提供しています。 東京駅から徒歩4分。日本の玄関口として、古くは江戸の商業を支え、現在は世界を牽引するビジネス街へと進化を続ける「八重洲」。その中心に立つ東京建物八重洲ビルB1階の「八重仲ダイニング」が今回の舞台です。洗練された都市機能の中にありながら、日夜多くの人々が訪れ、活気に満ちた交流が生まれる食の拠点で、アートも楽しんでいただけるよう、第1回ART CONTESTで入選した14作品を八重仲ダイニングGalleyでデジタル展示します。 1.展示スペースについて ■名称:八重仲ダイニングGallery ■場所:東京建物八重洲ビル B1階 八重仲ダイニング(東京都中央区八重洲一丁目4-16) ■開館時間:施設の営業時間に準ずる ※日・祝日は原則閉館 ■仕様:アート専用のデジタル額縁を活用し、デジタル化した複数作品をプレイリストとして配信展示します。 ■展示サイズ:61㎝×61㎝(窓寸法) ■参考URL:https://yaenaka-dining.com/ 2.展示について ■プレイリスト:https://hackktag.com/playlist/1777259723253x350710939466072060 ■内容:第1回ART CONTEST入選作品(14作品) ■展示期間:2026年5月2日(土)~2026年6月9日(火) ■参加アーティスト: カワゐマユラ | 百崎万理 | なっきー | chipo | 龍雲 | ふたむらまさひこ /Masahiko  Futamura | tsuchiya | 渡邊直仁 |...

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大友良英+YCAM 新作展「即興!」 2026年10月17日(土)ー2027年3月1日(月) 山口情報芸術センター[YCAM]

音楽家・大友良英の集大成となる大規模展を開催 136日間におよぶ予測不能な「即興」的インスタレーション <先行展示も開催!《without records》2026年7月24日(金)より>メディア・テクノロジーを用いた新たな芸術表現の探求と実践を行うアートセンター山口情報芸術センター[YCAM]は、2026年10月17日(土)~2027年3月1日(月)まで大友良英+YCAM 新作展「即興!」を開催します。大友良英は、フリージャズ、即興演奏、ノイズ音楽、映画音楽など国内外の多彩なシーンで活動し、常に表現の可能性を拡張する試みに取り組んできた音楽家の1人です。 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にもある「即興」をテーマに、大友とYCAM、そしてさまざまなジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展です。YCAMで芸術表現の制作などに特化した研究開発チームの<YCAM InterLab>が共同で制作に携わります。磯崎新設計によるYCAMの建物の特徴や周囲の環境にも呼応して、多彩な音や存在がぶつかり合い、響き合う、即興の豊かな世界を開いていきます。 本展開催に先駆け7月24日(金)より大友良英と美術家・青山泰知、エンジニア・伊藤隆之との共作、サウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。また、10月17日(土)からは、音楽家・坂本龍一へのトリビュート作品《DUO》、現代美術家・持田敦子とのダイナミックなインスタレーション、さらに音楽家・Sachiko Mと大友のユニットFilamentによる野外のサウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》を公開します。 感覚を開き、多様な他者との即興が繰り広げる予測不能な136日間の実践にご期待ください。 大友良英から本展開催に向けてメッセージ今回の展示のテーマは「即興!」です。 2008 年にYCAM と本格的なコラボレーションを行った「ENSEMBLES」展は、私の創作において大きなターニングポイントにもなった作品で、多様な人々との「協働=アンサンブル」が当時の大きなテーマでした。震災やパンデミックを経て、「協働=アンサンブル」をより豊かなものにするのは「即興」ではないか、そんな思いを強くしています。 私の音楽にとって「即興」は根っこと言えるくらい大切なものですが、多くの創作にとって、もっと言ってしまえば、この先の社会にとっても「即興」はとても重要なもの、根本にあれば社会はより豊かになるもの、そう思うようになりました。 前回の展示から18年の時を経て、私自身の出発点を見つめることになるであろう「即興」をテーマに、YCAMやさまざまな人たちとの新たなアンサンブルを始めたいと思います。  大友良英 本展のみどころ1. 大友良英「即興」の集大成となる大規模展大友にとって「即興」は、創作の発想の根幹にあるものです。あらかじめ決められたものを再現するのではなく、演奏が行われる場を構成する共演者や聴衆、環境などのさまざまな要素との相互作用により生成される表現や、コミュニケーションを基盤とすることが大友にとっての「即興」です。単に個人の表現として作品があるのではなく、多くの人々の即興的ともいえる協働の結果として作品が生まれるという考え方がその根底にあります。本展は大友にとっての「即興」という考え方やその実践を、展示作品として集大成し、表現やコミュニケーション、人や社会との繋がり方として「即興」的であることの意義を問いかけます。 2. トリビュート作品 坂本龍一との即興演奏を生成するYCAMともゆかりの深い、音楽家・坂本龍一と大友は、これまでピアノとギターというシンプルな編成で多くの即興演奏を行ってきました。大友による坂本へのトリビュート作品《DUO》は、AI等の音響解析や再現の技術は一切使わずに、ギターとピアノを物理的な仕組みによって鳴らすことで、2010年代の坂本と大友の即興演奏の特徴を再現します。本作品のためにYCAM InterLabは、大友によるギターの即興演奏の特徴を抽出し、自動演奏する装置を開発。また大友による監修の元、坂本の残したピアノの打鍵データ(MIDI)から即興演奏の特徴を再現。本人たち不在のもとで、永遠に演奏を生成し続ける作品です。 3. 18年ぶりのYCAMとのコラボレーション2008年にYCAM で開催された大友の初の展覧会「大友良英/ENSEMBLES」は、それまでの音楽活動をさらに拡張する試みとして、多くのアーティストや市民との協働がテーマでした。YCAM全館を使って展示された、4つのサウンド・インスタレーション作品全てにおいて、その場で音楽が生成され、二度と同じ瞬間が訪れない仕組みをYCAM InterLabとの協働で開発しました。YCAMでは、その後も坂本龍一をはじめ、国内外の数々のアーティストとの協働を実現してきましたが、18年の時を経て再び大友とのコラボレーションが実現します。 ▼先行展示|会期:2026年7月24日(金)~サウンド・インスタレーション《without records》ポータブル・レコードプレイヤー約100台使用本展開催に先駆け、7月24日(金)より、YCAMのホワイエで、大友良英、美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之の手によるサウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。本作は2005年に大友が最初に手がけた展示作品で、その後もさま ざまな姿に発展し、国内外で発表、2008年にもYCAMで《without records》の大規模展示が行われました。「即興」と「協働」を基本に置いた本作品は、今日に至るまで大友の展示作品の根幹であり続けています。10月17日(土)より開催される本展で発表される3つの新作展示のルーツともいえる《without records》が、これから制作される3つの新作をつなぐ回廊のような、あるいは神経細胞のような役割を担います。1970年代前後に流通し、既に役目を全うした使用済みの100台ほどのポータブル・レコードプレイヤーたちが本作品の主役です。全てのプレイヤーは、多くの人たちの手により、レコードなしでプレイヤー独自の音を発するようにさまざまな方法で改造が施されます。これらのプレイヤーを星座のように配置し、自動演奏でオーケストラのようなアンサンブルを行ないます。極めてアナログな作品ですが、2度と同じ瞬間のないポータブル・レコードプレイヤーたちの永遠に続く即興的なアンサンブルを独自システムにより実現します。 ▼本展示|会期:2026年10月17日(土)ー 2027年3月1日(月) 新作《DUO》アーティスト:大友良英、坂本龍一 会場:スタジオB 坂本龍一が生前におこなったピアノでの即興演奏の運指データを使用し、大友の自動演奏ギターと共演する新作サウンド・インスタレーション作品。坂本のために特注で制作された信号制御ピアノと、YCAMInterLabが開発した大友の演奏を自動化したギターが即興デュオ演奏を生成します。 新作《"filaments" in the...

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大友良英+YCAM 新作展「即興!」 2026年10月17日(土)ー2027年3月1日(月) 山口情報芸術センター[YCAM]

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大友良英+YCAM 新作展「即興!」 2026年10月17日(土)ー2027年3月1日(月) 山口情報芸術センター[YCAM]

音楽家・大友良英の集大成となる大規模展を開催 136日間におよぶ予測不能な「即興」的インスタレーション <先行展示も開催!《without records》2026年7月24日(金)より>メディア・テクノロジーを用いた新たな芸術表現の探求と実践を行うアートセンター山口情報芸術センター[YCAM]は、2026年10月17日(土)~2027年3月1日(月)まで大友良英+YCAM 新作展「即興!」を開催します。大友良英は、フリージャズ、即興演奏、ノイズ音楽、映画音楽など国内外の多彩なシーンで活動し、常に表現の可能性を拡張する試みに取り組んできた音楽家の1人です。 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にもある「即興」をテーマに、大友とYCAM、そしてさまざまなジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展です。YCAMで芸術表現の制作などに特化した研究開発チームの<YCAM InterLab>が共同で制作に携わります。磯崎新設計によるYCAMの建物の特徴や周囲の環境にも呼応して、多彩な音や存在がぶつかり合い、響き合う、即興の豊かな世界を開いていきます。 本展開催に先駆け7月24日(金)より大友良英と美術家・青山泰知、エンジニア・伊藤隆之との共作、サウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。また、10月17日(土)からは、音楽家・坂本龍一へのトリビュート作品《DUO》、現代美術家・持田敦子とのダイナミックなインスタレーション、さらに音楽家・Sachiko Mと大友のユニットFilamentによる野外のサウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》を公開します。 感覚を開き、多様な他者との即興が繰り広げる予測不能な136日間の実践にご期待ください。 大友良英から本展開催に向けてメッセージ今回の展示のテーマは「即興!」です。 2008 年にYCAM と本格的なコラボレーションを行った「ENSEMBLES」展は、私の創作において大きなターニングポイントにもなった作品で、多様な人々との「協働=アンサンブル」が当時の大きなテーマでした。震災やパンデミックを経て、「協働=アンサンブル」をより豊かなものにするのは「即興」ではないか、そんな思いを強くしています。 私の音楽にとって「即興」は根っこと言えるくらい大切なものですが、多くの創作にとって、もっと言ってしまえば、この先の社会にとっても「即興」はとても重要なもの、根本にあれば社会はより豊かになるもの、そう思うようになりました。 前回の展示から18年の時を経て、私自身の出発点を見つめることになるであろう「即興」をテーマに、YCAMやさまざまな人たちとの新たなアンサンブルを始めたいと思います。  大友良英 本展のみどころ1. 大友良英「即興」の集大成となる大規模展大友にとって「即興」は、創作の発想の根幹にあるものです。あらかじめ決められたものを再現するのではなく、演奏が行われる場を構成する共演者や聴衆、環境などのさまざまな要素との相互作用により生成される表現や、コミュニケーションを基盤とすることが大友にとっての「即興」です。単に個人の表現として作品があるのではなく、多くの人々の即興的ともいえる協働の結果として作品が生まれるという考え方がその根底にあります。本展は大友にとっての「即興」という考え方やその実践を、展示作品として集大成し、表現やコミュニケーション、人や社会との繋がり方として「即興」的であることの意義を問いかけます。 2. トリビュート作品 坂本龍一との即興演奏を生成するYCAMともゆかりの深い、音楽家・坂本龍一と大友は、これまでピアノとギターというシンプルな編成で多くの即興演奏を行ってきました。大友による坂本へのトリビュート作品《DUO》は、AI等の音響解析や再現の技術は一切使わずに、ギターとピアノを物理的な仕組みによって鳴らすことで、2010年代の坂本と大友の即興演奏の特徴を再現します。本作品のためにYCAM InterLabは、大友によるギターの即興演奏の特徴を抽出し、自動演奏する装置を開発。また大友による監修の元、坂本の残したピアノの打鍵データ(MIDI)から即興演奏の特徴を再現。本人たち不在のもとで、永遠に演奏を生成し続ける作品です。 3. 18年ぶりのYCAMとのコラボレーション2008年にYCAM で開催された大友の初の展覧会「大友良英/ENSEMBLES」は、それまでの音楽活動をさらに拡張する試みとして、多くのアーティストや市民との協働がテーマでした。YCAM全館を使って展示された、4つのサウンド・インスタレーション作品全てにおいて、その場で音楽が生成され、二度と同じ瞬間が訪れない仕組みをYCAM InterLabとの協働で開発しました。YCAMでは、その後も坂本龍一をはじめ、国内外の数々のアーティストとの協働を実現してきましたが、18年の時を経て再び大友とのコラボレーションが実現します。 ▼先行展示|会期:2026年7月24日(金)~サウンド・インスタレーション《without records》ポータブル・レコードプレイヤー約100台使用本展開催に先駆け、7月24日(金)より、YCAMのホワイエで、大友良英、美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之の手によるサウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。本作は2005年に大友が最初に手がけた展示作品で、その後もさま ざまな姿に発展し、国内外で発表、2008年にもYCAMで《without records》の大規模展示が行われました。「即興」と「協働」を基本に置いた本作品は、今日に至るまで大友の展示作品の根幹であり続けています。10月17日(土)より開催される本展で発表される3つの新作展示のルーツともいえる《without records》が、これから制作される3つの新作をつなぐ回廊のような、あるいは神経細胞のような役割を担います。1970年代前後に流通し、既に役目を全うした使用済みの100台ほどのポータブル・レコードプレイヤーたちが本作品の主役です。全てのプレイヤーは、多くの人たちの手により、レコードなしでプレイヤー独自の音を発するようにさまざまな方法で改造が施されます。これらのプレイヤーを星座のように配置し、自動演奏でオーケストラのようなアンサンブルを行ないます。極めてアナログな作品ですが、2度と同じ瞬間のないポータブル・レコードプレイヤーたちの永遠に続く即興的なアンサンブルを独自システムにより実現します。 ▼本展示|会期:2026年10月17日(土)ー 2027年3月1日(月) 新作《DUO》アーティスト:大友良英、坂本龍一 会場:スタジオB 坂本龍一が生前におこなったピアノでの即興演奏の運指データを使用し、大友の自動演奏ギターと共演する新作サウンド・インスタレーション作品。坂本のために特注で制作された信号制御ピアノと、YCAMInterLabが開発した大友の演奏を自動化したギターが即興デュオ演奏を生成します。 新作《"filaments" in the...

【デジタルギャラリー】 八重洲ビルでアート鑑賞~第1回ART CONTEST@八重仲ダイニングGallery~

八重洲ビルB1階のデジタルギャラリーで入選作品を展示します株式会社IDEABLE WORKS(京都府京都市、代表取締役:寺本大修)は、「創造と好奇心のエネルギーを循環させるインフラをつくる」ことをミッションに、リアルとデジタルを融合したデジタルギャラリープラットフォーム「HACKK TAG(ハックタグ)」を提供しています。 東京駅から徒歩4分。日本の玄関口として、古くは江戸の商業を支え、現在は世界を牽引するビジネス街へと進化を続ける「八重洲」。その中心に立つ東京建物八重洲ビルB1階の「八重仲ダイニング」が今回の舞台です。洗練された都市機能の中にありながら、日夜多くの人々が訪れ、活気に満ちた交流が生まれる食の拠点で、アートも楽しんでいただけるよう、第1回ART CONTESTで入選した14作品を八重仲ダイニングGalleyでデジタル展示します。 1.展示スペースについて ■名称:八重仲ダイニングGallery ■場所:東京建物八重洲ビル B1階 八重仲ダイニング(東京都中央区八重洲一丁目4-16) ■開館時間:施設の営業時間に準ずる ※日・祝日は原則閉館 ■仕様:アート専用のデジタル額縁を活用し、デジタル化した複数作品をプレイリストとして配信展示します。 ■展示サイズ:61㎝×61㎝(窓寸法) ■参考URL:https://yaenaka-dining.com/ 2.展示について ■プレイリスト:https://hackktag.com/playlist/1777259723253x350710939466072060 ■内容:第1回ART CONTEST入選作品(14作品) ■展示期間:2026年5月2日(土)~2026年6月9日(火) ■参加アーティスト: カワゐマユラ | 百崎万理 | なっきー | chipo | 龍雲 | ふたむらまさひこ /Masahiko  Futamura | tsuchiya | 渡邊直仁 |...

【5月30日(土) 開催】現代美術家・森村泰昌さんと巡る1日限りのプレミアムツアー〈モリムラ@ミュージアム〉

オンラインコミュニティ「ビジュツヘンシュウブ。」(運営:オシロ株式会社)は、2026年5月30日(土)、現代美術家・森村泰昌さんを迎え、森村さんの案内により私設美術館〈モリムラ@ミュージアム〉を巡る特別訪問イベントを開催いたします。 ◼︎森村泰昌さんご本人が〈モリムラ@ミュージアム〉を案内2026年春の叙勲において、長年の芸術文化への貢献を称えられ「旭日小綬章」を受章された森村泰昌さん。1985年の《肖像/ゴッホ》以来、一貫して「なにものかに扮する」セルフポートレイト作品を通じて、「『私』とは何か」を問い続けてきました。 本イベントでは、長年森村さんの取材を重ね、深い信頼関係を築いてきた美術ジャーナリスト・鈴木芳雄さん(元ブルータス副編集長)がナビゲーターを務めます。森村さんご本人から、作品の背景や制作秘話、そして2018年に私設美術館〈モリムラ@ミュージアム〉を設立した想いなどを直接伺いながら、展示を共に巡る贅沢なイベントを企画いたしました。 現在、大阪中之島美術館では森村さんも参加する「驚異の部屋の私たち、消滅せよ。— 森村泰昌・ヤノベケンジ・やなぎみわ —」が開催中です。本イベントは、同展とあわせて巡ることで、より深く森村さんの作品をお楽しみいただける機会となります。 ぜひあわせてお楽しみください。 <イベント概要>森村泰昌さんと巡る〈モリムラ@ミュージアム〉 日   時:2026年5月30日(土)16:30 〜 18:00 費   用:「ビジュツヘンシュウブ。」メンバー 7,700円       一般 11,000円 ※別途モリムラ@ミュージアムの入館料が必要です。 お申し込みはこちら <森村泰昌さんについて>MORIMURA Yasumasa 1951年、大阪府大阪市生まれ。大阪市在住。1985年に初めてのセルフポートレイトの作品《肖像/ゴッホ》を発表する。それ以降、「わたし」という一貫したテーマを持ち、様々な題材で「なにものかに扮するセルフポートレイト」にまつわる作品を発表し続けている。制作はモチーフとなる人物/作品について、念密なリサーチとジオラマ、スタジオセットの作成、コスチュームやメイクなどの創作過程を通じ、独自の視点から対象に迫る。2018 年にはアーカイブや自主企画展示を見ることができるM@M(モリムラ@ミューシジアム)を設立。 ◼︎ビジュツヘンシュウブ。についてナビゲーターを務めるブルータス元副編集長 鈴木芳雄さん(通称:フクヘン。)とともに「アートを巡る、知る、伝える」をコンセプトにアート愛を分かち合うオンラインコミュニティ。 ここでは、まるで美術雑誌の編集者になったかのように、新たな視点や発見に出会える体験をお届けします。 世代や性別は不問、アートや美術館への知識がなくても大丈夫。大切なのは、「アートをもっと知りたい、好きをもっと深めたい」という気持ちだけ。 アートや美術館を愛するメンバー同士で交流し、知見を分かち合える場所です。ぜひ「編集部員」として、受講した内容の復習やアート好き同士での交流をお楽しみください。 ビジュヘン。に入部希望の方はこちら <過去開催イベント例>ギャラリー・アトリエ訪問 2024年12月12日 ガラス作家 三嶋りつ惠さん 公開取材 2025年3月4日 画家 横尾忠則さん アトリエ特別取材 2025年12月13日画家 会田誠さん アトリエ訪問 2026年2月11日アーティスト ヒロ杉山さん アトリエ訪問 夜の編集会議 2025年2月13日『POPEYE』 編集長 町田雄二さん トークイベント 2025年4月23日『GQ JAPAN』編集長 石田潤さん...

「Worlding − No Oars, No Shore,」を6月12日(金)より開催

上田暁子、石塚元太良、森本啓太によるグループ展ポーラ ミュージアム アネックス(東京・中央区銀座)では、上田暁子、石塚元太良、森本啓太によるグループ展「Worlding − No Oars, No Shore,」を2026年6月12日(金)から7月5日(日)の会期で開催します。 本展は、「世界はどのように立ち現れるのか」を出発点に、上田暁子、石塚元太良、森本啓太がそれぞれ異なる手法で向き合った展覧会です。上田は色彩や形態の変化を通して、像が現れかけては崩れていく過程や、出来事が生まれる瞬間を描き出し、石塚は写真表現を基点に、光や素材の扱いを拡張しながら、時間や空間が重なり合う感覚を提示します。森本は古典絵画を参照しつつ、都市の日常的な風景を描き、「光」を手がかりに現代の現実と歴史的な奥行きを重ね合わせ、見ることや認識のあり方を問いかけます。 会場では、性質の異なる三つの世界が互いに接続されることなく並置されますが、それらを同時に体験することで、鑑賞者の中に新たな関係や見え方が生まれます。 一本の紐が揺れ、波のように広がり、折り重なっていくなかで無数の襞が生まれ、その折り目ごとに異なる世界が現れる―― 本展では、こうした動きに着目し、ひとつに定まらず揺らぎ続ける世界のかたちを示します。 ∥ 展覧会概要 ∥ タイトル:上田暁子 石塚元太良 森本啓太「Worlding − No Oars, No Shore,」 会 期 : 2026年6月12日(金) – 7月5日(日) ※会期中無休 時 間 : 11:00 – 19:00 (入場は18:30まで) 入場料 : 無料 会 場 : ポーラ ミュージアム...

妖怪がテーマの没入型展覧会「動き出す妖怪展」が国際的クリエイティブアワード「MUSE Creative Awards 2026」の「Experiential & Immersive」部門で金賞を受賞。

時代を超えて愛される妖怪がダイナミックに動き出す。妖怪文化を「楽しみ、学び、体感する」新感覚のアートエンターテインメント展覧会。「動き出す妖怪展 TOKYO」は6月28日まで寺田倉庫G1ビルで開催中。株式会社一旗(代表取締役:東山武明)がプロデュースする「動き出す妖怪展(Yokai Immersive Experience Exhibition)」が国際的クリエイティブアワード「MUSE Creative Awards 2026」の「Experiential & Immersive - Exhibition Experience」部門において金賞(Gold Winner)を受賞しました。 「MUSE Creative Awards」は、米国を本拠とする国際的アワード団体 IAA(International Awards Associate)が2015年に創設した広告・デザイン・デジタルメディア領域における世界の卓越したクリエイティブワークを表彰する国際アワードで、世界各国からMUSE Creative/Design Awards両アワード合計で年間1万件超の応募が寄せられ、「動き出す妖怪展(Yokai Immersive Experience Exhibition)」が金賞(Gold...

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音楽家・大友良英の集大成となる大規模展を開催 136日間におよぶ予測不能な「即興」的インスタレーション <先行展示も開催!《without records》2026年7月24日(金)より>メディア・テクノロジーを用いた新たな芸術表現の探求と実践を行うアートセンター山口情報芸術センター[YCAM]は、2026年10月17日(土)~2027年3月1日(月)まで大友良英+YCAM 新作展「即興!」を開催します。大友良英は、フリージャズ、即興演奏、ノイズ音楽、映画音楽など国内外の多彩なシーンで活動し、常に表現の可能性を拡張する試みに取り組んできた音楽家の1人です。 本展は、大友の創作の基軸であり、アンサンブルの根底にもある「即興」をテーマに、大友とYCAM、そしてさまざまなジャンルのアーティスト5名とのコラボレーションによる新作展です。YCAMで芸術表現の制作などに特化した研究開発チームの<YCAM InterLab>が共同で制作に携わります。磯崎新設計によるYCAMの建物の特徴や周囲の環境にも呼応して、多彩な音や存在がぶつかり合い、響き合う、即興の豊かな世界を開いていきます。 本展開催に先駆け7月24日(金)より大友良英と美術家・青山泰知、エンジニア・伊藤隆之との共作、サウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。また、10月17日(土)からは、音楽家・坂本龍一へのトリビュート作品《DUO》、現代美術家・持田敦子とのダイナミックなインスタレーション、さらに音楽家・Sachiko Mと大友のユニットFilamentによる野外のサウンド・インスタレーション作品《"filaments" in the Park》を公開します。 感覚を開き、多様な他者との即興が繰り広げる予測不能な136日間の実践にご期待ください。 大友良英から本展開催に向けてメッセージ今回の展示のテーマは「即興!」です。 2008 年にYCAM と本格的なコラボレーションを行った「ENSEMBLES」展は、私の創作において大きなターニングポイントにもなった作品で、多様な人々との「協働=アンサンブル」が当時の大きなテーマでした。震災やパンデミックを経て、「協働=アンサンブル」をより豊かなものにするのは「即興」ではないか、そんな思いを強くしています。 私の音楽にとって「即興」は根っこと言えるくらい大切なものですが、多くの創作にとって、もっと言ってしまえば、この先の社会にとっても「即興」はとても重要なもの、根本にあれば社会はより豊かになるもの、そう思うようになりました。 前回の展示から18年の時を経て、私自身の出発点を見つめることになるであろう「即興」をテーマに、YCAMやさまざまな人たちとの新たなアンサンブルを始めたいと思います。  大友良英 本展のみどころ1. 大友良英「即興」の集大成となる大規模展大友にとって「即興」は、創作の発想の根幹にあるものです。あらかじめ決められたものを再現するのではなく、演奏が行われる場を構成する共演者や聴衆、環境などのさまざまな要素との相互作用により生成される表現や、コミュニケーションを基盤とすることが大友にとっての「即興」です。単に個人の表現として作品があるのではなく、多くの人々の即興的ともいえる協働の結果として作品が生まれるという考え方がその根底にあります。本展は大友にとっての「即興」という考え方やその実践を、展示作品として集大成し、表現やコミュニケーション、人や社会との繋がり方として「即興」的であることの意義を問いかけます。 2. トリビュート作品 坂本龍一との即興演奏を生成するYCAMともゆかりの深い、音楽家・坂本龍一と大友は、これまでピアノとギターというシンプルな編成で多くの即興演奏を行ってきました。大友による坂本へのトリビュート作品《DUO》は、AI等の音響解析や再現の技術は一切使わずに、ギターとピアノを物理的な仕組みによって鳴らすことで、2010年代の坂本と大友の即興演奏の特徴を再現します。本作品のためにYCAM InterLabは、大友によるギターの即興演奏の特徴を抽出し、自動演奏する装置を開発。また大友による監修の元、坂本の残したピアノの打鍵データ(MIDI)から即興演奏の特徴を再現。本人たち不在のもとで、永遠に演奏を生成し続ける作品です。 3. 18年ぶりのYCAMとのコラボレーション2008年にYCAM で開催された大友の初の展覧会「大友良英/ENSEMBLES」は、それまでの音楽活動をさらに拡張する試みとして、多くのアーティストや市民との協働がテーマでした。YCAM全館を使って展示された、4つのサウンド・インスタレーション作品全てにおいて、その場で音楽が生成され、二度と同じ瞬間が訪れない仕組みをYCAM InterLabとの協働で開発しました。YCAMでは、その後も坂本龍一をはじめ、国内外の数々のアーティストとの協働を実現してきましたが、18年の時を経て再び大友とのコラボレーションが実現します。 ▼先行展示|会期:2026年7月24日(金)~サウンド・インスタレーション《without records》ポータブル・レコードプレイヤー約100台使用本展開催に先駆け、7月24日(金)より、YCAMのホワイエで、大友良英、美術家の青山泰知、エンジニアの伊藤隆之の手によるサウンド・インスタレーション《without records》の先行展示を行います。本作は2005年に大友が最初に手がけた展示作品で、その後もさま ざまな姿に発展し、国内外で発表、2008年にもYCAMで《without records》の大規模展示が行われました。「即興」と「協働」を基本に置いた本作品は、今日に至るまで大友の展示作品の根幹であり続けています。10月17日(土)より開催される本展で発表される3つの新作展示のルーツともいえる《without records》が、これから制作される3つの新作をつなぐ回廊のような、あるいは神経細胞のような役割を担います。1970年代前後に流通し、既に役目を全うした使用済みの100台ほどのポータブル・レコードプレイヤーたちが本作品の主役です。全てのプレイヤーは、多くの人たちの手により、レコードなしでプレイヤー独自の音を発するようにさまざまな方法で改造が施されます。これらのプレイヤーを星座のように配置し、自動演奏でオーケストラのようなアンサンブルを行ないます。極めてアナログな作品ですが、2度と同じ瞬間のないポータブル・レコードプレイヤーたちの永遠に続く即興的なアンサンブルを独自システムにより実現します。 ▼本展示|会期:2026年10月17日(土)ー 2027年3月1日(月) 新作《DUO》アーティスト:大友良英、坂本龍一 会場:スタジオB 坂本龍一が生前におこなったピアノでの即興演奏の運指データを使用し、大友の自動演奏ギターと共演する新作サウンド・インスタレーション作品。坂本のために特注で制作された信号制御ピアノと、YCAMInterLabが開発した大友の演奏を自動化したギターが即興デュオ演奏を生成します。 新作《"filaments" in the...

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